Sunday, 30 November 2014

ロングリードでトレーニング Schleppleine









ロングリード、ドイツ語ではSchleppleine(シュレップライネ)。

上の写真は、アカ用。最近人気のBiothaneという素材のもの。
乗馬用に使われているポリエステル素材で、とても丈夫な材質だと評判があります。(防水、UV加工、低温下でも柔らかい、切れにくい、などなど。)


でも、うちのチビには重すぎるので、ホームセンターで簡単に手に入る荷造り用ベルトを使っています。


色は目立つものがいいかと。

ロングリードの使い方は、それぞれですが、うちの場合はあくまでも”補助”的役割。
フリーで歩かせるトレーニングのために使用しています。

なので、”リードが付いていることを気づかせないこと”が重要。

そのためには、

+ リードは手で持たない。
+ 首輪に付けずに、ハーネスに付ける。(これは、万が一暴走した時に、首を痛めないためでもあります。)
+ リードは単なる一本の紐で、持ち手など摩擦になるものは付いていないこと。
+ リードは引っ張らないこと。
+ 呼び寄せるときは、声を掛けてから足でリードを踏む。犬自らこちらに来ることを促す。
+ リードの長さは、5ー10m。

その他、おやつ使用の有無、おもちゃ使用の有無は、私が思うには、その犬に合わせて行えば良いのかなと。


頭の中は自分の妄想のみでいっぱいの図。Das ganze Feld ist meins!

さぁ実践となると、場所選び。

いつもの散歩道では、知っている度が高いせいか、遊ぶ。
アカと一緒に歩かせようとすると、興奮が2頭分、二乗されて、遊ぶ遊ぶ。

それに、アカは遠くに行っても(行き過ぎる場合もある)、呼び寄せが出来るけど、一緒に着いて行ってしまったマイはそのまま…という事態も発生するので、却下。


森の中では、コースを外れてしまうと、木の下やヤブの中に入り込んでしまう可能性があるので、
なるべく見晴らしの良い”線に沿って歩けるところ”が良いかと。



という訳で、川沿いを選択。

飼い主の側を一定の距離を保ちながら歩いています。
リードもまっすぐに延びて、いい感じですね。


ところが、


虹色リードが、虹のごとく弧を描いたり、



犬が消えてしまったり、



ああーー、入ってしまったのね。



他のことに夢中になってしまったり、

と、一筋縄では行かないのが現実です。


それに、マイの場合、外に出るとおやつでの呼び寄せはまったく効果がないので、いかに自分の体だけで犬を呼び寄せられるかに掛かっています。

しゃがんだり、大げさな動きで注意を引きつけたり、犬の3倍くらいエネルギー&体力を使っている感じ。





集中力を使った後は、くったり眠り込んでいる犬の図。


というか、この寒さで汗びっしょりになる私が眠り込みたいんですけど!

今日のところは、100点中、25点を頂きました。合格への道は限りなく遠いぞ!











Thursday, 27 November 2014

ドイツで売られている、魚の正体






釣りを始めてから、魚を買うのをためらってしまう私ですが、
冬が近づいてくると、チラチラとスーパーの魚コーナーを覗いてしまう今日この頃。

今日もスモークサーモンのコーナーで立ち止まり、暫く眺める。

その中で格段に安く売られていたスモークサーモンらしき代物。

Lachsforelle(Lachs= サケ , Forelle= マス ) 

見た目もサーモンそっくり。でも、鮭なのかマスなのか、ハッキリしてくれ!と、一消費者は思う。

おもむろに、パッケージの裏の小さな文字を読んでみると、ラテン名(学名)の表示のみ。

これじゃあ誰にも分からない!

そうなると、どうしても魚の正体が知りたくなって、買い物もそこそこに、このラテン名を呪文のように唱えながら、帰宅。買ったものを車に残したまま、検索。

正体は Regenbogenforelle (Oncorhynchus mykiss):ニジマス でありました。

なーんだ、普通の魚じゃん。
はて、なのになぜ、本当の名前を隠したがるのか?

