ドイツで釣りをするには、釣り免許とその地区で発行される許可証が必要です。
(旅行者は除く。)
免許取得には30時間の授業のあと、学科と実技の試験を受けます。
学科試験の内容。
- Allgemeine Fischkunde (魚についての一般的な基礎知識)
- Spezielle Fischkunde mit einheimischen Süßwasserfischen und Meeresfischen (在来種の淡水、海水魚の生態、繁殖など)
- Gewässerkunde (海、川、湖といった魚の棲息地について)
- Gerätekunde (Theorie) (釣り道具)
- Natur- Tier- und Umweltschutz (自然、動物、環境保護)
- Gesetzeskunde (法的な規則)
専門用語さえクリアすれば設問自体はそれほど難しくはありません。(質問はだいたい2ー3文。)
上記の6つの専門分野から10問づつ出題され、60問中45問正解しなければならないことと、
それぞれの専門分野で6問以上の正解が必要。
授業の初めに質問と答えの例が配られて、”これだけ覚えれば問題ないから”と
言われたのにもかかわらず、本まで借りて勉強したため最後はこんがらがって苦労しました。
初めから丸暗記すれば良かったと後悔。
頭を抱えて勉強するほどのものではなく、内容は広く浅くと言う感じ。
頑張って免許を取ったら、ガンガン釣れる!ーというとそうではなく
修行僧のような忍耐を養う日々が続くのです。
それでも試験勉強で学ぶことは多い。
キャッチ&リリースって本当はドイツの規則上、禁止されているとかね。
*魚釣りはただ人間が楽しむためのものではないという観点から。
でもみんな堂々とやっています。
ー忍耐ー
実技試験の内容は、こちら→ドイツ釣り試験ー実技編
試験について(ドイツ語)
http://lsfv-nds.de/cms/index.php?page=fischerprufung
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