Tuesday, 4 July 2017

マイに弟ができました! 








皆様ご無沙汰しております。
楽しい夏をお過ごしのことと思います。


さて、タイトルの通り、マイに弟分が出来ました!
名前はジンバ。ライオンキングですね(笑)。


一年近く犬を探していた同僚君、たまたま近くの農家で生まれたラブラドールミックスの子犬の引き取り先を探しているという情報を得て、2日も経たないうちに

「今日引き取りにいく。」

二時間後には車に乗った子犬の写真付きで、「お家にGo!」
というメッセージが。






彼の話によると、子犬の家族は、典型的な旧東ドイツの農家。
犬たちは他の家畜と一緒に家畜小屋で暮らし、人間の家族もそれはそれは驚きの人達だったそうです。

予防接種は受けていたものの、チップも入っておらず、首輪もリードも知らない、家の中も知らない様子だったとか。

それでも、体は丈夫、精神的にもかなりどっしりかまえたタイプだと思います。

子犬と言っても、既に生後4ヶ月ということで、早く誰かに引き取ってもらいたかったらしく、「さっさと持っていってくれー」という感じだったそう。

最後の二匹のうちの一匹だったジンバ君、おっとりというか落ち着いていて、物怖じしないタイプ。
「一番最初に駆け寄ってきた犬は飼わないほうがいい」という、初めて彼が子犬を探していた時に習った教訓、覚えていてくれたのか、

保護犬DK君との出会いが、彼の理想の犬を変えたのか、


とにかく、長い道程でしたが、晴れて犬飼デビュー!
普段はちょっとマッチョな彼が、ママぶり発揮で微笑ましい。


こちらが楽しく遊ぶ二頭の姿です。






初めてのデートということで、ちょっと緊張ぎみですが、今はもうちょっと落ち着いています。
今日は初めてのうちでのお泊まり。うまくいくかな。



しばらく仕事の関係で、お休みしていましたが、
今度は、明日から休暇に出掛けるので、またしばらくお休み致します。


どうかマイたちの事、忘れないでやってくださいね!






ではでは、皆様も素晴らしい夏のご褒美を満喫してください。






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Wednesday, 3 May 2017

犬に助けられる 









忙しくなって、更新が途絶えていますが、みんな元気です!






犬さんには大変迷惑を掛けてしまっている。
留守番も多くなったり、預かりに出したり。


祝日だった月曜日は一日ゆっくりできたので、たっぷり散歩に出かけようと張り切っていたのに、マイからストップ。もう帰ると。車にも乗りたくないと。

それでソファでウトウトしていたら、マイもソファに上がってきて、イビキをかき始めた。

そんなに疲れているのか?散歩は少なめになっていたのに、、、。


一日人間と一緒になって、ぐだーっと眠っていたのでした。



そこで思ったのは、犬は犬なりに、なんというか、飼い主が大変そうだと察知して、自分も頑張ってしまうんではないかと。


私が子供の頃、両親は共働きで、常にばたばたの毎日だった。
そこにちょっとした問題が生じるだけで、日常のリズムが一気に狂って、修羅場になる。

子供だから、詳しいことは分からないままも、「なんかマズいぞ。」と感づいて、「自分が失敗したらもっとマズいことになるかも」なんて、はっきりとは思わなかったにしろ、ちょっと緊張していた気がする。

親は、子供には迷惑をかけたくないと思っていたんだろうけど、子供だって気づく。

それに、不憫だなんて思ったことはなく、山を越えたとき、「自分も一緒に頑張った!」みたいな自信がついたり(自分は何もしてないけど。)、ちょっと大人になったような気がした。


そしてやっぱり、休日は親と一緒にだらーっと家で過ごしたかった。




Danke, Mai. Du bist die beste!


