Thursday 27 September 2012

Pilze-saison きのこのこのこ



このところ雨続きの北ドイツです。

日本だと、やっと涼しくなって鈴虫の音色にうっとりしたり、新サンマにすだちを絞って

ウキウキしたり素敵な秋を楽しめるのですが、ここ北ドイツは寒くなるだけ。

またあの長くて暗くて厳しい極寒の冬がやってくるかと思うと気分も落ち込みがち。

しかもこんなにじとじとと雨に降られるとさらに気分どん底に。

しかしこの雨は何かを呼ぶ。

きのこ。


雨雨降れ降れです!

さあ、犬君探したまえ。


わんわん。



こちらは全て、食べられないか、猛毒か、お腹を壊すか、ハイになるか、知識のない私は

食べないものか、です。

だめじゃないかー。犬君!


名誉挽回、きのこ初心者の私でも分かる子も見つけましたよ。



これはRöhrlinge(Boletaceae) イグチ科のきのこ。

裏面のスポンジのような小さな気泡が目印で、Steinpilze ポルチーノもこの仲間。



これも分かり易い。Krause Glucke(sparassis crispa) ハナビラタケ。

オシャレな女性のバスルームに有りそうなやつですが、森の中では木の根元に有ります。


おまけは


木に切り刻んでまでこの絵を表現したかったのか?





Wednesday 26 September 2012

noch Angelsaison じゃがいも大国の釣り事情



ただいま。

昨日出張から帰って来ました。

まだドイツの高速道路を走れない私は、電車の旅。ドイツの高速怖すぎます。。

直線距離だと近いところも、電車だとグルッと遠回りをしなければならないのが

田舎生活の不便な点でもあります。まあ、電車は環境にやさしいと思えばいいのですが

それにしても運賃高すぎ。今日の新聞でまた運賃の値上げが出ていましたね。


旅に出ても水辺が気になる釣りにんげん。さあここはどこでしょう?





最近仕入れた”じゃがいも大国の釣り事情”。(誰も知りたくもないと思うけど書くよ。)

この辺には収穫後のジャガイモを洗う工場があるのですが、その排水が川に流れ込む所が

熱いらしい!


ちょっと見にくいですが、いるいる何千という小魚たち。

畑の土に混ざった微生物や虫が排水に混ざって流れてくるんですね。
(もちろん農薬や化学肥料も流れ込むのは言うまでもないですが。)

ここ何週間、このホットスポットに通っていますが、この前のデカパーチ以外は

子供パイクに子供パーチに遊ばれている状態。責任者出て来いっ (古い。。)

親はどこに?

うちで飼っている熱帯魚版パーチを観察していると、子供たちは盛んに餌を求めて泳ぎ回る

ものの、親たちは自分の陣地から離れない。

これが川でも他の魚でも同じであれば、地道に陣地を探し回るのがやはり一番効果的なのかも

と考え始めています。


 こちら、最近お気に入りのこの辺じゃアーバンな雰囲気漂うスポット。







Saturday 22 September 2012

何もない休日ーきゅうりのキューちゃん編



日曜日はお店が閉まってしまうドイツ。

何年住んでも慣れないこのシステム、うっかりしてひもじい思いをすること多し。


お日様の具合を気にしながら、きのこを探しにいくことに。



きのこ探索犬に育てることにしたので訓練。探せ探せ。


おっ、けもの道発見!道は反れるがついて行ってみよう。


穴熊さんのお家でした。

きのこはもうちょっとという感じ。去年は当たり年だったので今年も期待したいところだけれど

朝夕の気温差がそんなに大きくない=昼間も寒いのでどうなることやら。

きのこ編はまた今度。


ということで、釣りに行くことに。(買い物行けよ!)



日が差したり曇ったりしている中、パーチを狙うもアタリなし。



スピナーバイトにしがみついてきたアメリカザリガニ。

何かの為にと携帯していた皮手袋が役に立った日。見える?挟んでるっしょ?カニィー


ふん。。どうしよう、冷蔵庫空っぽ。


収穫もほぼ終盤を向かえ、苦味が出てきたきゅうり。




日本で流行っている(?!)自家製キューちゃんを真似して作ってみました。

おいしすぎる。なぜ今まで作らなかったんだろう。。もう胡瓜ないよー


それと、庭で腐りかけているりんごを拾ってきて、これまた腐りかけているバナナも入れて


 ケーキ?


明日は日曜、キューちゃんとケーキの組み合わせかぁ。


この人(私)、きっと釣りに行くよ。




Thursday 20 September 2012

クララおばあちゃんの Stuten



近所のクララおばあちゃんがシュトゥーテンというケーキを持ってきてくれました。


カステラと食パンの間みたいなパンケーキ。

みなさんのおかげで、近所のおばあさんたちのアトラクションになりつつある私の菜園。

時々菜園の間をゆらゆらと白髪の頭が揺れていることがあります(勝手に立ち入りOKな庭)。

その中でも、まめに訪れていただいている(笑)クララおばあちゃんに野菜をおすそ分けしたら、

このパンケーキが届けられました!

分厚く切ってバターをたっぷり塗った上にハムやチーズを乗せて頂きます。

甘しょっぱくて、おいしい。

3枚くらいペロっと食べちゃうから、自分で作るのは面倒。パン屋さんで購入する。”と

知り合いのおばさんは言ってたけど、日本人には3枚ペロっは無理。結構ヘビーです。

ちなみにStuteはメスの馬を指す言葉でもあるので、ネットで調べると違った方向に向かって

しまうのでご注意を。



昔羊が飼い放されていた部分のりんご園もそろそろ収穫の時期。

実が成ってないって?

