Monday 9 March 2015

今日も元気に、落ちこぼれ







先週末から、春のような陽気が続いている北ドイツ地方。
嬉しくて週末はずっと屋外で過ごしていたら、ちょっと風邪気味?Tシャツは早すぎたか、、、。


さて、そんな中、犬の学校による”街歩き訓練”に参加してきました。



もの凄く緊張した面持ち。

その先には、



20匹以上の犬がわさわさ!




とびっきりのおやつ(炒めた鶏肉)をとにかく詰め込む。グイグイと鳥がヒナに餌を与えるような感じ。

緊張が高まりすぎると、脳だけじゃなく、口も固く閉じてしまうので、そうなる前に(そこから解除して)
せっせと好物を与える。

なんでもいいから、恐怖心を軽減して、少しでも幸福ドーパミンが出ることを重視している段階です。




他の参加者(犬)達は、まずは広場でいつもの基本トレーニングを一通りこなし、

一列になって街を歩きます。

その間も、半数はお座りをしたまま待ったり、半数はきちんと飼い主の横を歩調を合わせて歩く練習をしたり、総勢20名+20匹以上なので、限られた歩道は渋滞。

でも、週末で買い物客も多い中、文句を言う人もなく、みんなやさしく見守ってくれていました。

大きな駅などでも、こういった犬の団体さんを見かけることが多いドイツです。

一人でも出来そうな訓練ですが、みんなでやれば怖くない!精神は飼い主に余裕を与えてくれます。

ギャラリーも、ああ、訓練中なんだと、大目に見てくれますしね。




でもうちのマイ嬢は、みんな(犬)がいると余計興奮してしまうので、少し離れてゆっくりと個人レッスン。
写真とは別に、街に出ると落ち着かないドイツ人に変わって、街中は私が担当します。

最近実践している緊張を解く方法なんですが(パトリシア マッコーネル氏の教えから)、
緊張の波が近づいてきたら、脳天気な歌を歌う♪

彼女お勧めの、誕生日の歌を歌ってます。

ハッピバースデー ツーユー ハッピバースデー ディア まいちゃーん♪


思いっきり脳が空っぽになります。(日本語風に歌うのがコツ。)


もちろん街中でも平気でやりますよ。なので、変な目で見られることに慣れている私が、このパフォーマンス担当ということでもあるのです。出来れば同時に水玉の服でも着用したい。




とはいえ、週末の街&犬の団体は課題が大き過ぎたので、嫌な経験になる前に、私達だけ路地に逃げて、散歩を続ける。





お陰で、こんな素敵な教会の裏(裏というのがミソ)にも遭遇出来て、駐車場に戻った時には、

もう終わり?(実際は、もうチキンはないのか?)な顔を見せたマイに、また少し希望の光を垣間見たのでありました。



しかし、

遠足の途中で、勝手に抜け出して、そのまま帰宅してしまう生徒って、やっぱり…


*トレーナーには予め別行動をすることは伝えています。









4 comments:

  1. 落ちこぼれ生徒、万歳( ̄▽ ̄)
    落ちこぼれ生徒は落ちこぼれなりに、ハードルを低く設定できるので良いのです。笑)(その最初のハードルがしんどかったりしますが・・・)
    師匠と思えるほどの良い出会いがあり、一昨年からカツと色々試していますが、常にカツと私は「落ちこぼれ」( ̄▽ ̄)
    辞めよう、辞めてやる、、、と思いつつ今に至りますが、私が慣れたのか(!)はたまたカツが成長しているのか(成長しております!)この頃では落ちこぼれから足を洗いかけておりますよ~!

    昆布は割とデリケートで、例えば風でゴミ袋が飛ばされてるのを見て吠えたりするのですが、そういう時には「わっはっは」と笑えば良いのよ~、と某ドッグトレーナーが言っておりましたが、恐らく同じ原理なのでしょうね。
    コレクションをするのではなく、わっはっは~と陽気な雰囲気に持っていく・・・と。
    傍から見ると、おかしい人みたいですが、そんなことは気にしてはならない、犬との絆作り。・・・ですね^^;

    アカさんの成長が本当に楽しみです(*´∀`*)

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    1. ハイ、万々歳ですよ!
      おっしゃる通りで、始めから出来ればラッキーだという構えが、意外に私には合ってるなぁと思ってます。
      アカの猟犬訓練中は、レベルが同じ生徒(犬)ばかりだったので、出来ないと恥ずかしいとか、最悪なのは比べてしまうところが苦痛でしたね。。

      それに、、カナダはどうか分かりませんが、ドイツって、犬の教育に対する人間の目が厳しいのですよ。あーら、あの犬、あんなことも出来ないの?とか、まぁー、なんてお行儀の悪い犬なんでしょうーという飼い主に対する目線が痛いんです。まぁ、良い面でもあるんですが、行き過ぎなところもあって、飼い主サンたちの必死さが怖いくらいな時も、、。
      まぁ、もともと外国人というレッテル(田舎なんで)を貼られている身の私は、そういうのもどうでもいいので、ここは楽しんでしまおうと思ってます。

      カツくんの成長は、そんなお師匠さんとの出会いも作用していたのですか!でも、諦めなかった二人+一匹の努力の賜物なんでしょうね。
      ちょっとふらふらといい加減になる性格の私、一つずつをしっかり身につけていく鍋コさん一家を見習って、がんばろうと思います!

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  2. 風邪、ぶりかえしてませんか?大丈夫ですか~。

    脳をだますために好物を口にし、遠足を抜け出して帰宅、単独行動の方が向いているというあたりが、とても他人ごととは思えません。
    例えば、ロシア人のお父さん、お母さんが子供連れで20組ぐらいいる場所に、いきなり、うちの親が(子供の)私を連れて行く、というような図を想像してみました。やっぱり緊張しますよー。犬はもっとピリピリするんでしょうね。でも、aka嬢、確実に吸収している感じです!
    なるほど、のんきな歌っていうのはリラックス効果が。無意識に『山男の歌』が口からでることがあります。あれはストレス回避策だったのか。

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    1. ご心配ありがとうございますー。この季節、ハシャぎすぎて、鼻水が出っぱなしな状態です。

      ふふふ、抜け出し行為は、なんというか、スリルもあって、止められなくなるんですよね。そしていつの間にか、それが普通になってしまった時には、大人になってしまっているという。。あの時、回りがきちんと教育してくれていれば、、と、責任転換してみたり、、。
      ロシア人は行き過ぎかもですよー、韓国人くらいな感覚??一応毎週会っている人(犬)たちなんで、近隣の学校との合同運動会的なものかと(うわぁーこれは興奮するかも。)

      山男の歌って、あの、娘さんーよく聞けよー♪ってやつですか?鄙びたスキー場とかで、流されていた!?うちの父親がよく口ずさんでいたので、私も歌えるんですが、なぜかドイツに来てから、歌わなくなったなぁ。
      ーーーー!山がない!!!
      そちら、山岳地帯ですものねーいいなぁー。

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