全て私の勝手な解釈なんだけど、

なんか一緒に頑張ってくれている家族の一員のような気がしてなりません。









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Monday, 24 April 2017

犬をリードに継ぐお触れ、始まる 








といっても、もう既に始まって1ヶ月が過ぎようとしています。

こちらの州では、4月1日から、野生動物の子育て期間(Brut-, Setz- und Aufzuchtzeit)として、犬はリードに継ぐ条例があります。

これがまた長く、7月15日まで続く。

飼い主同士の会話では、「ああーまた始まったー。」と、嘆きの声が。





確かに普段はとってもフリーなドイツでは、リードをつけて散歩などありえない、という人も多いです。

それに、この条例の範囲内は、”野生動物が生息しているところ”で、うちの場合半径50km内がその範囲に当てはまるわけで、どこに散歩に行こうがリードは必須となる。

まぁ、犬と散歩に行きたいところって、自然の中が基本ですから、どのみちリード着用となるわけです。


でも、飼い主側の嘆きも分かりますが、野生動物の嘆きの方が切実だと思うんです。


そうじゃなくても厳しい環境で生きている動物。
その上子育てという重要任務を抱えているときに、邪魔をするなんて、あるまじき行為です。


そんなことはみんな分かっているけど、”全員が守らなければならない”というのが腑に落ちない人も多い。

例えばまーったく野生動物に興味のない犬とか、どう考えても身体的に動物を追いかける能力がない犬の飼い主は、納得いかないわけです。


ある飼い主さんが、自然公園を散歩していて、犬が見当たらなくなったそうです。
名前を呼んでいると、森の管理をしている人が通りかかり、事情を察知して、「こんなところで、犬を離すなんて、、野生動物の管理が、、、うんぬん」と、説教しにかかったそうです。

そこへ、その飼い主さんの犬が、馬糞を咥えて、よっこらよっこらと戻ってきた。

その犬は短足の上にどっしりとした体が乗っている雑種犬。歩くのも、ちょっと大変そうだ。

管理人もその犬を見て、苦笑いするしかなかったと言う。



飼い主なら、自分の犬が狩り好きかどうか、呼び戻しが100%かどうか分かっているはずなので、こんな条例を作る必要はないと思うんですがね。






しかしマイさんは思う。


ヒナを咥えて、悠々と横切っていく猫を見て、

「ペットでありながら、野生であることも許されている猫が、非常に羨ましい」と。









*リード着用義務の期間や場所は、各州や地域の情報を確認して下さい!
「Leinenpflicht + 居住地」で検索。




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Friday, 21 April 2017

マーキングは止めさせるべき? 







「世界で一番美しいのは、わたし」の続きです。





ヒート期間に発生する自意識過剰、他犬に対するアピールに伴って発生するのが、マーキング問題。

普段も執拗にマーキングをする犬さんではあるのですが、この期間はそれも倍に。
もちろん足挙げタイプです。

犬を飼っていない友達には、「この犬、病気?頻尿?」と言われてしまうくらい、
ヒート期間は数メートルごとにマーキングしようとするので、散歩もスムーズに進められない。





猟犬アカは、ほとんどと言っていいくらい、マーキング行為はしなかったし、そもそも犬の自然な行為だと、気にしたこともなかったのです。

でも、マイを飼い始めてから、「これはちょっと病的なのでは?」と思うようになりました。

比較で言えば、回数の多いオス犬くらい。

色々調べてみても、オス犬のマーキング癖を抑える方法が殆どですし、やはりメス犬がここまで執着するのって稀なのかなと。


あらよっと。


 オス犬の飼い主さんたちは、街中や住宅地を出るまではマーキングをさせないとか、交通機関を利用するときはさせないといったトレーニングをしているそうです。

確かにそんなところでされたら困りものですが、ここの散歩道、誰に迷惑をかける訳でもない、好きにさせてやれば、、とも思います。

でも、私の勝手な考えかもしれませんが、犬が他の事も見えなくなるくらい一つの事に執着する行為がなんとなく不自然に見えてしまうのです。

猟犬アカが、ボール遊びに執着し出した時も、代替え出来る余裕を持たすように促しました。

集中力とはまた別で、日に日に欲求が収まらなくなる中毒症状っぽい行為、自分もその傾向にある人間なので、気にしすぎなのかも知れませんが、

”好きな事に集中”と”これがないと不安”の違いって、精神の健康状態の差なんだと思うんです。

小山にもぴー


初めはちょっと抵抗があったのですが、マーキングの回数が増えてくると、後ろからちょいと足で前に進むように促したり、”私との散歩”に楽しみを向けるようにもっとコミュニケーションを増やしたりしています。

