Tuesday 31 July 2012

Hecht Rezept パイクを食す


この前のパイク、完食させていただきました。

台所に持ってくると、やっぱり大きい。



塩コショウ、薄力粉をまぶして、フライパンで軽く焼き目をつける。
直径30cmのフライパンは小さすぎた。。。


in der Pfanne kurz braten 

セイボリーというハーブの乾燥させたものと

Bohnenkraut

白ワイン、レモンを乗せて、オーブンに放り込め!

im Backofen 40Min. braun backen

これぞ、海の男料理。海でも男でもないけど、一番簡単な料理法なので気に入ってます。



Hechtleber


肝も食べてみたけど、ちょっと臭かった。


パイクにはこの”イプシロン(Y字)骨”という中骨があるのですが、尾鰭から15cm位の

ところにはないので、この部分をムニエルにすることが多いです。


久しぶりの肉厚なお魚。


おいしかったけど、3人でも完食ならず。


残りをジャガイモと混ぜてコロッケにしてみた。

Hecht-Krokette

必死でコロ助の歌を思い出しながら作ったので、半信半疑。


まぁまぁってところでした。キャベツはどうした。

レストランなどでは、高級食材として扱われているお魚なので、いろいろなレシピを試してみたい

ものです。釣れればね。




おまけ。パイクの牙。


こんなものに噛みつかれたら大変だと改めて感心。

タモとフィッシュグリップは忘れずに!






Sunday 29 July 2012

Hecht again パイクに再挑戦する女


パイク捕獲作戦の次の日。

やっぱり悔しかったのかな。ぼんやり空を眺めてみる。

北ドイツにありえない蒸し暑さ。Unwetterwarnung(嵐警告)まで出ている。

夜の7時、車を走らせている自分がいる。負けず嫌い?



”太陽にほえろ”的な真っ赤な夕日を背に(また裕次郎か。)

昨日のミニチュア版とは違う川の大きさに戸惑いながらもルアーを投げ込む。


重たい空気、今にも空が割れそう。

分厚い雲が押し寄せてきて一気に暗さが増してきた頃、

スウェーデン人の書いたルアー本を思い出して、初めて真っ白なスピナーを投入。

3投目で、きたッ!


Hecht: 70cm
kurz vor dem Gewitter

森本さーん(仮名)、見てるー?

うっほーい!


スウェーデン人様様やね。

1週間続いた猛暑で水は濁りっぱなし、雷雲のせいで薄暗い夕暮れ。



このまるまる太った体系、長さは同じでも森本さんのヤツより重量で勝ったね。もういいって。。

十分に人生を謳歌したであろうと思われるので、今日はお持ち帰りさせていただきます。

料理編はまた今度。


Petri Dank!




Friday 27 July 2012

Hecht-Buster パイク捕獲大作戦!



朝、対策本部に電話が入る。

住人Aさんの証言によると、Aさん宅の池で飼っている鯉や鮒科の魚が年々減っているという。

Aさん自身も池に侵入したであろう巨体を実際目にしたことがあるが、捕獲の方法が分からず、

当対策本部に相談したとのこと。


対策会議の結果、動きのない高気温の日中を避け、夜8時に決行する。


問題の池。


池???川?


軽い散歩くらい出来そうな。。。


地下水を引いているとか。。。

ああ、感心してる場合じゃない。作戦を開始せねば。

高そうな日本の鯉も泳いでいるし。


浅瀬があったり、ほんとに川のミニチュア。


睡蓮の下も怪しそう。


小島に架かる橋なんかもあったりして、橋の下へ投げ込み。

ルアーフィッシング練習場と化したAさん宅。


小一時間が過ぎようとした頃

”Kescher! 網もってこいー!”


おわぁっ!


70cm! 
川がミニチュアなだけにデカっ!


ゲットしたのは対策本部長の森本さん(仮名)。

使用したのはスピナーベイト。

mit spinnerbait

くやしいわー。そこ、私がさっきまで粘ってたところだったのに。

ま、いいわ。無事捕獲できたし、さあ河なり湖なりに戻しにいきましょう。と思ってた私。

Aさん: さぁ、締めてくれ!

あっ、オレ捌けないから、捌いてくれる?

おっさん、食べんのかい!!


捌くために連れていかれたところが、自宅に設けられた屠殺場(!)。


ジャーマン ワイヤーヘアード ポインターがお待ちかね。


顔がアカとそっくり!


