Thursday 21 November 2013

夜釣りで珍しい魚ーカワメンタイ Quappe angeln








パイクファンの皆様(?)、パイクの釣果がまったく出て来なくてスミマセン。


実は秋に入った頃から、ハマっている魚がありまして…


その名は、クヴァッペ (Quappe)。

この辺ではそんなに珍しい魚ではないのですが、私にとっては異星からやって来た生き物

みたいで珍しい。日本名はカワメンタイ(Lota lota)と言うらしいけど、クヴァッペの方が響きが

愛らしいのでここではクヴァッペでいきます。

まずはどんな魚か、写真をどうぞ。




鰻のような、ナマズのような見た目ですが、淡水に住むタラの仲間。

大きいものでは1mを越えるそうですが、この辺でよく釣れるのは40ー50cmくらいのもの。



このヒョウ柄が気に入った理由。(うそ。大阪のおばちゃんではないです。)



顎の下にヒゲが一本あるのが特徴。これも大阪のおばちゃんの特徴?違うか…

*釣り試験にもよく出る問題:ヒゲ一本の魚は誰だ?




顔も可愛すぎる!頭を撫でてあげたい。


もちろん、ハマった理由はおいしさにあります。

タラの仲間と言うことで、淡白な白身、淡水魚の独特の香りがありません。

それに鱗がないから、捌くのが楽。


そして、このクヴァッペの肝。

Die Quappenleber hat voll Vitamin D!!

堪りませんー。

しかも調べたところによると、この肝は中世では薬に使われていたほど、ビタミンDが豊富なんだとか。(特に女性の月経痛などに使われていたらしいけど、月経痛の時に釣りに行きたくないというのが問題だ。)

クヴァッペは水温が大体5℃以下にならないと活動しないことから、冬に集めた栄養を肝に保存

して、餌を取らない夏を過ごすそうです。これはおいしいはず。



次回は釣りの様子などを。寒いけど頑張ってるよー!









10 comments:

  1. これでタラ???
    しかも可愛いというakaさん・・・。
    akaさんがカワイイと言うなら可愛いと思うようにします(笑)
    美味しいんですね~。
    なんか不思議!

    ポチッと♪

    ReplyDelete
    Replies
    1. え!?可愛くないですか?
      つぶらな瞳にこのヒョウ柄。。
      日本なら何かのキャラクターにしてもらえそうだと
      思ったのですが、、、

      もっと不思議で可愛いものを探しつづけます!!

      Delete
  2. 寒い中お疲れ様です!がんばってますね。
    ちょっとヘビ柄?
    びっくりしますね、川でこんなの釣れたら・・・
    これ1mレベルだと怖いですよ~!
    でもおいしいんだ・・・ふむふむ
    こういう間抜けた顔の魚って概して味が淡白なんでしょうか?
    私も来年はやはりひげがあるBarbotte(Bullhead)、挑戦してみようかな~

    ReplyDelete
    Replies
    1. Bullheadで検索してみたら、凄い映画が出てきました、、
      去勢された男の話、、、びっくりしたー

      あ、もちろんその後ちゃんと魚が現れました。
      ナマズの仲間の様ですね。ナマズもおいしいと聞きます。
      間抜け顔の魚は結構いますよね。表情で味比較してみたいものです(笑)

      ルアー釣りのように迫力には欠けますが、夜釣というのも良いものですよ。

      Delete
  3. うわっ、なんか、ちょっ。。。
    akaさんこれを素手で掴むんですよね。
    すごいなー。可愛いのか~。(笑)
    しかしいい名前ですね。
    もし私がどこかでみつけたら、クヴァッペというか「あ、桑っぺ!」と言うと
    思います。もう覚えました。
    でも掴めないから、そのまま桑っぺを見送ると思います。

    肝なんて、渋いですね。
    ドイツの人も魚の肝とか食べるんですか??
    この時期、熱燗でチビチビと?いい趣味だー。

    ReplyDelete
    Replies
    1. あ、だめですか?
      感触を言うと、この上なくぬるぬるです。(もっと嫌って?)
      知り合いの釣り人はクワッピーという愛称でも呼んでいます。
      クワッピーおいでおいでー!と45過ぎたおっさんが夜の闇の中で
      口ずさんでます。これは怖いです。。

      ドイツ人は魚の肝だめですねー
      日本では白子も食べるよ、と言うと、かなり引いていました。
      卵はOKなのに。。。
      熱燗飲めないんですよ。でも凄く合うと思う!

      Delete
  4. akaさんがこの魚をお気に入りというの、写真の数から伝わってきました(笑)

    この外見でタラの仲間とか、タラの仲間なのに淡水にいるとか、不思議。
    ただでさえ乏しい私の魚知識では、全然追いつきませんよー。
    そんなおいしい魚が自給自足できるなんて、ほんとにうらやましいです。

    素朴な疑問なのですが、akaさんのお知り合いの釣りをするドイツの方は、
    たくさん魚を食べてるんでしょうか。
    私の周りのドイツ人家庭だと自宅で魚が食卓に上ることは、年に1回ぐらいじゃないかと。
    あ、サーモンは年に3回ぐらいは食べてるか・・・。

    ReplyDelete
    Replies
    1. あまり評判が良くないようで、反省しています。。
      孫が可愛いとか、自分の犬が可愛いという境遇になっているみたいです。

      普通のドイツ人に聞いても、クヴァッペが何の種類か、
      答えられる人は少ないと思いますよ。この魚自体知らない人も多いです。
      なので、今度ドイツ人の集まりなんかで、是非さらっと言ってみて
      ください。ドイツ語ではDorsch(タラ)artigです。

      うーん様々ですね。
      年配の方はもちろん持って帰って食べているようですが、
      若い人に至っては、近所の人にあげるか、その場で逃していますね。
      あと、外国人の方々(ロシア、ポーランド系)は、もちろんと言う感じで
      全てお持ち帰りです。
      とはいえ、毎日釣りをして、家族分釣れるかというと、そうでもないので
      貴重な食材です。次回、その為に真空パックを使い始めた様子をどうぞ!

      Delete
  5. アメリカにもBurbotという淡水タラの仲間がいます。
    Burbotはとてもおいしいので、
    多分、クヴァッペもおいしいだろうなと推測してます(笑)

    ReplyDelete
    Replies
    1. あ、ブログ復活されたんですね。
      今年のアメリカの寒波は凄かったみたいですね。
      Burbot、どうやって釣られます?
      こっちでは、ミミズで釣りますが、疑似餌でも釣れると
      どこかで読みました。
      是非、そちらのブログでご紹介を!

      Delete