それに慣れてくると、犬は犬で、「あ、これは必要ないかもー」と理解したり、「やっべー、見つかった」みたいな顔をして、そそくさと違う行動に移したり。

自分でコントロール出来るようになればと、ちょっとしたことですが、改善中です。


きーーーーっ、さっきから何撮ってんのよ!!









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Sunday, 16 April 2017

交通事故 








イースターにこんな話題ですみません。


数週間前に友達が車で事故に遭いました。
幸い、彼女は一週間ほどの入院で、今は自宅療養です。


でも、一緒に乗っていた愛犬は助かることが出来ませんでした。



よく知っている犬だったので、ショックです。



犬との生活、車は欠かせない移動手段。
私もこちらで車を運転するようになって、どこへ行くにも愛犬と共に行動出来ることの楽しみは、なくてはならない日常になっています。

彼女の遭った事故は、田舎の県道のようなところで、彼女は安全運転派。いつも時速60kmで走っている、が口癖でした。(ドイツの表示のない道路は時速制限100km。これがおかしい?)

そんな小さな事故でも、体の小さな動物にとっては致命傷になること、日常に起こりうることだと思い知らされました。






 これはうちが使っているケージ。

ドイツでは、トランスポートボックスという名前で売られています。
家の中でケージを使うことのないこちらでは、車や飛行機に動物を乗せるためのものとして規格にあわせて商品化されています。

うちの場合、車に乗っている時は大人しくするためのトレーニング道具として購入したのですが、ちょっと強くブレーキを踏んだときなど、車にしっかり固定させているので、衝撃が少ないことに気づき、常に車に積んだままです。


でも、長距離になると、やっぱり窮屈かなぁとか思って、後部座席に座らせたり、うちの犬の場合ちょっと無理があるのですが、膝に乗せてみたりしてしまいます。



 そんなこと絶対に止めようと、今回のことで思い直しました。




これは、こちらで主流になっている車用のケージ。
アルミ製で、愛犬を事故から守ってくれる優れものです。
*こちらで色々なタイプを参考出来ます: http://www.hundebox-transportbox.de/
PRODUKTEのページをクリックすると、自分の車に合ったケージが選べます。日本車もあります。



人間にはシートベルトにエアバッグ、子供にはチャイルドシート、

愛犬にも、もしもの時の備え、どうかご検討下さい!








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Thursday, 6 April 2017

飼い主のために、街中を駆け抜けた犬 








4月1日土曜日、エッセン、ドイツ。


複数の通報が警察に入る。

犬が街中を走り抜けているという。一人の女性は犬に襲われたとも。
その女性は車に逃げ込んだが、尚も犬は車を包囲するように吠えつづけたと言う。

何かおかしい。

回りに居た人によって、なんとか犬を落ち着かすことが出来た。
おそらくその中にその犬を知る人が居たようで、駆けつけた警察と一緒に飼い主の元へ犬を連れ戻した。

そこで明らかに具合の悪い飼い主が発見され、即座に救急車で病院に搬送された。

犬はその男性の娘の元に預けられた。

警察が推測するには、そのせいで犬はそんな行動に出たのではないかと。
というのも、その犬は普段大人しく、行儀が良いと評判で、そのような行動にでたのは、自分に注意を集めて、飼い主のために助けを求めたのではないかと。

犬種については、ただ茶色の大型犬ということだけで、警察は公にしていない。

犬に襲われた女性に関しては、大怪我ではないとのこと。







飼い主が倒れて、パニックに陥ったのか、それとも警察が推測するように、計画的に行動をしたのか。


私の予想ですけど、
吠え立てて人を動かさないようにすると言う行動と茶色の大型犬、
もし、噛んだのが手首であれば、その女性を飼い主の元へ連れて行こうとしたのではないか、
ということで、ベルジアンシェパードかなと。

