Monday, 9 May 2016

イベント情報 im Wendland







ちょっと始まってしまいましたが、北ドイツではとても有名になってきたカルチャーイベント "Kulturelle Landpartie"が開催されています。


ここ、Wendland(ヴェントラント)と呼ばれている地域は、昔からスラヴ人が住んでいたり、おもしろい歴史がある地域でもあるのですが(省略しすぎ、、)、

70ー80年代にかけて、放射性廃棄物の埋設地に指定されたことから、それに対しての反対運動を行うためにドイツ中から人々が集まり、大規模なデモが行われてきたことでも有名です。

そして、活動をしているうちに、居心地が良くなり、住みついた人もたくさんいます。

特に、自由な思想を持った人が多く集まったことから、それからも音楽家や芸術家といった文化人が集うコミュニティが形成されてきたそうです。


そんなことから、毎年この時期に、90以上の村が共同で色々なイベントを2週間に渡って開催しています。


様々な展覧会やコンサート、工房を開放してのワークショップ、演劇や講演会など、木組みの古い民家を開放したスペースや、個人の中庭など、普段は入れないプライベートな空間にお邪魔して観覧することが出来ます。


車でハンブルクから約1時間、ベルリンから約2時間の日帰りコースもいいですね。


是非、おもしろいドイツの田舎を体験してみてください!


詳しい情報はこちらから: http://www.kulturelle-landpartie.de/






リンゴやプラムの花も満開ですよー。












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2 comments:

  1. かなり大規模なイベントなのですね。
    でも、お役所がお膳立てしたり代理店が仕掛けたりなんてのじゃない、自然発生的な催しというところがいいです。こんな、肩肘張ってない軽やかな市民運動のスタイルなら、私も巻き込まれたいって思います。ホームページはとっても見やすいし、イラストもかわいらしい!うーん、北ドイツ、かっこいいなあ。
    もし、何か参加されてたら、ぜひ様子を教えてください^^

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    Replies
    1. 私も前から楽しみにしていたんですが、今週から違う街で仕事なんです(泣)。
      友達の住んでいる集落には行って来ましたが、本当に様々で、一時限りのイベントだったり、子供がわいわいのお祭りだったり、私が気に入ったのは、本格的な工房を見て回れるところです。一日体験コースも開いていたりして、見るだけじゃないところもおもしろそうでした。一日ではホンのちょっとしか体験できないので、キャンピングカーで滞在しながら、自転車で回る人も多いんだそう。夏よりも、この時期のほうが、北ドイツは天候が良いのも決め手なのかも。

      裏話では、商業的になりすぎて、企画主旨に合わないなどで、外れてしまった村もあったりするんですが、それでも同じ時期に合わせて企画しているところもあったりするみたいです。外から来る人には、違いも分からないから、それでもいいんでしょうね。なんとなくラフな感じで、住んでる人も訪れる人も楽しんでいるみたいですよー。交通量が増えるのはちょっと大変なんですけどね、、。

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