Tuesday 1 December 2015

北ドイツのアンティーク街道 






この辺は、週末になると、都市部からHH(ハンブルグ)ナンバーなどのかっこいい車に乗った人達がやってきます。それに伴って、森のカフェやレストランも充実しているんですが、

今日は、最近の楽しみとなっている、アンティーク屋さん巡りの様子を。

日本でも、田舎の国道沿いに、古民家を改造して古道具や雑貨を販売しているアンティーク屋さんがあるように、ここドイツの田舎もよく似た雰囲気のお店がポツポツあります。

でも、日本でも同じように、そういうお店はネットでは探せないのが常。
車でゆっくり回って探すしかないのですが、たまたま見つけたときの喜びは大きいはず。



見えてきた見えてきた!

道路脇に、Trödel とか、Antike とか、英語でセカンドハンドと書かれた看板が目印。
ここは、前に犬と散歩に出掛けたときに見つけておいたところ。




ホントにガラクタ(笑)な感じのお店も多い。


お隣は火事にあったのか??



次のところは、ちょっと高級感がありますね。でも、価格はそれほどでもなく、良心的。


手前の葡萄色の肘掛け椅子を買おうか迷ってるんだー。。


古民家から集められた古い家具、ヨーロッパ版というところ。
一つ一つじっくり見て楽しむ。全く飽きない。3周はしたかな。。



お店となっている家自体も素敵だなぁ。こんな家に住みたいなぁ。でも寒いだろうな。


こんなお店も。雨漏りが心配、、。

そんなに可笑しいか?

そして、今日の収穫。




私達が一番客だったようで、お店のおばさまとのんびりお話をさせてもらった。

どんなものを探しているのー?と聞かれ、
うちの相方、「テレビもソファも置かないことにしてるんです(持ってないだけの話)。団欒はテーブルを囲んで、肘掛け椅子は2脚窓際に、、、、」

永遠にうちの家具配置と私達それぞれの希望(これが結構違う)を話しだして、おばさまもちょっと困惑気味。それでも最後まで付き合ってくれ(私は途中でトイレも借りたりした)、

この人、変わってるなーと思ったのか、倉庫から上の写真の椅子を出してきてくれた。

結婚25周年記念の椅子。(オーク材)

椅子の背には、ご夫婦の名前が彫り込まれている。

これからは、相方はハインリッヒ、私はヘレーネとなります。(英語読みだと、ヘレン。きよしの妻かぁ。)


片方は損傷が激しいので、無料にしてくれ、

そのうえ、うちの車じゃ入らないかも…と、試行錯誤していたら、
おばさまが、「私の車を使っていいわよー」と、提案してくれた。


ほんと、ここに引っ越してきて思うのだけど、こういう人によく出会う。
まーったく見ず知らずの人間なのに、信頼してくれるというか、助けてくれるというか。
そして、みんなよく話しかけてくれる。


あ、そうか。それを求めてみんな都市部からやって来るのか。深く納得。








4 comments:

  1. ワクワクしますね~。
    私もこういうのに目がない人ですが、ホントに探し物があってフリマでも
    見つからないときなどは、こういう所に行きます。そして探し物じゃない物を
    買ってきたりします(笑)。在庫数が違いますからね。
    ご近所にこんな場所があるとは羨ましい!

    それと田舎の優しい人々。
    ここドイツか??ってぐらい、親切で垣根のない人々が暮らす村とか町って
    たまーにあってびっくりします。
    しかも1日とか数時間の滞在でもそんなことを感じるぐらいの頻度で
    親切にでくわしたり。

    きっとakaさんが今お住いの地域も、そんなところなんだろーな。

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    1. Kotomiさん、こんにちは!
      そうそう、実はサイドテーブルが欲しくて、出掛けたのに、(いらない)椅子を買ってしまった、、、。最近ベルリンにも行って、骨董品も見てたんだけど、高い!!昔はもっと掘り出し物があった気がするけど、、、。

      うーん、私の単なる思い込みなのかもしれないけど、ここは旧東の人が多くて、そのせいじゃないかなぁと思ってるんですが、どうですかね?
      その人達の時間の流れかたが違うというか、根本的な部分が違うというか。それに、なんでも自分でやるっていう精神が私は好きなので、共感が持てるのかも。。
      全てがそういう人じゃないのでしょうが、分け合う精神、素敵だなと。

      そこで、初めて”ヒッピーOMA”にも会いましたよ!どこから見つけて来たのか、雑種の大型犬を二頭連れていて、ステッカーをいっぱい貼った車に乗ってました。これは、西にはいないでしょ!!

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  2. 道沿いに建つアンティーク屋。ありますねー。本気でやってるアンティーク屋は敷居が高いのでなかなか入れませんが、Trödel屋は大好き^^akaさんが行かれたところも、いろいろあって楽しそう!それぞれ数時間は滞在しちゃうな。
    このディレクターズチェアのような風格のある椅子(名前入りだし)、どう直すのでしょう。興味津々です。

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    1. その”敷居の高い”アンティーク屋も見つけたんですが、自分の足元を見て、この靴じゃ入れないな、、と、引き返しました。。また、違うところでは、看板は立っているけど、この屋敷の中に入るのはちょっと、、、というくらい、物(ゴミ?)が山積みなところもあったり、色々とあるところが面白いですね。

      うーん、お店の人の提案で、藁の部分を全て剥ぎ取り、スポンジ椅子にしてしまうのが、一番安価だと聞きました。使ってみて、気づいたんですが、私のように小さい人間は、足を横棒に引っ掛けると、心地良くって!昔は床が冷たかったので、子供の椅子のように、こういうタイプが多いのだとか。きっと、アコーディオンを弾くのにも良さそうですが、どうでしょう?

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