Monday 30 May 2016

お久しぶりです & 犬連れ出張 








お久しぶりです!
しばらく忙しく、更新がなかなか出来ませんでしたが、私達はなんとか元気です!

森はいっきに緑になり、雨が降る毎にどんどん色が濃くなっていきます。
雨にしっとり濡れた森が一番好きだなぁ。帰ってきた~と思える瞬間です。





そう、しばらく仕事で出掛けていたのですが、ここで大問題が発生してしまいまして、、。

留守中うちの犬さんを預かってもらう約束をしていた知人が、まさかのドタキャン。
しかも適当な理由をつけて、出発の数日前に。

数か月前から計画を立てていて、予行演習もやっていたので、すっかり信用していました。
怒り心頭というよりも、こんな人にうちの大事な犬さんを預けなくって良かったと、ちょっとほっとしたのが正直な気持ち。

でも、今からどうする!?と、他の人にあたってみたり、前々からチェックしていたドッグペンション(犬ホテルの様なところ)に問い合わせるも、連休が入っていたため何処も満員。

あるところでは、「この時期、夏が終わるまでいっぱいですよ。」とまで言われてしまった。


仕方ない、連れて行こう!と決心し、仕事先の担当さんに連絡を取ると、「なんとかなるでしょ、連れておいでよ。」と、あっさり承諾してくれて、捨てる神あれば拾う神ありだぁなんて大げさなことを考えながら荷造りをしていると、ピョンと車に乗り込んでついて行く気満々のマイ。

あの~出発は明日ですが、、、



太陽さえあればゴローン。


さて、大都会(私達にとっては)にやって来た、やじきた珍道中。
見るもの匂うもの全てが新しいようで、最初は興奮していましたが、ジョギングする飼い主の後ろを目も合わせずに走っていくハスキー犬をポカーンと口を開けて見ていたかと思うと、何かを悟ったのか、諦めたのか、静々と散歩するようになりました。

問題は、私達が仕事をしている間。
知らない部屋に閉じ込めておくことは避けたかったので、日向と日陰があるところに繋いでおくのが、うちの犬の場合ベストなんですが、ここでドイツの常識。

犬の繋ぎ飼いは禁止されています。(州によって細かく規程あり。)

一時的とはいえ、見る人にはそんな事情は分からないので、動物愛護心たっぷりの人に通報されるかもしれない。

面倒だなぁとは思いませんよ。そういう人達のおかげでペット環境が良くなってきたのだから。でも、ちょっとめんどーだな。。

なんとか良い感じの隅っこを見つけて、寛いでもらうことが出来ましたが、旅行ではなく出張に犬連れは難しいものです。

あるドイツのコメディアン兼ミュージシャンが、飼い犬のためにコンサートはしたくないと言いきったら、プロモーターが彼にキャンピングカーを買い与えたそうで、それ以来数匹の犬を連れてツアーにも出るようになったとか。

いいなぁ、誰かプレゼントしてくれないかなぁ。


ベットでゴローン。


そんなわけで、犬さんに多大な迷惑をかけてしまい、申し訳ないと思っています。
少しゆっくりしようね。

と、思ったんですが、



この手前にある箱、

うちにやって来るミツバチたちです!(理由あって捕獲中)


その話はまた別の機会に。









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Monday 9 May 2016

イベント情報 im Wendland







ちょっと始まってしまいましたが、北ドイツではとても有名になってきたカルチャーイベント "Kulturelle Landpartie"が開催されています。


ここ、Wendland(ヴェントラント)と呼ばれている地域は、昔からスラヴ人が住んでいたり、おもしろい歴史がある地域でもあるのですが(省略しすぎ、、)、

70ー80年代にかけて、放射性廃棄物の埋設地に指定されたことから、それに対しての反対運動を行うためにドイツ中から人々が集まり、大規模なデモが行われてきたことでも有名です。

そして、活動をしているうちに、居心地が良くなり、住みついた人もたくさんいます。

特に、自由な思想を持った人が多く集まったことから、それからも音楽家や芸術家といった文化人が集うコミュニティが形成されてきたそうです。


そんなことから、毎年この時期に、90以上の村が共同で色々なイベントを2週間に渡って開催しています。


様々な展覧会やコンサート、工房を開放してのワークショップ、演劇や講演会など、木組みの古い民家を開放したスペースや、個人の中庭など、普段は入れないプライベートな空間にお邪魔して観覧することが出来ます。


車でハンブルクから約1時間、ベルリンから約2時間の日帰りコースもいいですね。


是非、おもしろいドイツの田舎を体験してみてください!