隠しているわけではなく、違う名前で店頭に並べたほうが、見栄えが良いのかもしれない。でも、
こちとら日本人、エビの細かーい種類も気になる人種 、得体の知れない魚は食べたくないよ。


そう、この見栄えのする名前と言うのが、ドイツでは、"サーモン Lachs"らしいのです。

こちらで一番消費率のある Seelachs (See= 海の , Lachs= 鮭)なんて、 
本当は Köhler (Pollachius virens) というタラの仲間。
マスはまだ鮭の親戚とも言えるけど、タラなんて鮭とまったくかけ離れた種類。

 本当の名前を記したところで、誰も分からないのかもしれないけど、せめて”タラ”とどこかに書いておいてほしい。


それに、今日のこのLachsforelleは、ちょっとあくどいやり口のようにも感じる。

というのも、本来は味も身の色もよく似た Meerforelle (Salmo trutta trutta)を指す名前だったのが、最近では養殖のニジマスに色を付けた餌を与えて、サーモンのような赤い身を作り出し、同じ名前で売りに出されているらしいから。


うーん、ドイツでの無難な魚選び、まだまだ続きそうです。





結局お気に入りの魚を買って、代わり映えしない我が家の食卓となりました。

Sprotten (Sprattus)  という、ニシンの仲間。卵なしのシシャモのような味わい。燻製されて売っています。少し炙って、頭から骨まで食べられます。カルシウム、カルシウム。









 
 

Saturday, 22 November 2014

越冬鶴と、この時期の湖水釣り







今週から、夜の気温が氷点下にまで下がる北ドイツです。

上の写真、ほぼ正午の太陽の位置。どれ程、緯度が高いか分かりますねー。

そして、秋から次々にスカンジナビアから越冬にやってくる鶴の群れ。
昼間はこのように、餌を求めて低飛行でこの辺りを飛んでいます。





鶴の鳴き声が近づいてくると、一目散に外に出て、空を見上げていましたが、
最近はもう慣れてしまって、、、

でも、偶然に遭遇すると、やっぱり眺めてしまいます。鳴き声もカモの群れと違って、物悲しくて好き。
カモが悪い訳じゃないけど、ガ行が多すぎ。



さて、鶴を眺めすぎて首が怠くなってきたので、釣り釣り。
天気の良い日は、気温より少し水温のほうが高い。

ここ2年、水草の大量発生で釣りにならないこの湖。対策のために、水草を食べるコイの放流を
釣り協会でやっているのだけれど、成果が出るのは数年後かな。




なので、よりここの水草を避けてくれる仕掛け作り。
ジグヘッドにいろんなものをくっ付けただけですが、これはもう、試行錯誤。水草避けてくれても、
釣れないと意味がないから、試すしかないです。それで出来たこのへんてこな仕掛け!



問題は、去年も書いたかもしれないけれど、小さいサイズしか釣れない。
かといって、ルアーを大きくしてしまうと、水草率が増えてしまうし、、、

今日もリリースサイズのパイクを1匹づつ釣りました。



優雅に泳いで帰っていくパイクの後ろ姿。元気で!また会おう。




空を見上げたら、鶴も帰っていくところ。 元気で!また会おう。







Friday, 21 November 2014

アジリティー用具*簡単ハンドメイド








秋が深くなってくると、何かにとことん集中出来る気がします。

毎日どんより天気で気も滅入る北ドイツですが、あの生き生きとした生命力一杯の春夏が過ぎて、
どこかでほっとしている自分がいたり。



と言うわけで、ふと思い立って工作。犬用のハードルを作ってみました。


今度は何が出来るのか?

イメージは馬術で使われているようなハードル。
材料はあるもので。

角材を7本、同じ長さに切断し、写真の通り組み立ててネジ止めするだけ!
かなり頑丈ですよ。


 フックもあるもので工夫。
 ハードルのバーは木製のカーテンレール。



うちはチビとスポーツマンがいるので、2段式にしてみました。



構想から、1時間足らずで完成。ヤッホーイ!

さぁ、試してみよう!



初めは、横を通ってくれる(ハードルを避ける)犬さんたち。



マイは、こういうことにはまったく興味を持たないので(自分で無意味だと思うことには参加しないタイプ、、、)リードをつけてチャレンジ。

アジリティーの基本というのによると、障害を越えることが目標ではなく、飼い主との一体感が肝心だとか。そーだ、一体感と、リードを付けて軽く走りながら盛り上げる。



アカは余裕のジャンプ。


と、ここまでは良かった。
その後、2、3回で飽きられ、隣に積み重ねてあるハードルの2倍はある木材の山に、飛び上がったり飛び降りたりして勝手に遊びだした2匹。

それを見ていたウチのドイツ人は、腹を抱えて笑っている。
クッソー

基本によると、バラエティ豊かにする、飽きさせない、とも書いてあった。

よし、次はシーソーを作ってみよう!
(単に私が工作したいだけの話。犬たちよ、付き合って下され!)







