Monday, 14 November 2016

預かり以上の、預かり 








今週から少し暖かくなるので、雪も溶け始めた北ドイツ地方。

昨日は、満月に雪景色。寝る前の短い散歩のはずが、あまりにも綺麗なのでうろうろと歩いていたら、湯冷めしそうになりました。

とはいえ、雪景色は素敵ですが、先週は大変でしたね。
森の散歩(家の回り)が出来なかったので、車で平地に出掛けようにも、家の近くにある50mたらずの傾斜でドリフト三昧。

上り坂で、ここで止まったらアウトだと思って、ドリフトしながらハンドルを左右に振りまくるという、一人パリダカをやっていました。(←危ない)



森の中は、こんなに雪深い。


そんな中、仕事で遠出することが決まっていたのですが、車にするか、電車にするか。

車なら、今回は犬同伴ということも考えられる。
それに、一般道は除雪されているので問題もないはず。


以前なら、即決で犬同伴に決めていたのですが、前回に預かってもらったトレーナーさん宅でのマイの様子が印象に残っていたのです。



槍が降ろうが、雪が降ろうが集まる犬バカ飼い主さんたち。
雪効果で犬は大はしゃぎですが、こちらは5分立っているだけで足が凍りそう。。


毎週通っているドッグランの仲間+住人の犬たち、10頭以上での共同生活 +犬好きが集まるシェアハウス。

現在一人っ子のマイにとっては、学ぶべきものが詰まっていたんだと思うのです。


このドッグランでも、「人間の介入を最低限に抑える」方針をとっています。
だからと言って、喧嘩させるという意味ではなく、そのためにプロの人がついていて、行き過ぎた行動に移る前に、ストップをかけるのです。

私もそうですが、普通の飼い主なら、どこまでが許容範囲なのか、見極めるのは非常に難しい。

または、心配性になりすぎて、犬なりのコミュニケーションを行っているのに、いちいち間に入ろうとしてしまったり。

それでは、せっかく他の犬との交流に来ているのに、飼い主の言うことだけを聞く勉強をしているみたいになって、それなら普通に犬のスクールに通えばいいという話になります。

犬が自分の力で学べることって、本当に大事だと。

それに、失敗することで学ぶ重要性が、犬の場合、非常に高いなと感じています。(犬のタイプにもよるのかもしれませんが。)


下のビデオは、夏頃に撮った戯れる犬。
マウント行為は、一般的に性的なものとドミナント行為だと言われているので、私は今まで止めさせるように言い聞かせていましたが、トレーナーさん曰く、「これくらいは遊びの範囲内。楽しませてあげましょう。」

みんなの笑い声も入っているように、見ていても微笑ましい。





そして今や、ドッグランで最強のお笑いコンビになっているのです。


この犬さんの堂々とした貫禄のおかげで、預かり先でもフリーで散歩が出来る程。

今回は夜に寂しそうな顔をしていたそうなんですが、トレーナーさんの計らいで、ゲストルームに二匹っきりで一緒に寝たんだとか。


犬同士の信頼関係が築けるのって、やっぱり大事だと痛感しているのです。



新入り?ではなく、古株さんが戻ってきた。どんな犬が混ざっているんだろうねー。



というわけで、あえて預かり”をお願いしたというわけなんです。

子供をサマースクールなんかに参加させて、一回り大きくなって帰ってくる、みたいな感覚かもしれないな。
 




ただ、一つだけ困ったことが、、

私の作ったご飯を食べなくなる!

前にも書いたように、お泊まり中はヴィーガン食なので、
それがとても気に入った様子なんですね。


おかんの作ったものより、友達とヴィーガンカフェに行きたい年頃の娘みたい。。。








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2 comments:

  1. こういう犬の環境があるって羨ましい~、これだけでドイツに住みたくなります。

    マイちゃんたちも、落ち着いた遊び方で双方楽しんでいる感じがいいですね。

    ジェイクの場合、遊びの時のテンションが高すぎてあまりウエルカムされないんですが、同じプレイスタイル同士激しく遊ぶ分にはOKって感じですか?そんな落ち着きのない犬いなそうですが・・・マウント行為も飼い主が嫌がるからやめさせることが多いです。

    また手作り食に挑戦しようとヴィーガンレシピもチェックするようになりました。ヴィーガンの人たちって、食材や栄養のことに詳しそうなので参考になるかなぁと思いました。

    マイちゃん、楽しいお泊り先が出来てよかったですね。ココは練習に出そうと思いつつ一度も預けられてないでいます。

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    Replies
    1. 気質でしょうかね、マニアな人が集まれるところが多いと思います。オタク気質の人には合っている国かもしれません(笑)

      前に話したラブらしからぬラブラドールはオスなんですが、ホファヴァルトMixのオスとの遊びが凄いんですよ。街角でこんなの見たら、警察呼びたくなるくらいですが、「楽しく遊んでいるだけ」なんだそうで。
      オス同士の遊びを始めて見た!という感じ。
      喧嘩に発展しないところをみると、単なる力比べなんだと思います。
      そこに、チョコラブのオスが混じるんですが、その子は片方が劣勢だと判断すると、透かさず突っかかっていって、自分の手柄にしようとするので、ルール違反だと止められています。

      ラブの飼い主さんも、こういう遊びは普段ではさせてあげられないから、ここに来ていると言っていました。
      私はオス犬を飼うことの大変さを学んだのですが、メスにはない醍醐味に魅力も感じます。ジェイクくんもぶつかり稽古が出来る兄貴分が見つかるといいですねー。

      そうですねー。ヴィーガンじゃなくてもいいんですが、あれほどの知識を持てるというのには興味があります。私普段は一人で食事をしているんですが、犬と一緒のものを食べれば、一石二鳥だし(^^;)

      私も二年かけて、(引っ越したのもありますが、)やっと見つけられたところなんです。その前は、近所の子供に鍵を渡して、散歩だけしてもらっていました。練習で、友達の家に1時間だけ預けるというのもしましたよ。でも、ココちゃんなら、大丈夫そうですが。。

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