この行動を知らない人は、噛まれたと思って手を引っ込めてしまい、逆に怪我をしてしまう。
実際にそんな犬と触れ合ったことのある人は分かると思うんですが、そっと手首を噛んで(口で握って)行きたい方向に運ばされるというか、なんとも不思議な感覚を覚えるものです。

警察がそこまできっぱりと推測するのも、彼らがよく知っている犬の行動だったからかとも。


それにしても、犬をなだめた一般市民の方達、凄いですね。

それに警察も下手に犬を威圧しないかったのも良かった。

犬が人を襲って警官に射殺されたなんて話は度々ありますが、社会全体が犬の性質をもっと理解できていれば、そのような事件は起こらなかったと思います。

今回の事件は偶然かもしれませんが、全てそんな人たちの連携プレーの賜物だったと言えるでしょう。








記事元はこちら(ドイツ語)







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Monday, 3 April 2017

田舎の訳あり物件ー安い理由は… 







春ですね~



私たち、あんまり真剣に家探しをしている訳ではないのですが、友達夫婦がとても親身になって、探してくれています(笑)。

そしてなぜか物件は全て彼らのご近所。
仲間を作る作戦ですかね。





さて、タイトル通り、中には驚くような低価格の物件なんかもあり、
土地付きなのに明日にでも一括で買えてしまいそうな値段でびっくりしてしまうことも。

どういうこと?って、やっぱり猜疑心でいっぱいになる。


理由1。

店舗付き二世帯住宅というだけあって、敷地はかなり広い。店舗は誰かに貸せばいいし、庭も広いので、十分普通の住宅として使える。なのに、何年も買い手がつかず、価格をどんどん下げていった様子。

その村に住んでいる人に聞いた話では、十数年前に父親が亡くなったそう。
で、その時に隠し子が登場。もちろん長い間揉めに揉めて、裁判にまでなったけれど、決着は付かず、とりあえず物件を売却することに。

でも村中の人がそのことを知っている訳で、そんなドロドロには巻き込まれたくないのか、縁起が悪いと思うのか、未だ空き家のままであります。


理由2。

火事が何度もあった家。

過去に何度も火事があり、その度に新しくリノベーションされたそうですが、何度目かに、保険会社が「これはおかしい」と気づき、問題に。真相は未だ分からず。

売り手であるお婆さんとその娘は隣に住んでいる。

いやいや、ムリムリ。





理由3。

これは、つい最近私たちが実際に関わった(?)物件。

木組みの家と家畜小屋を改造したスタジオ。広い庭には3つの池があり、その間を小川が流れている。

友達夫婦が私たちが好きそうじゃないかと太鼓判を押してくれた物件。いや~池は3つもいらんかも。

庭はね、もちろん池3つだし小川に小橋がかかってあったり、デラックスですよ。
でも、木組みの家がもうボロボロ。外観は18世紀の面影があって、絵になるようなタイプですが、中は生活に最低限必要なもの(水道、トイレ、セントラルヒーティング)が壊れていました。

それも含めてリノベーションする人はたくさんいます。

でも、この物件、なんとなくアンバランスではありません?

前の家主は夫婦で、奥様が陶芸家だったらしく、そのために電力切り替えも出来る工房があるんですが、旦那様は何をしていたのか不明。

とにかくお金がなくなって今の家主に売却したそうです。
でも、、、お金がないのに、池?