詳しい情報はこちらから: http://www.kulturelle-landpartie.de/






リンゴやプラムの花も満開ですよー。












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Wednesday 4 May 2016

庭の、バンビちゃん 







あまりにも珍しくなくなってきた鹿ですが、
初めは人の側に寄ってくるのが珍しくて、写真に収めていたら、写真が溜まる溜まる。

この辺で、載せてみます。





毛の生え変わりの季節のようで、ちょっとボサボサしている。
舌でチュチュッと音を鳴らすと、こっちを向いてくれます。





大体鹿の登場に気づいてくれるのが、うちの犬さんなんですが、
私の肉眼で確認できる数分前に、鼻を高くかざして、「何かが来るかも!」警戒を出します。

うちのマイ、まだまだ動く動物に突進してしまう問題があるので、飼い主がその前に気づいて対処するのが一番なのだと思いますが、

動物(犬)の側にいると、人間の感覚の鈍さを思い知らされる。
犬は既に数分前に感知していたことを、飼い主がのこのこと出て来て、「あっちに行っちゃだめよ!」なんて言ってしまうのだから、犬にとっては、今更感があるのだろう。




それに、私たち人間、よくこんなので、生き延びてこられたなぁとも思う。

想像力が豊かに発達したのは良いけれど、それの大半は当たっていないことが多く、逆に行く道を塞いでしまうことだって起こりうる。

特に成長期にその壁が出来てしまうと、前に進めなくなってしまう。

鈍感な人間だからこそ、「生きろーー!」って、誰が言ってた?正にそういうこと。 
シンプルに生きることに集中すればいいのだ、というか、しなければならないのだと思う。





ハチミツ屋さんに巣を作っていたツバメ。
春真っ盛りの北ドイツです。









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Monday 2 May 2016

10円を探せ! 






新しい遊びです。


その名は、「10円を探せ!」

こちらドイツでは何かと便利な日本の10円玉。
1ユーロ玉と同じ大きさなので、買い物のカートを借りる時、代わりに10円玉を差し込んで使えます。

なので、車には10円玉を何個か置いておく習慣にしているのですが、これがよく無くなる。→ポケットに突っ込んだままになる。財布に入れてしまって、うっかりそれで支払おうとする。

でもまぁ、10円なので、”1ユーロが紛失”よりちょっと気持ちが楽。

しかし、あんなにたくさんあった10円玉が一個も無くなってしまうこともよくあり、
そうなると、キーーーっとなってしまい、

「Wo ist Ju-en? じゅーえんどこ?」が、私の口癖に。


それを犬に教え込んだうちの相方。。


用意したもの、クリッカーと10円玉。


探せゲームはインプットされているのですが、”見つければ咥えて持ってくる”とセットになってしまっている。

でも、小さな金属を咥えるのは危険なので、”見つけて知らせる”に変更しました。(一度教えたものに変更を加えるのって意外と大変でした。。。)


この黒い箱の下。


見つけたら、伏せをして、鼻でどこにあるかを指し示す。

初めは、ガリガリして10円を取り出そうと試みたり、取り出せたら咥えようとしたり。

なので最初は、偶然に伏せの形になったり、顔を10円の方向に持っていったりした時点で、どんどん褒めて、盛り上げて、犬が「こうゆうこと?」の顔になるまで格闘。


この下にありましゅる。

凝視!

ところがある日、
いつもは寝転ばないところで、伏せをしている犬さんを発見。

こんなところで何してんだろう?と、不思議に観察していると、
棚を鼻でツンツンしている。

よくよく考えてみると、棚にある箱の中に銅線が入っていた!





しまったーー

500ユーロ札(約6万円札)を探せ!とかにしておけばよかった!

って、そんなもの、うちにはないけどね。



じゅーたんの下でござる。


ごめんよ、バカな飼い主で、、。









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