このりんご、昔の品種で緑色もしくは茶色の生で食べられないタイプ。残念。

あ、ちゃんとした(?)りんごもありまする。



落ちているりんごの方が多い気もする今日この頃。

トリの餌になるか、


犬のおもちゃになります。

芝生もボウボウですねー。

訪れたおばあちゃんは毎回”仕事がいっぱいね。”と言って帰っていくのも分かる。

芝刈り機の運転でも練習するかな。。





Tuesday 18 September 2012

Flussbarsch ついにデカパーチ


すでに冬到来の気配漂うドイツです。

朝夕は気温6、7度。




空もこんな感じに。


仕事が忙しいので写真だけでもと。

 Flussbarsch: 35cm

今年最大のパーチ。スピナーバイト(残念ながら市販の)で。

って、釣りにいく時間はあるのかい!って突っ込みたくなりますが、

夜になる前の2時間だけ時間をちょうだい!





Saturday 15 September 2012

70er Tomaten 70年代のトマト



70年代といえば、何を思い出されるでしょうか?

私の回りは80年代生まれが多く、70年代生まれの私は肩身が狭い。

アリスクーパーファンの偽名を掛けられたり(好きだったことは一度もない)

ウッドストックで青春を謳歌していたなんて言われたり(それ、60年代)

人の先入観って本当にいろいろ。。



さて、トマトですが、ドイツ人のトマト栽培にかける情熱は、暖かい国への憧れなのか凄いです。

”あそこの家のトマトはいつも一番先に赤くなる”とか"一番たくさんの実をつけている”とか

真剣に話していたりします。

その戦いに挑むべく、今年は13種類のトマトを植えてみました。アホですね、私。


元にわとり小屋の壁際に9種類。

南側に面した壁の保温効果&直接雨が当たらない屋根付き。



ビニールハウスにイタリアントマトを3種類。

おーい、犬君、ここ立入禁止。


勝手に出てきた去年の子は外でもすくすく育ってくれました。






壁際の9種類は、春の野菜フリーマーケット(?)で農家のおばさんから苗を購入。

Green Zebra
Money Maker
Tigerella
Gelbe Wildtomate
Gelbe Dattelweintomate
Black Cherry
Balkonstar
Zuckertraube
Goldene Königin

70年代のトマトということで調べて見ましたが、特に根拠は見当たらず、

いわゆる”古い品種”のようです。古い=70年代。。。


で、この時代遅れのトマトたち、病気や悪天候に強いと言われ

去年は病気で散々だったので思わず”全部ください”と買ってしまったのでした。

それでも、そんなにトマトが好きなわけではなく、どんなトマトが出てくるのかも分からず、

初めは疑心暗鬼で味見していました。

”黄金の女王様”なんて凄い名前が付けられているトマト、名前と味のギャップがありすぎて

一口目は吐き出しそうになりましたっけ。

なんとも情けない味なんだけど、いわゆるトマトらしい味。食べているうちに、古ーい記憶が呼び

戻されて ”ああ、昔のトマトってこんな味だった。”と懐かしい思い出に浸ってみたり。。


毎日ソムリエ如く、半分に切って匂いを嗅いでから、口の中でモゴモゴ味わううちに

トマトの味の奥深さを知ることが出来て予想以上に楽しんでおります。




緑に黒にオレンジに黄色に縞々模様。目も楽しまさせてくれます。




こちらトマトアトラス(ドイツ語)

http://www.tomaten-atlas.de/startseite








Wednesday 12 September 2012

hand-made spinnerbait パーチ用*スピナーバイト



パーチ用のスピナーバイトを作ってみました。



いつも愛用していた物が痛んできたので買い換えようと同じ店に行ってみたら売り切れ。

安物だったから入荷する予定もなし。そうゆうことって良くある気がする。

人気のないものが自分にぴったり合っているなんてこと。

 
ちょっと小さめ軽めにしてパーチを狙いたい。



Barsch: 27cm

どうよ!

って言うほどじゃない。2週間近く持ち歩いて、常に登用してやっと成果がでた。

狙った魚の為に作って、狙った魚が釣れることがこれほど嬉しいとは!

ちゃんと上唇にかかってるし。

このスピナーバイト、動きもわりと良かったのだけれど、体に対して重みがあり過ぎて

意外と早く沈んでしまうのが欠点かなと思ってました。 でも今日はその欠点を活かして

底で跳ねさせていたらアタリ続発。でも今までにない感覚。グンと吸い込まれて次の瞬間

何もなかったような感じ。後で釣りの先輩に聞いてみたら、”それザンダーだよ。”

ザンダーは獲物を口に吸い込んで、麻痺させてから頭から獲物を飲み込むそうです。

餌じゃない物が口に入ったらそのまま吐き出してしまうので瞬時に対応する必要があるそう。

パーチはその麻痺させた魚を横取りするためにザンダーと共に行動する習性があり、

今日のパーチはその横取り君。


はぁ 諦めなくて良かったー。

実際、途中で投げ出しそうになったもの。。

でもこれ、ザンダー用スピナーバイトとも言える。釣れればそうしよう。



こちら、作り方を撮ってみました。時間のある人は見てって。




ご鑑賞ありがとうございました。