Saturday 24 November 2012

Flunder, ブレーメンでカレイ釣り



お久しぶりです!

そんなこんなで時が過ぎ、すっかり真冬になった北ドイツです。

朝の散歩もこんな感じ。寒さにカーンと頭を叩かれて、目を覚ますのには良い季節になりました。



さて、先々週のことになりますが、ブレーメンのヴェーザー川(die Weser)でカレイ釣りに誘われ、

行って参りました!

誘ってくださったのは、近所のショボい川で出会ったおじさん。ヴェーザー川の近くに住んでいる

にもかかわらず、わざわざここの川まで釣りに来られていました。しかもこの辺でおじいちゃん

アングラー以外の釣り人に会うことはめずらしい。そんな興味心から話しかけたのがきっかけ

でした。 なぜですか、おじさん?

”いやぁーほら、釣りしながらお茶飲んだり、一服したり、そのー釣れない釣りを楽しみたくて。”

 はぁ・・・・・?



待ち合わせたのは午後の2時。意外と簡単に見つけることが出来た。


車で川沿いまで乗り込めるのも便利ですね。

その日は金曜日だったのですが、週末はここにズラッと他県のナンバーが並ぶほど人気スポット

なのだとか。。


この日のために許可書を買うか迷ったけれど、お得な年間カードを買っても使えるのは年末まで。
*場所によっては、ヴェーザーの許可書以外に特別な港カード(Hafenkarte)が必要なところもあります。

なので今回は、どんな釣りをされているのか(おじさんの証言は本当なのか)覗く程度の予定で

行ってみました。



竿は一人2本まで。おじさんの奥様も同行されていたので、計4本。

10年もののシマ○のリールを眺めたり、餌を見せてもらったり、世間話に花を咲かせようとしていた

矢先、釣り始めてから5分も経っていなかったと思う。

魚の合図が。。(竿に鈴を付けているのでリンリンと鳴り響きます。)



30cm弱。

初めて見るドイツカレイ(?)に感動していると、もう次のリンリンリンが。




こりゃでかい!

2匹も続けて、喜びも既にたけなわでしたが、



鈴は鳴り続ける。おじさん投げまくり。巻きまくり。。。



川の向こうのブレーメンの街に灯が灯り始めても鳴り止まない鈴の音。



もうすっかり日も暮れて、いい加減帰りたくなってもまだ鳴ってる。(体感気温:氷点下)

この日は4時半が満潮で、満潮時の前後20分くらいぴたっと魚の食いつきが悪くなった時と、

奥さんがその場で作ってくれたホットドック休憩30分を除いては、常にどれかの竿に魚が掛かって

いたと言ってもいい程。

私もここだけの話(!)釣らせていただきましたが、竿は重いし、巻いても巻いても魚は上がって

来ないし、かなりの重労働でした。次の日左腕がパンパンに張ってましたから。。

それにしても、おじさんの投げ技をビデオに撮りたくなったくらい、飛距離がすごい。ドイツ代表の

円盤投げの選手の様でしたよ。

で、隣りで釣っていた人たちはそれ程釣れていない様子だったので、こっそりおじさんに訳を

聞くと、きっぱり”飛距離”だと。どこに投げるかで勝負が決まるらしく、大体の人は良い所まで

飛ばせないのが成果の差なんだそう。

結局最後まで残って、何匹も上げさせてもらったこの日の結果は、、、わからん。。

途中から良い具合に口に掛かっている子は即リリースすることにし、数えるのも面倒臭くなった。



最後に”ほら、好きなだけ持って帰り!”とどっさり10匹頂きー!

鱗を取るのが大変でしたが、さばいているときからおいしそうな匂いがして、そのまま齧りつきたく

なった私。そうそうこれぞ魚ではないか!



この記事を書くときに迷ったのが、魚の名前。

wikiによるとScholle=カレイとなっているけど、特徴を見ると、カレイはFlunderでは?と。

 「左ヒラメに右カレイ」と、目の位置で区別されるものだと思っていたら、この魚は目が右に付いて

いたり、左に付いていたり。カレイも同様らしく、体の特徴も似ている所から、私の独断でカレイと

呼ぶことにしました。それでも、二番目の魚の写真はScholleっぽいなぁ。。

ま、同じ仲間だし、どちらもおいしかったし(もう食べてる奴)


宣言します。

来年になったら、ヴェーザーカード買うぞぉー!


竿は既にネットで注文して届いていたりする。。。







10 comments:

  1. なかなかコメント残せてません!

    とりあえず見てるよって報告だけ(笑)

    また来ます。

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    1. お忙しいのに本当にいつもありがとうございます!
      もともと筆不精なので、途切れ途切れのブログですが、
      こうやって連絡が取り合えるのは、とても励みになります!
      日本も寒くなってきましたね。お体大切に。

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  2. うわっ。すごい釣果ですね・・・。
    ご近所に引っ越しして、分けていただきたい位です。
    ヒラメとカレイって、目の位置で決定できないということですか?
    はー、初耳です。
    から揚げ、酒蒸し、煮つけ・・・
    想像力がふくらむ写真、ありがとうございます^^

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    1. 私も今まで知らなかったんです。
      釣り試験の授業で、ヒラメとカレイの目の位置が違う!と
      言い張って、変な目で見られたことがあり、調べてみました。
      来年はもっと成果が上がるはず。
      クール宅急便がドイツにあればお送りするのに。。。
      (もう、大漁間違いなしなんて思っている私。)

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  3. こんなの釣れるんですか~!しかも大きい。
    ブレーメンを地図で見たら結構内陸?
    ってことは海水がここまでくるんですね?
    一夜干しとかも良さそう。猫に食べられちゃいそうですが・・・
    それから写真に写るテントらしきものも気になります。
    来年は楽勝ですね、ウフフ。

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    1. 海水と淡水が混ざったところで、海から川に上がってくる
      魚の通り道となっています。でも、川幅が広すぎすのと、
      貨物船の行き来が激しいのでいろいろとコツがあるみたいです。
      さあ、来年はそのコツとやらを掴んで大漁となるか、
      期待が膨らむところです!

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  4. おひさしぶりでございます。
    お元気そうで、なによりです。
    ひ、ヒラメを川で釣るとは知りませんでした。
    しかも、大漁じゃぁないですか!

    それにしても、ヒラメってぶっさいくだなー、
    なんて言ったら怒ります?

    Akaさんにとって、お魚も例えばかわいい動物を見るように
    愛しく思えるものなのでしょうか?

    釣り好きの弟は、魚がかわいくて仕方が無いといって
    気に入った魚は魚拓にすることがあったんだけど。。。。
    これって普通なのかなー??

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    1. comment arigato-
      tadaima dekasegi-unterwegs.
      atode, ohenji shimasu-
      sorry!!

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    2. 返事が遅くなってすみません!
      日本語が書ける環境がなかったので。。

      そう言えば、昔”じゃりんこチエ”という漫画があって
      (関西地区限定かも)チエちゃんの友達にヒラメちゃんという
      ヒラメ顔の女の子がいたんですが、まあお世辞にもかわいいとは
      言えないですね。。

      弟さん、釣り好きなんですねー。分かる分かるその気持ち。
      私も熱帯魚を飼っていて、家でも魚を眺めています!

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  5. お忙しそうですね~。
    でもコメントあるとホッとします(笑)
    ドイツも寒いんでしょうね、ご自愛ください。

    ポチッと♪

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