Sunday, 16 November 2014

運転マナーが悪いのは、どこのドイツだ。







車の話続きで、

以前、いぷしろんさんがブログでも書かれていたように→”もっと広い心で運転してほしい”

ドイツでの運転歴はまだまだ浅い私でも、ドイツの運転マナーに腹が立つこと多し!


少し前に、オランダに滞在していたのですが、すぐお隣の国なのに、こうも違うものかと思う点が交通ルールにもありまして、

殆どの国道やそれに近い道路が、制限速度80kmなんですね。(ドイツは100km)

そして街中や自然公園に沿った道路には、アスレチックか?と思わせる様な仕掛けが工夫されていて、

緑地帯が道路脇の左右交互に設置されていたり、道路に少し凹凸を付けてあったりするのは、普通ですが、それらを全て施した道というのには、ドイツではお目にかかった事はありません。

10m進むごとにそのアスレチックをクリアしなければならないので、スピードなんて出したくても出せないという具合です。

まぁ、そういう道路を1キロも走れば、疲れ切ってしまって、二度とこの道路に遭遇したくないと思ってしまったのですが、

何というか、本気でスピードを抑えてやろう!っていう、オランダ人の意気込みを感じました。
(それとも、ギャグでやっているんだろうか、、?と思ってしまうほど。)


それと、話には聞いていましたが、自転車を愛する民族。

ヨーロッパに限らず、昔から地元の人だけが使う村と村、もしくは集落と集落を繋ぐ道というのがありますね、それをこの自転車大国では自転車専用道にしてしまっているんです。

私の住んでいる辺りでは、殆どそれらの道が舗装されて、車が通れる道になってしまっています。

ちょっと隣の村までサイクリング、気持ちの良い天気だからもっと足を伸ばしてまた隣の村へ、
車の特にトラックの排気ガスを吸わずに走れるなんて夢の様。

それに、自転車での犬の散歩も、いちいち車を気にしなくていいし。

ま、大きくした道路を小さくするなんてことは絶対に通らない法案なので、諦めるしかないですが。



そんな、交通規則に慣れて、ドイツに帰って来る。

欧州道路(Europastraße) という、ヨーロッパ全土を繋ぐ自動車道で、ドイツに入った途端、
道路の幅がグンと広くなり、道路脇の自転車道がグッと狭くなる。

今まで時速80kmで仲良く走っていた(と思っていた)車が、一斉にフォーミュラ1。

溜まっていた鬱憤を一気に晴らそうと、ドイツナンバーが暴れだします。


なぜなんでしょうね、このスピード狂。

普段はリスクの計算が趣味な方々なのに、交通事故に合う確率はあまり計算しないんでしょうか。

それと、これはどこでも同じだと思いますが、車種による偏見。うちの車が前を走っているだけで、
イライラする輩が多い。制限速度マックスで走っていても、抜きに掛かってくるから危ない。

話は反れますが、犬同士を遊ばせていた時の話です。
裕福そうなご夫婦は、やたらと長い名前の(忘れました)犬種の犬を連れており、ウチの猟犬ミックスアカと走り回る遊びが始まりました。

ウチの犬、ターボエンジン搭載の犬でして、追いかけごっこの途中で、スイッチを切り替えるのが好きなんです。

この時も、長い名前の犬がやっと追いついたというところで、エンジン全開。あっという間に引き離し、長い名前の犬は追いかけるのも止めてしまいました。

犬同士の駆け引きなので、こんなことは頻繁にあるのですが、その光景を見つめる飼い主の旦那の目は、正しくアウトバーンでノーネームな車に追い越されたときの目でしたね。

雑種ごときに、とは口に出されませんでしたが、その後は挨拶もなく帰ってしまいましたから。。


車種による偏見、女性という偏見(万国共通!)、外国人という偏見、
これら全てを背負って運転するのは辛いですが、それが社会勉強ってことにして、

ドイツは、甘やかして完璧な道路を作り過ぎてしまった結果のスピード狂ということにして、


おい!今度、夜間に後ろにぴったりくっ付いて来たら、刀で車をたて半分にしてやる!