犬も飼っていたみたいで、ご近所からの苦情で、2メートルの立派な木製の柵がガレージに積み上げられていました。 ちなみに犬種はロットワイラーです。これもちょっとリッチな選択。。





そして今の家主。

なぜこの物件を購入したかというのが、使われていなかった倉庫に自分の好きな車と機械類があったから。

見せてもらいましたが、クラッシックカーとは程遠い、錆びたただただ古い車。

そんな理由なので、家のリノベーションなどは一切せず、というより、手入れを怠ったために、水回りも暖房も凍らせて壊してしまった。単に家を破壊しただけ。

そして残ったのが、豪華な庭園と使い物にならない家とガラクタの山。


私が物件を見て思いついたことは、
「庭が十分販売価格の価値があるから、家の修理などせず、夏だけ使う別荘にすればいいんじゃないか。」


でも、それでは今の家主とそう変わらない。

折角の歴史的建造物も枯れ果てる一方ではないか。



私は日光さえあれば幸せー



車探しも続行中なんですが、なんというか、持ち主によってこうも価値が変わってしまうんだなぁと勉強しています。








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Wednesday, 29 March 2017

世界で一番美しいのは、わたし 











先週末サマータイムになったこちら、北ドイツの森もようやく春の兆し。
朝の日差しの中の散歩は、一年で一番気持ちの良い季節です。





さて、タイトルの”世界で一番美しいのは、わたし”期間、つまりヒート期間がやっと終わりました。


犬によってもそれぞれだと思うのですが、猟犬アカ姉さんは、一般的な傾向で、「ほっら~あたし良い香りでしょ~」とお尻をフリフリ、オス犬の前を行ったり来たりのアピール期間。

マイの場合は、真剣に「アタイが一番イケてる」と、勘違いする期間なのです。


なので、未去勢のオス犬どころか、メス犬との交流も、この時期はなるべく避けるようにしています。さもないと、ちょっと姐御系のメス犬にも、あたしの方が絶対イケてるということを、わざわざ表現しにかかり、姐御から「生意気な奴!」と叱咤を受けることに。

まぁ、普段から、そういう傾向ではあるのですが、この時期はそれが10倍と言ったところでしょうか。。。




 それでも、散歩中に誰とも会わないのは無理なので、去勢されたオスだと分かると、遊ばせたりしています。

ところが気の合うゴールデンのK君と遊んでいた時、始めは普通に追いかけごっこをしていたのに、途中でマイがイライラし出す事態に。

K君の飼い主さんが、「この子はヒートが何なのかも分かっていない」青少年だと話していただけあって、いつまでもわいわい戯れる子供っぽさ。

それにマイが、「ちょっと!遊んでる場合か!!これ!!!」と、お尻を突き出す。(すみません、はしたなくて、、)

それでも、K君「このボールで遊ぼうよ~」

そのボールをマイが咥えて、横に吐き捨て、頭突き。


あーそれじゃあ、ボーイフレンドは一生出来ないわな。。






もちろん週一で通っている犬の遊び場も控えること5週間。

今日やっと参加してきました。

そこで、ヨークシャー・テリアの若いオスに、ちっちゃな前足を乗っけられて、

「遅いわー!!」と、キレていましたとさ。




こういう女子、面倒くさがられるっていつ分かるのかな。








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Thursday, 23 March 2017

毒エサ 







ウガンダからインターンで来ているN君。

やっと凍えそうな冬が去って(ジャケットというものを持っていなかったので、急遽買い物に連れて行ったという過程もあって、、)春らしくなってきたのに、なんとなく元気がない。


理由を他の同僚から教えてもらった。


先週実家に強盗が入ったのだという。
そして、強盗の入る前日、飼っていた犬が毒殺されたのだそう。


その同僚もその場にいた人も、
「信じられない。そんなことが起きるなんて想像も出来ない。ドイツではありえない。」などなど、生活環境の違いを声高に訴えていた。




真剣に木の匂いを嗅ぐ犬


でも私は、「そうなのかな?」と、疑問が残った。


こちらドイツでも、毒入りのエサをまき散らす事件が後を断たない。

私の住んでいるところは、田舎過ぎてそんなことは聞いたこともないけれど、街の郊外に住んでいる飼い主たちの間では、たまに話題になることもあるらしい。

というのも、ドッグスクールなんかに通っていると、仲間同士でのグループSNSのやりとりが盛んで、毒エサの情報が回ってくるのだそう。

でも、大抵は不確かだったり、酷い場合はデマということも多くて、困っているということも聞いたことがある。

ドイツ語で毒エサは"Giftköder" ドイツ全国で、どこに毒エサが撒かれたかを地図上で見ることが出来る"Giftköder Rader"(毒エサレーダー)なるアプリまである。



もっと上に何かがありますー


これって病気じゃないですか?