リモコンで高さを変えられる機械にパイクを吊るして遊んでみたり

ハンターのAさん、超ご機嫌。


その後、ご褒美のおいしい白ワインをいただいて帰って参りました。


こういうことって、よくあるそうです。

鳥の足なんかに卵がついたまま、違う水場に魚が移動するケース、

知らない間に、モンスターの住処になってしまうことが。

もし、あなたの池にも同じような現象が見られましたら

ぜひ当対策本部までご連絡ください!





Tuesday 24 July 2012

Johanniskraut-Öl 薬草オイルを作ってみる


Die Johanniskräuter (Hypericum) 日本語名はオトギリソウというらしい。


こんなところや


こんなところ、


線路脇なんかの乾燥したところに自生しています。

いわゆる雑草ですが、これが常備塗り薬に変身。



この黄色い花の部分を摘み取り、瓶に詰めて花がひたひたになるくらいに

オリーブオイルか植物油を注ぎ込みます。日の当たる暖かいところに置いてあげて

たまに瓶を振ってあげるだけ。



3ー6週間待って、オイルが真っ赤に染まれば出来上がり。

傷口や火傷の跡に直接塗ったりしています。

昔、”あかちん”ってありましたね。 成分はまったく違いますが、同じような使い方をしているし

色も似ているので私はあかちんと呼んでいます。その度にアカ犬が寄ってくるけど。

スリ傷への効き目は抜群。実証済。

試したことはないけれど、筋肉痛や神経痛にも効くらしい。


とはいえ、黄色い花なんてそこら中にあって見分け辛いですよね。

私はまずネットや図鑑で、花の形と葉っぱの形を覚えます。花の形は同じでも葉っぱの形で

見分けがつくことが多いです。手書きのイラストの方が特徴が強調されているのでわかりやすい。

さらに、背の高さ、繁殖地が分かれば探しやすくなります。


市販のものもありますが、この時期どこにでも咲いているので

化学製品が苦手でよく転ぶ人!は試してみてください。


*オイルを塗った後の日光浴は避けましょう。かぶれることがあります。ぴんぽんぱんぽん。




Sunday 22 July 2012

夜釣よ今夜もありがとう


変なタイトル。
昨日一人でスナックごっこしてたのバレるね。

まだ頭の中で曲がぐるぐる回ってる。勝新バージョンはこちら”夜霧よ今夜もありがとう”


今日も雨が降ったり止んだりのぐずついた天気でしたが、夜の7時を過ぎた頃から

パァーと青空が広がってきました!

  


雲も千切れてきたから、これならお天気持ちそう。

そそくさと釣りの準備。

たぶん、みんな考えていることは同じで、釣り場に着いたら2台の車が留まっていた。

一人のおじさんは、30cm超のパーチをすでにゲット。期待高まるわぁ。




水辺はまだちょっとひんやり寒い。約15度。

雨の寒い日が続いた後、パーチは太陽の差し込む平らな暖かいところに寄ってくるらしいので

そんなポイントを目指して歩く。


カウリー(Kaulbarsch) 18cm

この魚にしては、かなり大きめだったので嬉しくて記念撮影。


魚は居る。しかも活動的。

でもアタリが合わせられない。。。

ない腕がさらに落ちたか。


ウジ餌のほうは、



Güster というブリームの仲間が次々に掛かってくる。

今日は撒き餌にバニラ味を加えたのが失敗だったのか。


久しぶりの釣りだったのに冴えない結果。

まだまだ精進が足らないな。



Thursday 19 July 2012

Teich voll 池まんたん


今日も雨ですね、ドイツ。ため息。



今年始めた庭の活造り、もとい池作り。

この前までアカのお気に入りの遊び場でした。

am Anfang Juli.


このカーブのところをぐるぐる斜めになって走り回るのがおもしろかったみたいで

一日中回っていました。一つのことに夢中になるタイプです。飽きやすいですが。。


当初の計画では、”冬になる前にいっぱいになったらいいなぁー” と。


ここ2週間、頻繁に大雨に見舞われたここ北ドイツ。


2 Wochen später schon voll.

溢れるわ!

Das kann wohl nicht sein!?



Tuesday 17 July 2012

BS & Hannover 再びブラウンシュヴァイクとハノーファー


最近頻繁に訪れているブラウンシュヴァイクとハノーファー。

今回も私用と仕事を兼ねてぶらぶらしてきました。

友達と待ち合わせて公園を散歩して喉が乾いたので”オーカーカバナ”で休憩。

copacabanaを文字ってつけられたオーカー川沿いにつくられた人工ビーチ。



白鳥の親子を発見。どこに行っても似たような写真を撮っている私って。。。

夏は賑わうこの偽ビーチも日曜なのにガラガラ。

ドイツ寒いねん!

