寒いですねー。
しばらく凹んでいたので、なかなか書く気になれませんでした。
先週の庭。今はもう溶けちゃった。 |
マイの犬学校が、なかなかいい感じで始まってくれたので、ちょっと浮かれていたところ、
週明けに予防接収のため、動物病院へ。
こちら田舎の動物病院、診察時間は、午前中は”大きな動物”、午後の数時間だけ”小さな動物”という割り振り。始め見たとき、なんと大雑把な分け方!と思ってしまったんですが、
ドイツ語では一般的に、この大きい小さい(Großtier, Kleintier)という表現は使われるみたいです。(小動物と訳せば違和感がないのかも。でも、大動物?)
つまり、大きな動物は、家畜を指し、小さい動物はペットということ。
昔は、ほぼ家畜のための病院だったようですが、ペットブーム?で、小さな動物枠が拡大されてきているようです。
とはいえ、小さな小さな病院なので、待合室も狭く、診察室も小さな2つのみ。
以前、アカが怪我でお世話になった時なんて、診察室が塞がっているからって、待合室で麻酔注射を打たれたり、、。ここは野戦病院か?
この方も、二度お世話になっていますが、診察や注射はまったく問題なく、
問題はこの狭い待合室。
ここさえクリア出来れば、獣医通いは苦ではない筈だったんです。
この日は、紳士なラブラドールのオスと、おばあちゃんに抱っこされた小型の老犬のみで、
思いっきりガン見していますが、尻尾が上がる、泣き叫ぶこともなく過ぎて、ほっと一息。
さっさと注射を打って貰おうと、診察室に行くと、前回も診てもらった女性の先生の様子がちょっと変。
注射の用意をしながら、この犬噛んだりするのかしら?口輪も一応あるんだけど、、と、見るからに怯えている感じ。
私達もここで気づけば良かったのですが、後悔先に立たず。
今までこんなことを言われたことがなかったのに、犬の頭を脇で抱えて欲しいだとか、首輪もしっかり持って欲しいだとか、一本の注射にこんなに時間を掛けることは初めてで、、。
案の定、注射もサクッと打ってくれず、2回もやり直し。
そりゃー犬は気づくでしょ、何かがオカシイ、何か危険な感じって。大暴れです。
何のために飼い主がいろんな苦労をして、獣医嫌いにならないように気を配っているのか。
それなのに、獣医さんがこれではお手上げです。
後々、支払いの時に、彼女が言うには、違う犬と間違えたのだそう。
うーん、このドイツでは珍しい見かけの野良犬とアジア人の組み合わせで間違えるかなー。
でも、人間だものー、疲れることだってあるし、何かに気を取られていたのかもしれないし、、、
まずはうちの犬を落ち着かせてあげなければと、私は寒ーい帰り道の途中で、車を降りて、ゆっくり散歩しながら帰ることにしました。
30分ほどかけて、やっと落ち着いてきたマイマイ。
少しはほっとして、帰宅しました。
ところが、
以前に書きました動物に弱いドイツ人、まだメソメソ&獣医へイライラしてるんです。
今回はキレました。
もう、丸二日ですよ。
普段喧嘩を避ける私、でも噛みついたら離さない闘犬タイプ。(反省)
あーあ、疲れた。。。
犬のかぎしっぽ。 |
さて、先週末はこのお姉さんも参加した犬学校。
オビディエンス、このタイプの犬とやると楽しいです。課題が次々に出てきて、それに従うのが大好きな犬ですから!
先生がおっしゃるには、4歳なのに、新しいことに対する吸収力がこれほど高い犬は珍しい、と。
歳を重ねると、落ち着きが出る分、新しいことを覚える速度が遅くなっていくそうです。私も一緒!)
言い換えれば、、、まだ子供っぽいってことか?
おもちゃを使うともっと効果的。 |
そして、最終的な先生の評価は、
アカは全てパーフェクトにやっているのに、飼い主(私達)が間違いだらけ。
伏せをしているつもりでも、ちょこっと腰が上がっています。
それを見落として、次のコマンドを掛け続ける私達。それを犬は、これでもいいんだと解釈してしまって、そのまま覚えてしまう。
細かい所だけれど、最後まできちんと教え込まない飼い主の癖が見え見えなんだと。
うわー、なんだか私の人生に於ける欠点をズバッと突かれた気分。
やっぱり、犬の学校、飼い主のための学校でありました。。
マイ子はんは、
こっちを向いたら、とにかく褒めること!
やはり、コメント頂いた方々からのアドバイス通り、楽しいところだと教えることが、今は重要なんだ。
以下は、呼び戻しの練習風景。
来てくれるときは、耳ペタ、尻尾ふりふり、 |
絶好調な笑顔で、 |
どやさ! |
近々、避妊手術も控えているので、今回の出来事はちょっと痛いですが、君ならやれる!
私もついてるし!
次回は私一人で行こうと思います。
用事が立て込んでくると、うまくいっていたことが急に回らなくなったりしますよね。それで「全部私が悪いってか!?」という気分になってきて、さらにそういう時、パートナーが限りなく頼れない存在に思えてきたり…(犬の方が言うこと聞く分だけかわいいとか…)。
ReplyDelete寒いのもあると思いますよ〜。冬の峠を越えたような気がするけど、春にはまだ遠く、そこらへんでもくたびれてきたというか、滅入ったりしませんか。
こういう時は、喧嘩の原因などは水にざーっと流して、お二人で(犬抜き)一緒に短時間でもどこかへ憂さ晴らしに出掛けることをお勧めします。それがうまくいかなくてもどっちが悪いとか言うことにならない、対象が他にあるもの、映画でもいいですし、熱帯植物園でもいいですし、スポーツ観戦でもいいですし。それでお互いだらりと緩むか、がつんと発散すると気分も変わるかと。
家族が増えてくると、なんだか直接自分に関係してくる人間やら犬が目の前をうろつくので、正直それが原因で落ち込むことも多いです。いかに自分が不完全か、とかすごい自覚させられたり。でも、それでも生きていかねば、です。akaさんが日々頑張ってらっしゃるのは、伝わっておりますよ〜。
無理なさらず、これでもいいや、と一息ついたりしてくださいね。春になったら忙しくなりますから、今はゆっくり英気を養ってください〜。
貴重なお言葉ありがとうございます!
Deleteずばり核心を突いておられるご意見でござります(^^;)
二人とも気分転換が苦手なひきこもりタイプでして、普段はそれぞれのことに集中できるので、それはそれで楽なのですが、一度ぶつかってしまうと離れられなくなってしまうという。。喧嘩では一番たちの悪い傾向にあります。
その上、冬という、、、禁漁期間なため、一番の気分転換になる釣りも出来ないこの季節。何かインドアで出来る趣味を見つけたほうが良いですかね。
あ、、でも私は既に、ブレーメンまで出掛け、アジアショップで憂さ晴らし(食べ物に走るところが悲しいけど、、)相方は相方で、熱帯魚フリークの集いで憂さ晴らししてきたみたいです。やはりここでも行動がバラバラという、チーム力の弱い二人です。。
正しくその、日常の重なりが億劫になってくるというのは自覚していかなければならないですね。改めて気づかせて頂きました。どこかで区切りを付けたり、方向転換したり、立ち止まったり、自分で起伏を付けていかないと解釈の仕方が一方通行になりがちですものね。。
そうなんですねー、今年は先に引越なんかも控えていて、それもちょっと負担になっているのかもしれません。私達にしては、ちょっとココに長居しすぎていたので、、、。とにかく、今は犬の学校が励み=楽しみです!