誰が何のために動物を殺そうとするのか、理由なんて知りたくもないですが、
大抵そんな行為に特別な理由もないと思うのです。

強盗を正当化するつもりはないけれど、N君の国で起こっていることに、私はまだ理解出来るところがある。

でも、食べ物も住居も持っている人が腹いせなのか愉快犯なのか、そんな行為に出てしまう社会の方がはっきり言って怖い。


ちょっとした悪戯だったのか、

以前住んでいた郊外で、犬の散歩コースに、インスタントラーメンの調味料が大量にばら撒かれていたことがあった。

全て唐辛子入りの粉末調味料で、拾い食いしてしまう犬にとっては、危険極まりない。他の飼い主さんと一緒に拾い集めた。


腹が立つより悲しかったことを今でも覚えている。






数日後、

ちょっと嬉しそうなN君。
妹が新しい犬を貰ってきたそう。

典型的なAfrican village dogと言うらしい。
ちょっと分かりにくい写真だったけど、おおーーマイにそっくり!

体はもうちょっと大きくなるみたい。

村犬って本当にまだ居るんだ~

素敵な故郷に早く帰りたそう。
あとちょっと、頑張って!








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Friday, 17 March 2017

ドイツで人気の日本のエコ商品 







去年の暮れに、新しいソファを買いました。

カードで支払い、領収書は後日仕事先に届いたのですが、誰が何を思ったのか、勝手に開けて、するするっと経理に渡り、流れ作業で振り込みをしてしまったという。

それが最近になって、ソファを購入した会社から二重の支払いがあったと連絡がありました。

向こうも言いにくそうに「どうしますか~?」と、小声になったのにも気づかず、「あ、それは手違いですね。経理にも説明しておきます。」と言った私はバカだったのでしょうか。

後からみんなにも、バカ正直と言われました。



さて、そのソファ、こげ茶色という、白い毛の犬を飼っている家には不適合だと、換毛期になって思い知らされることに。

ペットの毛にはコロコロだろうと、粘着式のクリーナーを買おうと探していたら、ドイツのアマゾンで変な名前のヒット商品を発見。

その名も「PakuPaku」

レビューが400くらいにも達していて、5つ星と好評。

これは買ってみなければ。


で、待つこと、2週間くらい。




届いた!
ちゃんと日本から郵便で。
(ドイツ国内は送料無料でした)





これを、お掃除したい面に押したり引いたり、コロコロと転がすだけ。





素材はエチケットブラシと同じタイプで、その脇にゴムのストッパーが付いています。
このゴムの部分が、上下に転がす度にカタカタと音を立てるのですが、





その音の理由がこれ。取れたホコリやゴミを本体の内部に送り込んでいるのです。


ドイツ人のレビューでも、
電気を使わない、ゴミが出ない(粘着タイプのような使い捨てではない)というのが、ヒットの理由だったようです。


仕事ぶりはというと、

掃除したい部分の生地にもよるのですが、細かいホコリや毛には最適です。

犬で言うならば、アンダーコート(下毛)はよく取れるけど、オーバーコート(上毛)は掃除する場所によるかな。

猫を飼っている人の推薦が多かったのも納得です。







これで、ソファでもベットでも、好きなところで寝転んでくださっても結構ですよ。


おっと、換毛期が終わってしまった~









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Tuesday, 14 March 2017

春の窓掃除と、吠えてもいい関係 









すこーしづつ、春の気配が感じられるようになってきた北ドイツ。




松林は冬でも緑ですが、日差しが強くなったせいか、生き生きしてきました。



さて、ドイツの春の恒例行事って知っていますか?
タイトル通り、窓掃除です。

春だから、気持ちよくなるというのもありますが、
日差しが徐々に強くなる+まだまだ日の傾きがある、ということで、

ちょうど窓の汚れが一番よく見える季節なんです。

斜めからキラキラした日差しが容赦なく窓の汚れを浮き立たせる。

窓掃除が苦手な(嫌いな)私、嫌だなーと愚痴っていたら、

「あと一ヶ月もすれば、日が高くなって目立たなくなるから、それまで見なかったことにするのよ。」とのアドバイスが。

ふーん、ドイツ人でもやっぱり面倒だと思っているのか。じゃあ私もゆるーく、、、と思っていたら、先週だったか、帰って来て、ふと二階の窓を見上げてみると、

汚!!




