Thursday 11 June 2015

ロシアの野犬、犬種判明








どうもー。問題児のマイですー。


それでも、少しずつ少しずつ家庭犬への道を歩んでくれています。
散歩の様子を見かけたという近所の人からも、随分落ち着いたわねーと声を掛けられるほどで、
なぜか、お年寄りの方に大人気。フィフィとかチビとか、色んな名前で呼ばれています。



おやつなしでもアイコンタクトもよくしてくれるようになりました。
ものすごく練習しましたからね。。(苦笑)

それでもやはり、新しい環境になると、パニックを起こすこともあり、この前は小さな部屋の宿泊先で留守番をさせたときに大暴れしたのです。
すぐ下が、子供の遊ぶグラウンドだったことも、悪要因だったみたい。

今はなるべく、ドッグシッターをしてくれる近所の女の子と都合を合わせて、できる限り家で留守番をさせています。



さて、そんなロシアっ子、マイの気になるルーツですが、
日本を含めアジアの野犬や、ドイツでよく見かける東欧からの保護犬に、似ている犬を見つけることが多々あります。

様々な犬種が野良犬になっても、野犬として厳しい環境を生き抜くため、人間にブリードされてきた余分な特徴が削ぎ落とされて、本来の"犬”の姿に戻るんだそうです。

その為、野犬はだいたい同じ傾向になるみたい。


野犬を飼ったことのある人なら分かるかな、、、寝ぼけている時にふと犬が通りすぎると、何か野生動物の気配を感じる。


なので、犬種なんて初めから分かるはずはないと思っていましたが、
想像するのは楽しくって、容姿だけではなく性格も探ってみたり、雑種犬ならではの愉しみは十分味わっています。


ある獣医さんによると、、、


カメラで遊んでたら、それっぽい闘犬写真が撮れた。

”この顔の骨格!これは絶対スタッフィ(スタッフォードシャーテリア)が入ってるわ。”

なんて言われたこともあった。

でも、その後に、
”それにしてもなぜこんなに小さくなったのかしら?特に足なんて小型犬よ。
チワワとでも交配したのかしらー”

先生、想像膨らみすぎ。


耳を倒すと、ミニラブラドール。

そんな日々の中、決定的な証言者が現れたのです。


出先の施設で清掃を担当されていたロシア人女性。
マイを見るなり、

”この犬、知ってるわ!”

と、懐かしそうに話しかけてきたのです。

以下は彼女の証言。

この犬は、森に住んでいる。
群れで暮らしている。
シャイなので、人前に出てくることは少ない。
夜になると、庭にやって来ては、カタツムリや虫など何でも食べる。


気になったのは、やはりシャイだということ。
彼女によると、小柄ですばしっこく、警戒心が強いから生き延びられる、と言うのですが、、、

しかし、飼っている人は見たことないそう。

ロシアの田舎では、野犬が知らず知らずに家に居つくという、オオカミから犬への進化のような光景がまだ行われているようで、

彼女が言うには、この犬はそのタイプの犬ではないということ。







彼女と話せば話すほど、マイの性格性質が一致することばかりで、感動するものの、

今までどうしても、
家庭犬と違う部分を欠点として見がちだったことを改めて考え直すきっかけになりました。

そういう性格なんだもんねー。

子鹿を飼っていると思えば、随分犬らしくなったもの。徐々にここでの生活に慣れていこう。



あ、長くなったので、アカ姉さんの話はまた次回に。









2 comments:

  1. おかえりなさい!ブログの復活を楽しみに待ってました。復活早々、パイクやパーチの釣り情報もすごいですけど・・・ついに「マイちゃんのルーツ」が、判りかけてきたのは、大発見ですね~。森の奥に群れで暮らしているシャイな犬達は、まだ今もいるんでしょうか?とても気になります。それにしても、マイちゃん・・いつ見てもかわいいですねー。やっぱり、マイちゃんはマイちゃんで、のびのびと育って欲しいですね~!

    ReplyDelete
    Replies
    1. コメントありがとうございますー!
      釣りはなかなか醍醐味などのないものですが、細々と続けていきたいところです(^^)

      いやぁ、同郷の人に確定してもらったので、これは確実な情報だわーと。
      ロシアってまだまだ未開の地がたくさんありそうですよね。
      ドイツには、先祖がドイツ系のロシア人がたくさん移住してきているのですが、知り合いのおじさんは、かつては山岳地帯に住み、毛皮猟で生計を立てていたとか。ここに来ても、趣味で自己流の釣りとハチミツを作っています^^;)

      Delete