Thursday 13 February 2014

クララおばあちゃんのパンケーキ(Stuten) レシピ公開






なんて、大袈裟なものじゃないんですけどね。

以前ここで(リンク)紹介した、北ドイツでは定番のパンケーキ。その中でも私が一番お気に入りの

近所のクララおばあちゃんのレシピを教えてもらいました。


Quarkstuten

*クワルク(クワーク)Quark  250g
*小麦粉 Mehl  500g
*砂糖 Zucker  100g
*牛乳 Milch  125ml
*塩 Salz  1Prise 少々
*卵 Ei 1
*ベーキングパウダー Backpulver  2Pkg.(2袋、1袋=15g)

この材料をひたすら混ぜるだけ。
固さを調節したい時は、牛乳の量を増やす。

あとは、180°のオーブンでまずは30分、様子を見ながら更に20分程。



いつも貰うばかりだったんですけど、数日前に友達の赤ちゃんが生まれまして、こちらの地方では

このStutenを持って行く慣わしがあるということで、自分でも作ってみました。

本来は下記のような、レーズン入りの生イーストを使ったものを焼くそうです。


http://de.wikipedia.org/wiki/Kilmerstuten

キルマーシュトゥーテン(Kilmerstuten)と言って、何メートルもあるパンケーキを

木のハシゴに乗せて、赤ちゃんが生まれた家まで担いでいくんだそう。

もともとは、子供を生んだお母さんを気遣って、台所に立たなくて済むように、という配慮から。

wikiによると、かなり限定された地区の慣わしみたいです。

うん、分かる。このハシゴに乗っけてというのが、大雑把なここの地方っぽい!

そして持って行った先のお家では、シュナップスで乾杯だ!(←ここはいつも外せないのね。。)








4 comments:

  1. あ!覚えていますよ~。このケーキのこと。
    レシピが簡単で嬉しい。作ってみますね。

    ハシゴに乗せたパンを運んでいるところ、見てみたいものです。
    シュナップス持った人が切っている下のパン、これはうちでHefezopfと言っているパンに似ています^^

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    1. 是非お試しください。
      ただ、前にいぷしろんさんが書かれていた(記事が探せなかったのですが)
      ベーキングパウダーで舌がイガイガする件。
      このパンケーキ、大量に使うんですよね。。そして、イガイガする。
      何かいい方法があれば、是非ご紹介を!!

      そうそう、Hafezopfですよね。縁起担ぎ的な意味もあるんでしょうかね。
      恵方巻みたいな。。。

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  2. この辺では聞いたことのない習慣ですねー。
    シュトレンの生地を木の船みたいなのに載せてパン屋に持って行って
    焼いてもらうというのは昔の話?
    担ぐのが好きですね、ドイツ人。

    最近Broetchenにも飽きて、ジャムおじさんのパンにも飽きてきたところなので
    来週にでもこのパン作ってみます。
    甘めでも、ハムとかチーズを乗せてもいけるところからみると
    バターロールみたいな感じなんでしょうかね?

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    1. ジャムおじさん、ショック受けてますよ。^^

      初めは違和感のある甘さと塩っぽさの融合ですが、
      これが癖になります。
      私は若いゴーダチーズを乗せるのが好きなのですが、
      カロリーはかなり高いと思いますね。。
      味は昔食べたホットケーキミックスで作ったお菓子に似ています。

      みんながパン生地を持ち寄る共同釜、Bachhausというのが
      あったそうです。たぶん、そちらでも似たような小屋が残っているのでは?
      と推測します。

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