ということで、犬を置いてみました!


いや、これは偶然なんですが、ここに越してきて一年半が過ぎ、新しい環境での過剰反応もなくなってきたので、そろそろいいかなと思いまして。

一番外がよく見える部屋の開放です。

私が家にいる間だけ、思う存分外の観察をしても良いよーと。

ただ、誰かが来たら、吠えてもいいけど、「ダンケシェーン(ありがとう)」の声掛けで止めること。
道を通るだけの人や車には吠えてはいけないこと。
大げさに吠え立てるのは禁止。

という約束さえ守ってくれれば、好きなだけ番犬の仕事をしてもらいます。


こんなこと、良いのか悪いのかは分からないけど、
それで視覚からの刺激に慣れてくれればいいなぁと思いまして。





それに、一番日当たりの良い部屋でもあるので、日向ぼっこにもなって気持ちも良いはず。

そしたら、ほら、もううとうとし始めてる。



最近は、いびきをかいて寝ています!







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Thursday, 9 March 2017

ハーネスは体に悪い? 









犬の遊び場に通うのは、もちろん犬さまの為でありますが、飼い主同士の交流の場としても楽しいことが多いです。

普段の生活では絶対に知り合いにならないような人と交流がありますから。

それに苦手意識がなくなるというか、、犬の飼い主だと分かると、境界線なく話がし易くなる魔法がかけられるんですよね。


たまに来るおじさんは、もの凄く高そうな車に乗っていて、冬なのに小麦色の肌。ドッグランにいる間は、始終携帯でお金の話をしている。 (←妻について来ているだけ。)

如何にも話しかけにくそうなおじさんだけど、ここは犬中心なので、

「ちょっとー、あんたの犬、あそこでウOコしたよー」
(排泄物は自分で片付けるというルールがあるので。)

と、平気で電話商談を邪魔することも出来る。






さて、最近知り合った方は、整形外科の先生だという。

その人から面白い話を聞いた。

なんでも、ハーネスは犬の動きを妨げる可能性が大きいとのこと。
実際、ハーネスをつけている犬の動きを見ながら、どこの部分の筋肉がハーネスの下になっていて、走るときの筋肉の伸縮を邪魔しているかを説明してくれた。

その中で、邪魔しないハーネスは一つもなかった。





ノルディックタイプのものは、脇の近くにある筋肉と肩の部分を抑え込んでいる。






 このマイのハーネスは、ドッグスポーツ専門のところでトレイル用のものを注文した。

他のハーネスに比べると、前足の自由が重視されているようにも思う。

でも、この人の説明を聞いていると、筋肉自体、全ての体に張り巡らされているわけで、どの部分にも重要な働きがあるため、完璧なハーネスなどは存在しないということになる。


なので、必要でないときは、出来るだけハーネスは着用しない方が良いという結論。


うちも、突進がまだまだあるので、ロングリード(引きずり紐)の散歩の時は仕方なく付けているタイプなので、おじさまの言うことは納得できる。




これは、犬橇用のハーネス。普通の散歩には向きません。

引っ張るためのものですから!


猟犬アカのトレーニングの先生も同じようなことを言っていた。

そして、猟の実践トレーニングの時は、首輪すら外すように指示されました。

ま、この先生の場合、医学的な見解ではなく、


「さあ~帰るんだ~野生に~

生まれたままの姿に帰るんだ~」

と、なんかの教祖みたいになってたんですけどね。。



とにかく、フリーにする時なんかは、ハーネスはとってあげたほうが良いそうですよ!








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