Wednesday, 18 November 2015
今年のきのこ料理
森に鎮座されている”という感じ。
自然は美しいですね。
そして、それだけではなく、美味しいのです。
きのこ歴3年、採集のポイントで、欲張らないこと、その場できのこを出来るだけ綺麗にして、籠に収めることを学ぶ。以前、籠に手当たり次第ほうり込んで、毒キノコが混ざっていたため、全部を捨てることになってしまったこともあった。(手前の緑の松ぼっくりは、魚のお薬になりました。)
私の場合、犬の散歩の途中に見つけることが多いので、ナイロン製の巾着をいつもポケットに入れています。本当は籠が良いのでしょうが、犬を制止するときに、キノコが吹っ飛んだりするので、、、。
さて、料理編。
写真(盛り付け)は、いまいちですが、味重視ということで、ご勘弁下さい。
怪獣のかさぶたではありません。
ポルチーニとモッツァレラチーズのキッシュ。
確か、日本語のレシピで見つけたんだと思う。
折角のキノコの味を強いチーズの味で消さずに、引き立たせる為のモッツァレラ。正解でした!
これ、私のブログではお馴染みの Krause Glucke(sparassis crispa) ハナビラタケ。
私の大好物。毎年同じ所に出てきてくれるキノコ。ここの森では10ヶ所は見つけたので、来年も楽しみー、なんですが、イノシシ(たぶん)との競争になりそうです。。
ハナビラタケとリングイーネ。
添えるものがなかったので、犬を添えてみた。
味付けはシンプルに限ります。オリーブオイル、塩コショウのみで、このキノコの生えていた木の香りがパスタに染み込みます。
またまた次の日。毎日のように、これだけ採れたんですよ。
ドイツの定番的なものも。
ゼンメル・クヌーデルにキノコのクリームソース。
(ゼンメルクヌーデルは、固くなったパンを利用したお団子。)
ドイツ人には喜ばれますが、私にはちょっとヘヴィな組み合わせ:生クリーム+キノコ+クヌーデル
もっと、いろんな料理にチャレンジするべきなんだと思うのですが、
やっぱりバター醤油が一番好き。
お箸で一切れずつ口に運んでは、舌鼓を打つ。最高です。
食べきれなかった分は、カットして冷凍したり、
オーブンで乾燥させて、来年のシーズンまで楽しめます。
きのこ万歳!
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わ~立派なキノコがいっぱい!!ポルチーニも虫があまりついていなくてきれいですね。
ReplyDeleteこの秋はポルチーニを2個しか収穫できなかった身としては、何ともうらやましい限りです。ハナビラタケにおいては、出会ったことすらありませんし。
今後は毎年、キノコのシーズンが楽しみですね。
ところで以前、農家猟師とやらのことを書かれていたので気になったのですが、森林を歩くのは大丈夫ですか?ドイツでは自然享受権(Jedermannsrecht?)に相当するものはあるんでしょうか?
本当はもっと色々なキノコを試してみたかったんですが、なんとも、ポルチーニがこんなにたくさんあると、ま、いっか、、、と、他のキノコを素通りしてしまって。。来年は、キノコ探しの講座なんかにも参加して、もっといろんなキノコに出会いたいなと、思っています。
Deleteハナビラタケ、分布図を見てみたら、ちょうどスウェーデンの南海岸くらいまでになっていますね。地球温暖化でそちらにも北上する可能性はあるのかしら…?
そうそうそう!!スカンジナビアの自然享受権(Jedermannsrecht)ドイツでは憧れの権利でもあります。(だから、自然といえば、スカンジナビアに休暇に出掛けるドイツ人が多いのかと。)でもドイツでは、遥に遠くの考え方だと思います。国土の所有権分布で、はっきりした数字は忘れましたが、3分の1くらいを個人が所有している国ですからね、、国立公園なんて、僅かなもんです。で、細い農道や森林の道は、一応公的なものなんですが、一歩でも外れると、お咎めを受けるといった状態。キノコ狩りも嫌われる存在なんですよー。
そう言えば、フィンランドは魚釣りに関しても、寛容だと聞きました。リールなしの釣りであれば、誰でも釣りを楽しめるとか、、。
人間の権利として、自然に触れ合うことは当たり前、という考え方、ドイツも学んで欲しいものです。
キノコ、どれも本当においしそう~!
ReplyDeleteしかも、色んな種類が採れて、とてもきれいですねー!特に「ハナビラタケとリングイーネ・・・犬添え」??(笑)本当に、食べれるのかしら??・・って、姿をしてますね。
でもやっぱり、キノコって「秋の味覚の代表」のような気がするんですが、なんで、この辺りは春先に採れるのかなあ??
いえいえ、KAOさんのお料理の写真に比べれば、もの凄く地味(茶系+茶系)で、お恥ずかしいです。。言い訳としては、茶色モノトーンな盛り付けに慣れてしまったドイツ生活、というところ!?
Delete今年は犬も参加のキノコ狩りで、我慢強く待ってくれました。慣れてくると、採集する事が普通のことだと思ってくれたのか、地面をごそごそしている間は、大人しくしてくれるようになったり。。でも、食べ物とは思ってないようですね(^^)
うーーん、でも春に、モレルキノコが採れるんですよねー。羨ましいですー。中央ヨーロッパはほぼ全滅して、今必死に栽培を試みてるとか…。
KAOさんのところは、木もたくさんありそうですし、自家栽培してみるのも楽しそうですね。菌はネットでも買えるようですし、決め手は木の質と、温度と湿度調整。その、温泉の源を使って、、とか、夢が膨らみます♪