アウトバーンの標識はイイナ。










Thursday, 13 November 2014

車 売ります。






今年の春に車を買い換えたばかり。→車が壊れるー車を買うーふりだしに戻る 

車を買い換えた数日後に、私の友達から車を売りに出したいんだけど、その前に私が必要ならプレゼントしたいと電話があった。

悪夢って続くんだな、と。

同じくらい古い車だけど、友達が新車で買って、今まで愛用していた車で、事故もなく、
色がかわいい。

買い換えた車を売りに出そうと必死に説得するも効き目なく、色がかわいいとかは完全に無視をされ、結局諦めなければならなかった。

その時の慰めの言葉が、次回は私の趣向で選ばせてくれると。

それなのに、数ヶ月前に知人から車を安く売るよとの連絡が入り、電話口で良い返事ばかりしている。


なんとなく嫌な予感。

で?どんな車なのよ!(初めから攻撃体制に入っている。)

opel corsa

出た。

オペルの祟りじゃー。


またふりだしに戻るのか?


 
この車は借り物ですよ。



なんだ、広いと思った。
アカ先生はどうしても荷台。

楽しいー


危うく、また同じ悪夢が続くのかと思いましたが、
今度は念願のパワステ。4ドア。

と言うわけで、うちの車に興味のある方(いないと思うけど、)コメント下さい。
コメントは公開しないので、メールアドレスを頂ければ、詳しい情報をこちらから送ります。


あ、車検もまだ1年以上あります。






Monday, 10 November 2014

犬の狩猟本能による悩み








というと、きっとこの方のことかと思われる。



猟犬=獲物を獲る、と思っている人が意外に多いことにびっくりする。

ヨーロッパの猟犬種で、自分で獲物を獲ってくるタイプは殆ど無いに等しいのではないかな。

躾や訓練によって、この辺は変わってくるので、一概には言えないけれど、アカを育ててきた限り、

獲物を追って楽しいこともあるけれど、だからと言ってその獲物をどうこうしようっていう気はまったくなく、反射神経からの遊びの延長の様。

そしてこちらは、遊びでそんなことはして欲しくないので、怒って正す、というのもすんなり受け入れられるしつけ方だったんです。



そう、アカでなければ、このお方。

ロシアっ娘のマイ。

この方の場合は、

”獲物が居れば、獲って、茂みに隠れて、食す。”

という行為をごく自然にやってのける。

ごく自然というのは、当たり前のことの様に行うという意味で。


困っています。


周りから言われるように、元野良犬だから仕方がないんじゃないの、とは思います。

でも、そういった性質は再教育出来ないのでしょうか。




例えば、面と向かっての訓練は飲み込みが早く、完璧に粉します。

散歩の訓練も、少しの注意で私から前に出ることはなく、集中力も持続力もあります。

普段の生活でも、ダメなことはダメだという線引きがきちんと出来ます。

初めての所、街中やお店や人混みの中でも少しの時間で均整をとります。


でも、いざ自然の中に出ると…



一匹ミニ狼。


先日も釣りをしていると、こういう方々がやって来て、




獲物としては考えられない大きさですが、

大興奮。



言われて、伏せをしているけれど、耳を立てて目を細めて口を固く閉じている。もの凄い緊張状態。

体に手を当ててみると、心臓がバクバクと早くなっていくのが分かります。そして数秒ごとに、小刻みに体全体が震えている。

本人もどうすることも出来ないという感じで、キャンと短く乾いた声を張り上げる。

苦しそう。


同情はしませんけどね。だって、ここではそういうことは許されないから。

ロシアの奥地なら、さぁ自分で餌を獲っといで!と私も言えるけど、私達とここで生きていくには
ルールに従ってもらうしかないですから。

それに、散歩に出る度に、鼻を地面に擦り付けて、ゼイゼイハァハァリードを引っ張りながら
辿り着けない獲物の匂いを嗅ぎ回るなんて楽しい行為とは到底思えない。

(ま、この考えに辿り着くまで時間が掛かった私ですが。)