カバナな雰囲気など味わえるはずもなく移動。

近くの居酒屋レストランGambitでごはん。ここ、安くてボリューム満点なので庶民の味方。

この辺、少し前までガラ悪かったけれど、きれいに区画整理されていた。

それでも奇妙な立ち飲み屋と怪しいキオスクはまだ残っていて、なんとなくほっとする。

こういうのが町の変な美化政策でなくなってしまって困るおじちゃんたちもいるからね。



友達の家で一夜を過ごし、朝のコーヒー飲んでいると無数のツバメが建物の間を

飛び交っている。



ちょっと写真じゃ見えないけれど。

田舎なのにうちの近くは、農場の害虫駆除でツバメが少ない。

なんだかなぁと思いつつもハノーファーに移動。


駅からてくてく歩いていると日本の物産品店を発見。その名もder Japanladen。

畳が目についたので値段を聞いてみると、一畳135ユーロ。高いのか安いのかわからん。

日本産だともっと高くなるらしい。これはタイ産。

おじさんが日本人の私に四畳半の説明をしだしたので、日本には無農薬の畳がある話を

してみると、 無農薬の日本産であろうが輸出される時にコンテナごと殺虫剤をかけまくるので

どっちみち一緒という話にそれもそうだと納得。やさしいおじさん、がんばってね。


電車の時間まで少しあったので、田舎にはないアジアショップで買出ししようと向かっていたら、

Sale Sale Saleの文字に吸い寄せられてまたしょうもないもの買ってしまった。


反省の電車のなか、ブレーメンに近づいてくると増える(個人的意見)おばちゃんのグループ。

リキュールの小瓶をいい感じの勢いで空けているグループ。

お酒のせいか普段もそうなのか声が大きくて、話している内容が下品。

注意したら、100倍になって返ってくるから誰も何も言わないんだろうな。我慢。



ブレーメンの駅にいた集団訓練中の犬たち。

ストレスMaxになってたけど、かわいい子たち。

ああ、また雨降ってきたよ。いいかげん釣りに行きたいよ。





Thursday 12 July 2012

危険な花と色っぽい花と


菜園の一部を実験ほったらかし区域に指定しているのですが、

かっこいい草は抜かずに置いておいたら



花畑に!

この白い花、芥子の一種だと思い調べてみたら、芥子って種類が豊富なんですね。

うちの子はどの種類かと引き続き調べていたら、


アフガニスタンで育てられているものに似てる。。。

へっ!?


花の後はこういう実をつけます。



これに切り目を入れて、、、って、あかんって!

あくまで鑑賞用です。



こちら、Nachtkerze(メマツヨイグサ)。

北アメリカ原産ですが、ヨーロッパのあちこちで自生しています。




夜になると花を咲かせる色っぽい奴。

夏の夜長を外で楽しむ人にお勧め。



今日のお供は焼酎のお湯割と100円しない瓶詰ピクルス。

これが結構おいしいのさ。

酢漬けの唐辛子と生のディルを加えて漬け込んだら、B級居酒屋メニュー。

あるもので賄えるようになってきたドイツ生活?年目。

もうちょっとがんばってみるか。




Tuesday 10 July 2012

Schwäne am Angelplatz 白鳥とパーチ釣り


今日のゲスト。


この辺に居ついた野性のツガイの白鳥。


とてもシャイです。

公園なんかにいる白鳥やガチョウとはちょっと違いますね。

そんな公園の近くに住んでいたことがあるのですが、攻撃されまくっている人達を

たくさん観察しました。実際私も家の入り口に陣取られて、帰るに帰れなかったことがあります。

トイレットペーパーの束を振り回してやっと追い払いましたが、

みなさん気をつけましょう。かなり手強いです。


自然観察はさておき、今日はエサ釣りでパーチを狙いました。



 Flussbarsch : 23cm, 25cm

このヨーロピアンパーチ、スズキ目に属した肉食の魚で美味。

こればかり釣れればいいのだけれど、

この子がやって来る。

 Kaulbarsch (通称カウリー)

一応パーチの仲間ですが、10ー15cmくらいで頭が大きく骨だらけ。

釣れるとがっかりする。


がっかりが続いていると。。。



先程の白鳥!

写真では小さく見えますが、実際は頭上をワッサワッサ飛んでいきました。

モスラの羽ばたき音くらい大きい。


ちょっと仲良くなれた気がした。一方的に。。