Saturday 24 January 2015

北ドイツの方言と歌ーDe Hamborger Veermaster





北ドイツといっても、かなり広い範囲で話されている(話されていた) 低地ドイツ語

私もこれには苦労しています。。

基本的に挨拶は、モイン( Moin!)、この辺ではモインモインと、二度言うことはありませんが、
決して豚の鳴き声を真似ている訳ではありません。

ここに来たとき、意地でもモインなんて恰好悪いことは言わないぞ!と決めていましたが、
この思いは直ぐに破れ、毎日モインな日々。

受け答えの”はい”も、Ja(ヤー)ではなく、Jo(ヨー)。頷くときは、ヨーヨー。

ラッパーな感じです。

恥ずかしいのは、出掛け先でも言ってしまうこと。。(かなりウケられます。)


一体どんな言葉なのか、聞いていただくのが早いかと、有名な歌(wikiにまで載っていました
の中から、私が一番気に入っているバージョンを。おじさんの声が渋い。

英語と混ざっているのが、如何にも船乗りロマン。

低地ドイツ語の部分も、英語だと思って聞けば、なんとなく理解できるのが、習得のヒントかも。
あ、習得したくないですか、、。

昔はこの言葉で、ドイツの上半分はもちろん、オランダ、西ポーランド、スカンジナビアまで、なんとか会話が出来たというから、標準ドイツ語よりも便利な言語だったみたいです。(元商人おばあさん談)

なーんにもなかった北ドイツ地方、思いを馳せたのは、海の向こうにある外国。でも、船上の様子は散々だったというような歌詞です。







Ick hew mol en Hamborger Veermaster sehn,
to my hoodah, to my hoodah!
De Masten so scheef as den Schipper sien Been,
to my hoodah, hoodah ho!
Blow boys blow, for Californio.
There is plenty of gold so I am told
on the banks of Sacramento.
Blow boys blow, for Californio.
There is plenty of gold so I am told
on the banks of Sacramento.


はい、みんな一緒に、

とーまほーでぃー♪

かーりふぉにおー♪

さーくらめんとー♪








4 comments:

  1. ドイツに来て 日本での首都=都会=東京=標準語って言うのがドイツでは通用しない事が分かりました。
    夫はSchwaben人(住んでいるのはBadenだけど)で 最後にleがつく言葉多いのが特徴です。
    そしてSchwabenと言えばSchaffe schaffe, Häusle baue、、、、で有名で まさしくそんな我が家のドイツ人です。

    ハンブルグに3年住んでましたが 「ヨーヨー」だったか覚えてなくて。

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    1. そうですね、ドイツの標準語が話されているハノーファー辺りは、地理的には真ん中ですが、首都や古い都とはかけ離れたところですよね。

      あ!旦那様は、シュヴァーベンの方でしたか、、schaffe,schaffe,,も、一度聞くと、もう頭から離れないタイプの歌ですよね。どこかで聞いて、意味も分からず(ホイスレってなんだろう?と)口ずさんでいました。
      でも、シュヴァーベン語は、まだ理解可能なのでいいですが、低地ドイツ語になると、ほぼ外国語に近いです。
      ハンブルグ特有の訛りもありますね。Dittscheというコメディがまさにハンブルグのスラング満載です。私は好きなんですけどね。

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  2. うちの田舎のほうでも「ハイヨー」なんて言ったりするのですが、ハノーヴァー近郊育ちのドイツ人に「ヨー」などというドイツ語は無いと鼻で笑われたことがあります(むきーっ)
    この歌、渋い!!おじさん、かっこいい!!
    英語混じりは異国へのロマンなのですねー。私が持っている民謡集にはこの歌は載ってないんですが、Rolling Homeという、やはり低地ドイツ語と英語交じりの歌があります。これ、おじさんみたいに渋く歌う練習してみます^ ^
    あ、でも発音はakaさんの指導が要るかも。。。

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    1. 早速ご視聴いただいたのですね、ありがとう!

      ああ、あの辺の方々は、自分たちの標準語に、誇りを持っていますからねー。
      私はそこで、ドイツ語を学んだので、良かったといえば良かったんですが、ドイツ語はこうだ!という頑ななところがあるかも。。
      でも、標準ドイツ語って、かなり後になってから、標準語と決められた言葉ですよね。確か軍隊語から来ているとか。どうりで堅い!
      はは、Seemannslieder って、ウィスキーとタバコと海風で潰れた声が似合う感じで、、まずは風邪をひいたときに歌いたいと思います(笑)

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