小さな事から、ということで

散歩中に動物の痕跡を掴んだような仕草をすれば、直ぐに注意を反らせて私との歩行に集中させること。私も集中力が必要なので、当分は1頭づつの散歩です。

そして、野犬出身だから仕方がないと諦めないで、
子犬の頃の社会性を身につける訓練を一からやり直しています。


いつか、みんなでゆっくり楽しさを共有できる事を夢見て。







Wednesday, 5 November 2014

かぼちゃー食べ放題 Butternut & Hokkaido-kürbis










今年の菜園は時間があまり持てなくて、どうなるかと心配してましたが、育ってくれました。
バターナッツかぼちゃとホッカイドウかぼちゃ。

バターナッツかぼちゃは今年初めての栽培でしたが、(種はこちらで買いました。)
成長はホッカイドウかぼちゃに比べて、スタートはのんびり目。

でも、成長し始めると、育つ育つ。


Die riesige Blätter von Butternut-kürbis

葉も2倍くらい大きく、子づるもどんどん増える。整枝作業が追いつかないくらい。

そしてあらゆる方向に占領し始め、終には隣の花壇にまで足を伸ばして、どこもかしこも一時通行止めになってしまったくらい。(うちのように小さな畑では栽培数を熟慮したほうがいいかも。)


授粉は蜂に任せっきり

今年の畑は野性動物の被害が続いたのですが、(犬君たち、どうした!)
特に酷かったのは鼻のとんがった小さな野鼠(その名もSpitzmausーとんがり鼠)の仕業。

ブロッコリー、コールラビ、芽キャベツといったアブラナ科は全てやられてしまった。
20cmくらいに育つと、一晩のうちにハサミで切ったように刈り取られてしまう。

去年の北ドイツ地方は、Mastjahr と言って、木の実、特にドングリが大量に実りをつける年だったんです。そして因果に依って次の年は猪や鼠などの野生動物が大繁殖する。

聞いてはいたけど、これ程までとは、、、腹立たしいよりも驚きの方が大きかったです。



そんな状況のなかで、ひたすら実を付け続けるバターナッツ。大丈夫なのか?と思いつつも、
ほぼ放置したままで、どんどん立派なカボチャに育ってくれました。

そして、なんと今もまだ畑で成長を続けているのです。


Die nachdenkliche Hokkaido-kürbisse
あ、ちなみにこの辺ではハロウィンなんてありません。



かぼちゃといえば、スープ。
うちはショウガとガラムマサラたっぷりのスパイシーなものが定番。



Feuerbohnen(Phaseolus coccineus) ベニバナインゲン

というのも初めて育ててみて、その活発さに呆れてしまったくらい。
畑がジャングルの様になります。

それに、食用価値があるのかどうかも不明なまま。
食べたことがある方、是非ご感想を!






Monday, 3 November 2014

クレソンー食べ放題 Brunnenkresse







ついに見つけました!

自生するクレソン。



随分前にフランスで、至る所で自然に繁殖しているクレソンを見つけて、この大好物をなんとか近場で自生させることが出来ないものかと、

自宅である程度育ててから、近くの小川に植えつけてみたり、庭の池で試してみたり、
色々工夫はしてみたけれど、一行にうまく行かなかった。



灯台下暗しーとはこのこと。

何百回と通っているはずの我らが釣り場。

先日も、釣れないなーと歩いていたら、ふと目に止まった水に浮かぶ植物。


直ぐにむしり取って、口に放り込みました。

うーん、うまい!

(同行者はビビってましたが、好物は見間違えないものです。)


この香味野菜、早春から晩秋まで緑を保つことから、緑黄色野菜が不足がちな今の時期から冬にかけて、欠かせないビタミンパワーとして昔から重宝されていたそうです。

私が見つけた茂みも、まだまだ若い芽が出始めていました。

なので、川沿いの散歩、湖の畔、水辺を歩くときは、是非目を光らせてみてください!

*同じ環境で育つよく似た植物が存在しますが、クレソンと違い、茎が空洞ではないので、茎を折って簡単に確かめることが出来ます。ちなみに、毒性もありません。


やはり肉料理には合う!

自分で育てたものより、断然味が濃いし、こんなに食べ放題なので、何にしようか楽しみでレシピ検索。

スモークサーモンとクレソンのちらし寿司。
ササミとクレソンの棒々鶏
香味をぶつけ合って、ミョウガとクレソンの和え物なんてのも出てきた。うーおいしそう!

ドイツで茗荷栽培に成功したkotomiさんにバトンタッチ。