Wednesday 23 October 2013

シュヴェリーン釣行記 2 Angelreise in Schwerin II






ーカナル編


お早うございます。朝の7時頃。曇り。

遠足の時だけ早起きが出来るタイプです。

まずは釣りの許可証を買いに街まで。今回、観光は一切しなかったのですが、車で湖全体を

ぐるっと見て回ったとき、街のシンボルのシュヴェリーン城がちらっと見えました。

湖に浮かぶそれはそれはきらきらとした大きなお城でしたよ。次回にまた!

許可証はこちらの釣具屋で買えます。→Angel & Fun Inh. Susanne Koriller

とても親切なご夫婦?で、初めて来たと言うと、ポイントや時期的な釣果例など、事細かに説明して

くれました。値段は一日10ユーロ。高いと思ったけど、湖全域分(北部の一部を除く)なので

面積的に考えれば安いのかも。


事前にこれだけは、と手に入れた湖の水深地図を手元に、陸っぱりでも釣りが出来そうなところを探す。 


でも、行ってみたら、湖に沿ってびっしりと並んだ水上に浮かぶ別荘だったり、



こちらはヨットハーバー。会員以外立入禁止の看板。車での通り抜けすら出来ない。
(クッソー!その桟敷から釣りができるじゃないかー!)



国道脇の自転車道から湖まで辿り着くには難しかったり。



やっと見つけた湖への入り口。こういう所がポツポツと点在してたけれど、ルアー釣りで色々

回りたいなら、ポイント移動が面倒くさそう。街に近づけば近づくほど、管理された施設や個人の

別荘地になっているところが多く、難しさが増す感じ。 また、浅瀬の所も多く、折角湖に到達しても

アシが生い茂っていたり。。 2時間ほどで、ざっと回っただけなのですが、こんな印象でした。


次に観察したいのは、カナルと呼ばれる湖と湖を繋ぐ水路。

このシュヴェリーン湖の回りには数多くの湖が隣接しており、それらを人工で繋いだ水路が大小

様々な形で存在。舟通る所、魚も通る。



で、釣具屋さんもお勧めのカナル。



パーチの大群。画像が悪く、分かり辛いけど、小さいのにきちんと縞々模様がある。

他の魚の大群も行き来し、まさに魚のアウトバーン。



これもちょっと分かり辛いが、大きめのパーチが底の方で待ち伏せしている様子。

小魚は大群になり、みんなで通れば怖くない状態で水路脇ギリギリを足早に通りすぎようとする。

そこに、下の方から大きめのパーチの集団が現れ、大群を散らして5匹程度になったところを襲撃ー

という光景が何度も繰り広げられていました。

ここで釣りなんか出来るのか?

濁りも殆どないので、全部丸見えなんじゃないか?

そんな疑問がまず浮かびました。




いやぁ、難しかった。

普段は魚のいない少ないところで魚を探す釣りをしている私。目の前で狩りに励む魚にどうやって

アピールしていいんだか、手探り状態。ルアーを2度も投げれば飽きられてしまうのが、見て分かる

のだから。。それに自然色以外は全然反応示さず、スピナー類もダメ。

持ってるルアーを総動員させて励みましたよ。 おぉーこのルアーってこんな動きも出きるのか?と

今まで何の緊張感もなく、使っていたのがバレバレな感動が呼び起こったり。




そんな中で一番成績が良かったのが、日本人アングラーさんに頂いたサムルアーズ。

写真には写ってないけれど、2種類(サミング、コトカス)ともに釣果上々!

ドイツで売っているルアーって、なぜかラトル音アリのものが多く、私たちが持っているのもそのタイプ

が多い。このサイレント効果も大きな差をつけたのでしょうか?

とにかく、何度投げてもおもしろいように付いてきてくれる。

徐々に数を増やしながらルアーに興味を示し始めて、沿岸に近づいた時に魚同士が体当たりして

喧嘩し始める。 ある時はもうルアーなんかそっちのけで。

で、誰が一番素早いか? そう、小さ目の奴なんですよね。この環境で大きい魚だけを狙うという

テクもあるんでしょうね。また釣りの奥深さを知ったのでありました。



でも、大きいのも釣れた。



これはカナルの先端。結局2日目の午後と3日目の午前を2つのカナルで過ごし、この先端を

見つけた3日目。日の入り時にはパイクが陣取ってそうな予感がしたので、夕刻にまた来ようと

思ったのですが、次なる展開が。。



続く





 

2 comments:

  1. 見える魚って難しいですよね。向こうも見えているからもあるでしょうが、攻めやすいこともあって入れ替わり立ち代り・・・私しかルアー投げない会社桟橋もすれっすれです。
    あれをスイッチ入れる面白さもあるでしょうが、どちらかというと環境や状況の変化の方が大きいような…食うときは「なんで?」と思うぐらい食いますからね。でも、すぐに擦れてしまう難しさ。

    しかしおかっぱりはポイント到達までの難しさもありますしね。
    私もヒラスズキやっていた時に目的地までに超えれぬ崖や深みでなんど地団駄踏んだことやら。

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    1. またブログを放置したままにしてしまい、お返事が遅れてすみません!!

      環境や状況の変化ですか。2、3日やっただけでは掴めきれないですね。
      釣り人口の少ないドイツではスレた魚というのも初めてで、非常に勉強に?
      あ、楽しかったです。
      でも基本は、魚もお腹が空いたらなんでも食べるのでしょうね。
      鯉がミノーに掛かったときがあります。何だと思ったんでしょうか。。

      海釣りのそれはもっと過酷そうですーー。
      波のしぶきに襲われ、満潮の計算も頭に入れておかないと生死に関わりますからね。
      こちらの釣り友に日本の釣りビデオを見せたら、みんなムリムリと言ってましたから。

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