Thursday 12 November 2015

犬セラピーのすすめ。 






秋晴れの気持ち良い日が続いていて、
まったく前回のようなネガティブなことは書くつもりはなかったんだけど、あったことはしょうがない。

今週は犬仲間さん達とその話題で盛り上がり、同じような経験者が殆どなことにびっくり。
おかげで、どこへ散歩に行けば良いかの情報交換が出来たのだけれど。

今日は人の繋がりっていいなぁーと思ったこと。




 すでに一年前になるかな、野犬ちゃんが脱走した時、ご近所のブリーダーさんがご自分の犬も総動員して、捜索に協力してくれたことがありました。

その後も、連絡をさせていただいているうちに、保護犬専門のドッグセラピストをご紹介下さった。

そのブリーダーさんは、犬を譲渡しても、貰われた先で問題が生じたら、自分の所に引き取って、最後まで面倒をみるという体制を取られている。譲渡先の飼い主によって、問題が生じた場合でも。(偉い人だなー頭が下がる。)

なので、問題行動のある犬を常に抱えていた経験から、専門家を勧めてくれたのだ。

そのセラピストさんは、ドイツの南の方にお住まいなので、電話のみでのカウンセリングになったのだけれど、今までで一番長く付き合っている犬の専門家かもしれない。トレーナーは、かなりコロコロ変えている。

電話だけで?と思うかもしれないけれど、犬の学校で訓練しながら、疑問が出たり、日常の変化、毎日の散歩の様子、家での様子、などを事細かに聞いてもらえ、数え切れないほどのアドバイスを貰ってきた。


暖かい日は、散歩中に寝そべって、まったりしてしまうことも。猟犬では考えられないわー。

犬の学校も、結局は、犬の為ではなく、飼い主のトレーニングというところが大きいので、
セラピーも人間の為と言っても良いのではないかと思うようになった。

犬を飼っていると、毎日のように、これはうまくいったかも、ダメだったかもと、自分を鼓舞したり、反省したり、そして殆どが、こんなことでいいんだろうか?と、迷うことばかり。

そこに、

その調子、その調子!諦めないで、そのまま続けて!

と、言われるだけで、モヤモヤがすーーーっと消え去り、
よし、明日からも頑張ろう!という気持ちになる。


道は続くよどこまでもー♪ おーい私を忘れるなー!

ただ、セラピスト選びには慎重になった方が良いかもしれない。

これは人間のセラピー(?)で経験したのだけれど、一度友達に付いて、カウンセリングを受けたことがある。

そのセラピストは、友達としての私に、最近気になっている友達の悪い所を挙げよと命じた。

私は、そんなところはない、楽しくやっていると言うと、幾つもの例を挙げ始め、私がそういうことはあったかも、、と言うと、すかさず、そうでしょう!それがこの症状からくる他者への悪影響なのだ、と決めつけた。

最後には、精神科病棟の連絡先を突きつけて、もう二度と来ないでね、とでも言わんばかりだった。


そんな経験もあって、セラピーと聞くと、背筋がぞっとして、懐疑的になってしまっていた。

まぁ、セラピストもそれぞれの事情(流れ作業とか、金儲けとか、)が、あるんだろう。


で、何が言いたかったのか、
そう、無理に近場で探す必要はないなぁと。

電話だけでも、こんなに信頼関係が結べるのだもの。

今の時代、色々と便利なコミュニケーション手段があるので、国を越え、言葉を越えて、自分に合ったセラピストを探すことも連絡を取り合うことも簡単になったのだから。





秋晴れに、ご満悦なマイちゃん。
あ、足は、お決まりのがに股。










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