今週の森、初雪が降りました。
ボタン雪で、あっという間に銀世界。
これが森に住むことの醍醐味だったのですね。
もう冬の間、寒くてもいいから解けないで欲しいー
という願いもむなしく、次の日の朝は、半分くらいになってしまった。
さて、犬を飼っている人の間では普通になっている、飼い主さんのパパママ感覚。
ドイツではどうなんだろうと、ふと思ったことがあり、観察していても、人前ではそんな素振りは見せないものの、ネット上(ブログや掲示板)では、日本と同じく、パパママと呼びあっている。
少し前に、ドイツ人女性と話していて、この方は娘さんが二人いらっしゃるのだな、と思っていたら、どうもそのうちの一人は、飼い犬のことだったと随分経ってから気づいたこともあった。
犬は家族の一員であるというのは、当たり前の話なんだけど、
はて、犬にとって、人間の呼び名(名前)って、どういう役割なんだろう。
もちろん犬が名前を呼んだりすることはない。
でも、犬は他の犬の名前をすぐ覚えるように思う。
友達の犬の名前を言っただけで、目をキラキラさせたり、
暗闇で警戒している時に、あれはトミーよ!と言ってあげるだけで、安心したりする。
じゃあ、やっぱり名前を覚えて、頭の中で整理しているのかと。
くんくんくん |
うちの相方、犬と二人っきりでおしゃべりする時は、名前を呼ばずに
子ネズミちゃん(ドイツで恋人や子供への一般的な愛称)と、声を掛けているのを私は知っています。
私が違う部屋に居たりすると、
あー僕のかわいい子ネズミちゃん、今日もいい子にしてた?
なんて、いちゃついている。そこまではいい。
今日もいっぱいタンテ(おばさん)に遊んでもらった?
へ?タンテって誰のこと?
どこだ、どこだ、タンテはどこだ?!
タンテを探せー!
タッタッタッターっと、私のとこに走ってきて、尻尾ふりふり、目を輝かせている犬。
雪の日は飛び切り鼻が効くようで。 |
救助犬の飼い主の方に、頭を使う遊びをやってみたらと勧められたマントレイリング。
散歩中に、私が隠れて、探させたりしている。
その時も、近づいてくると、
探せ、探せ、タンテはどこだ?
と言う声が聞こえてくる。
認めたくないんだけど、コレ、タンテ!見つけたよ!って、ニコニコされると、
よーしよしよしと、褒めてしまう=タンテ認証。
いや、白いから、目でもしっかり偵察。 |
あと、気になったのは、
相方が出掛けると、クゥクゥと数回泣くが、私が出掛けるときは、じっと見守っている。
帰ってきても、対応が少し違う。
相方の場合は、飛びついたり回ったり、大騒ぎなのに対し、私にはこれをやったりやらなかったりする。
しばらくして、思い当たったのが、
私が買い物をして帰ってくると、ちょっと尊敬した表情で、大人しく迎えてくれるのだ。
それに、相方の買い物といえば、ビールのケースやコーラ=食べ物の匂いがしない。
私の買い物は、野菜や肉やパン=食べ物の匂いプンプン。
この辺も関係してるのかも。
ということは、私が出掛ける=狩りに出掛ける、とでも思っているのかもしれない。
ということで、
彼女(犬)における、私の位置づけを一括すると、
狩り担当のタンテ(おばさん)
嫌だーーーー
ママじゃなくてもいいから、他の呼び名がいいーー