Tuesday 19 July 2016

蜂に刺されないようにする 






以前にこんな記事を書いたのだけれど、この時期になると虫さされには注意したい。


夏のレジャー ドイツの噛む虫に注意: このところの夏日和と午後の夕立で、暖かくて程よい湿り気を保っているせいか、 虫が増殖、活発になっている気がします。 例えば、この虫。 Pferdebremse ( Tabanus sudeticus ) アブの仲間。 日本のアブより体...


随分前に、日本で蜂の大群に襲われたことがあり、警戒心が強かった私ですが、
ミツバチを飼うことになり、荒修行のように(?)毎日蜂の中に居ることで、トラウマを克服することが出来ました。(かなり荒治療だと自分でも思うんだけど、今は素手で蜂を撫で撫で出来ます。)


知人や友人に蜂を飼うことを話すと、まず「刺されたりしないの?」というのが気になるらしい。

こんな素人の私ですが、はっきり言えることは、
ミツバチはよっぽどのことがない限り刺しません。

ミツバチは刺すことで、自分も死んでしまうので、生命の危機を感じた時にしか刺さないのです。

厄介なのは、上記のリンク記事の虫たちでしょうか。


もちろん作業中は、こういう↑ 宇宙服のような防護服を着ています。

とは言え、うちはミツバチの巣箱を、観察したいが為にベランダに置いているので、常にベランダに蜂が居る状態。

どうやれば共存出来るのか、犬さんも一緒に(!)勉強してみました。

# 一番重要なのは、静かにすること。
特に、地響きを招くような音が嫌いです。

# 早い動きに反応する。
手で追い払おうとしたり、逃げ回ったりすると、逆効果。

# 派手な色の服装は避ける。特に黄色は信号色だそう。

# 香水や整髪剤は虫一般を引き寄せます。
こちらで売っている匂いのきつい日焼け止めは、最悪らしい。


とにかく目立つことはしないということでしょうか。




そう、私も始めはビクビクしていましたが、問題は状況がつかめない犬さん。

蜂箱には近づかせないようにしていましたが、
ちょっとした隙に、蜂を追いかけまくって、鼻の頭をプスリと刺されてしまった。。。


いや、可哀想ではあるのだけれど、それからというもの、虫にも尊敬の気持ちを持ってくれたようで、上記の決まりを自分から実行してくれるようになりました。


人間も犬も、蜂が近づいてきたら、耳をペタッと下げて能楽師のように摺り足でゆっくりとその場から離れる。これに限ります。


最初の日は紐を付けていたけど、それも必要なくなった。

それでも、一回私も刺されてしまいました。

寝ぼけ眼で、植木鉢を持ち上げたときに、蜂が止まっているのを知らずに、思いっきり掴んでしまったのです。

ミツバチに刺されると、刺されたところに針が残ったままになります。

針の根元(刺さったところではない方)には、毒素が入った袋があるので、
針は指で摘んだりせず、刺さっている所の皮膚を爪で押して、自然に針が抜けるよう抑え続けると、後遺症も最小限で抑えられるそうです。


手乗りミツバチ。

真っ赤な花粉を集めてきたのね。

ただ、4ー5%の人は、蜂に対するアレルギー反応がみられるそうで、
蜂刺されに対する民間療法はいろいろありますが、そういった方は医師による指示に従うべき。



後方に見えるのは、巨大蟻塚。近づかないように教え込む。


肉眼では見えにくいけど、何万という蟻がうじゃうじゃ。


自然の中に入ったら、なるべく邪魔にならないように自分達も楽しみたいものです。










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4 comments:

  1. ハチの箱、可愛いですねぇ~。

    箱が売っているのをみて、簡単に飼えると思ったんですが、よく考えたらハチミツ回収するのに、スーツいりますよね・・・

    マイちゃん、すぐに学習して偉いですね。ジェイクは、ハチ狩ってます。美味しいのかなぁ?

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    1. ありがとうございます!この蜂箱、私デザインなんですよ(^^)
      模様など要らない、という意見はありますが、、、。

      スーツなしで作業する人も多いですが、初心者なので念には念をおいて、、。
      ハチミツは採取しなくてもいいんですよ。自然ではそのまま活用されるわけですから。
      それに、いろいろとペットを飼ってきて、一番手間が掛からないなぁと。餌も住居も自分たちで管理してくれるし、しつけ”なんてもともと出来ないですしね(^^;)

      うちのは、死んだ蜂(だいたいオスなので針もない)をせっせと食べていますよ。かなり美味しいみたい!もともとドッグフードよりも虫が好きな犬なんですけどね。。

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  2. うちのデイジーは、小さい頃このアリの巣に鼻を突っ込んで痛い目に合ってましたよ!今はもうしませんけどね。荒修行の成果ですね~笑)

    ドイツの犬、可愛いですね~。ゴールデンリトリバーに似た感じもします。普通の犬に見えるのに、絶滅品種だなんて、不思議な感じがします。でも、ブリーダーでなければ、だいたいみんな子犬の頃に去勢してしまいますしね。難しいですよね。血統を守り続けるのって・・。

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    1. 経験から学んだことって、一生忘れない気がします。でも、痛い目に合うのは可哀想ですけどね、私達も小さいときはよく怪我をしたものです(^^;)。

      そうですね、見た目は普通の犬(?)なんですが、気性を見ていると、なかなか凄腕の持ち主だなぁと思います。
      そのせいか、家庭犬には向かないということで(仕事がないと退屈してしまうタイプ?)飼う人が減っているみたいですよ。
      メスの方は、去勢していなくて、全国各地にお見合いにいったりしてるみたいです。今までは性格の不一致ということで、お流れになっているそうですが、、。

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