Monday 23 April 2012

トーナメントでパイクに惨敗



日本人女性 ドイツのフィッシングトーナメントに初参戦


と書くと、すごくかっこいいですが、正確には

近くの村の釣り協会が主催する釣り大会に参加してきました!






大雨ー小雨ー大雨ー小雨+冷たい北風、時々雷

という悪天候にもかかわらず、14歳の子供から80歳のおじいちゃんまで

約40人が参加。

会長さんの挨拶、釣り場の発表があると

近くの釣り場にダッシュする者、

車に乗り込み狙いのポイントに向かう者。

もう普段トラクターしか通らない農道はパリダカ状態。


兄貴分っぽい人が”俺について来いっ”と言ってくれて、中古の軽自動車でがんばって

ついて行ったけれど、つわ者は近道を知っていたりして、すでに何台もの車!兄貴ィ~

ルールは
*制限時間3時間
*竿は一人3本まで
*疑似餌、魚を餌にするのは禁止
*パイク、ザンダー、ナマズは対象外
*撒き餌は一人1リットルまで

私は3本操る自信がなかったので

1本はStippangeln(のべ竿でウキ釣り、エサ:Pinky) 
2本目は置き竿にして、Grundangeln(底釣り? エサ:ミミズ、ウジ、とうもろこし)

1時間経過 ピクリともしない。

2時間経過 極小のアタリのみ。

手も悴んできたところ、かすかに太陽が顔を出す。

すかさず水面に撒き餌をばら撒いて小魚を呼び寄せようとした瞬間

大きな水しぶきとともに巨体が姿を現した。

愕然

しばらく呆気にとらわれ、残り時間30分あったけれど帰り支度をすることに。

となりのアングラーも首を振りながらお片付け。

イヤーな予感はしていたんだ。超低気圧に昨日に比べ気温も低下。

私は"Hecht-wetter"パイク日和と呼んでいる。


集合場所に戻り、豆よりソーセージがたくさん入った熱々の豆スープを頂き、

計量&授賞式

釣れた人は40人中たったの7人。

それでも結果を出してくるセミプロアングラーがいるんですね。

1位は4kg超のブリーム。


うぅグロい(魚君ごめん)

これはドイツ内でも記録ものじゃないかな。2位も2kgのブリーム(2人は兄弟アングラー)。

後で調べてみると、この川で巨大ブリームがよく釣り上げられているらしい。

ブリームファンの皆さん、こっそりポイントお教えしますよ。

その他は小さめの魚1ー2匹。

いろいろな人にインタビューしてみましたが、みんな揃って散々だったと。

アタリ一つなかったという人も多かった。

あんなハンターが水中をうろうろしているんだもん、当然。

それでも楽しかった~

ドイツ生活も短くないけど、こんな陽気で気さくなしらふの集団は初めてかも。

おじいちゃんアングラーに貴重な情報も教えてもらったし。

また参加するぞー



最後はドイツ釣り人版一本締め

会長: ペトリ! (ドイツのえべっさん)

みんなで: ハイル! (ご存知の方が多いのでは)

を元気に3回繰り返し閉会。





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