Saturday 2 March 2013

Mettenden 鹿肉の燻製





この前のガレージの鹿がこの様な姿になって帰って来ました。



Mettenden というらしいですが、 Mettwürstchen とどう違うのかはわかりません。

どちらも、ミンチ肉を燻製させたソーセージ。ヒレとかモモとか、塊の肉として使用できない部分が

ソーセージになります。

前は、Bratwurst と Bockwurst にしてもらったのですが、今回は粗挽きっぽいこちらに。

って、それ何って?これもソーセージの種類。

ドイツには星の数程のソーセージの種類があります。(大袈裟)

私も実際、そんな種類の違いが未だによく分からないのですけどね。



中はこんな感じで、生っぽく、外はパリパリ。

この半生状態を舌の上で転がしていると、自分が鹿に直接齧りついているような気もしないわけでは

ない。

味は豚よりはあっさりしているけど、かと言って鹿の味はしなかった。

というのも、鹿肉だけでは油分が足らないので、豚も混ぜるそう。その混ぜる分量は、マイスターに

お任せ。

そう、ウチでは捌かないんです。 動物(!)を持っていくと、部位に分けてくれて、加工品まで全て

同じ職人さんが仕上げてくれます。最近ではこのような所も減ってきているそうですが。


このソーセージの山を見てあまり元気が出ないのは、最近ソーセージが食べられなくなったから。

はっきり言って食べ過ぎた。ドイツに来て、どこに行っても美味しいソーセージに魅了されていたのは

5年くらいまでかな。飽和量を越えたんだろうなぁ。

でも、鹿のソーセージだけはまだ食べられるので、私にとっては貴重な食料。猪のソーセージは

もっと淡白なんだそうで、是非試してみたい。

早速、猪の好きそうな菊芋を森の回りに植えてきましたぜ。



ちなみに、この辺に生息しているのはノロジカ(ドイツ語でReh)。犬の散歩に出ると必ずと言って

いいほど出会うのですが、あなたはポインター、追いかけてはなりませぬ。



 この我慢してプルプル震えている姿を見ると、ちょっと切ない気持ちになりますが、、、。





2 comments:

  1. 素晴らしいソーセージの群れです!
    私はLandjaegerという牛ソーセージの燻製を、かなり日が経つまで待って、中身もかなりカリッとさせてから食べるのが大好きなんですが、このMettendenもそんな風に食べたりするんでしょうか。
    でも、akaさん、ソーセージ飽和状態なんですかー。
    私も最近あれもこれもと言うよりは好きな種類が決まってきたので、いずれ、それも飽きてくるのかなあ。

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    1. Landjaegerというの、知らなかったです。
      調べてみたら、Baden-badenとか黒い森地方とかの名産なんですね。
      本場の物はもっとおいしそうー。
      Mettendenはもうちょっと太いので、そこまで乾燥させた物は稀だと思います。
      生でも食べますが、レンズ豆のスープなんかによく入っていますね。
      いえいえ、今も好きなんですが、胃が受けつけないので
      残念ながら少量のみしかいただけません。
      以前は2本くらい軽くたべていたのになぁーってそれがいけなかった、、、。

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