Tuesday 30 August 2016

逃亡劇 







アメリカのどこかで元野良くんが逃亡したとブログで知り、
そんなこともあるんだなぁと未知の繋がりを感じました。




そうです。うちのマイ、ここに越してきて丸一年、遂にやってくれました。


日曜日の穏やかな朝の散歩途中、鹿を追いかけて逃走&呼び戻し無視。


普段の私だけの散歩もそうですが、相方が一緒の時も、だいたいマイを私の前に歩かせて、
マイが獣の気配を察知した時点で、軽く音を鳴らしたりして警告をすれば、自分から諦めて散歩に戻ってきます。


あるドックトレーナーの本に書いてあった面白い例で、

犬の狩猟本能とは、人間の生理現象に近いもの。
用を足している途中、半分で止めておくことが出来ないように、犬が狩猟モードに入ってしまったら、途中で止めることは出来ない。

だから、狩猟モードに入る前、まだ犬自身が自分で止めることが出来る状態の時に、何かしらの方法を編み出すしかないのだと。


8月下旬になって暑くなったドイツ。

 その日はなぜか、私が前を相方が後ろを歩いていたんです。

いえいえ、どうせぼーーーっとしてだんだろうな、なんて人を責めたりはしませんよ。してる。

あっという間に鹿と共に森の中へ消えていきました。

前に住んでいたところで、ウサギを追いかけて、トウモロコシ畑の中へ消えて行ったときは、5分ほどで戻ってきたんですが、10分経っても戻って来ない。

嫌な汗がじわっと浮かんでくるけど、いや、マイを信じよう。

取り敢えず一旦家へ戻って、帰ってきたときの為に、家のドアを開け放し、近所の人たちにメールを送信し、相方は自転車で、私は車で逃走していった方角にある集落を探すことに。


暑いと、水溜まりで半身浴するマイ。もちろんドロッドロになります。。

住宅の間をゆっくり車で走りながら、ふと前に逃亡した時のことが頭を過ります。

そうだ、あの犬は住宅街にやって来たりはしない!

来た道を戻りながら、どこだどこだと考えても、答えは浮かばない。
自分の感覚を信じるしかないと、車を飛ばしながら思いついたのは、散歩で行ったことのあるところ=森。

車で入ってよいものか一瞬戸惑ったけど、緊急事態ですから!と、乗用車で凸凹の森の道を走る。 
車がバラバラになりそうでした。。。



干涸びてしまっているけど、ひんやりするのか。

いつも遊んでいる森の中のちょっと拓けた場所で、車を停めて、大声で名前を呼んでみると、
アンアン!とどこかで犬の鳴く声。

近所の犬の鳴き声に似ていたので、どこかを散歩している途中なのか?マイと出会ったのか?

もう一度、何度か呼ぶと、

ワウウウウウウ~~~~~ン

と、マイお得意の遠吠えが!
(うちの野犬、遠くで犬が吠えると、遠吠えをするんです。)


声のした方角に車を走らせながら、自転車の相方にも場所を伝え、辿り着き、




無事野犬確保。


超満面の笑みで飛びついてきたら、叱るなんて出来ないよ。
ハグにプロレスに寝技に、地面を一緒に転がり回るしかないです。


ただね、一つ気になることがありまして、

発見場所は、逃げて行った方角からすると、家と反対方向だったんです。

コヤツ、家に帰るつもりなかったのか、私の車の音に付いてきたのか。

後方を信じてあげることにして、まだまだ続く今後の課題。。。


あと、余談ですが、
車を走らせながら、ものすごーくイライラしたのが、荷台に積まれたビールケース(瓶)。
ガチャガチャと割れる勢いでした。

週末というのに、誰かが積み込んだんでしょうね。

何時あるか分からない緊急時の為に、車は空にしておきましょう。おーい、そこのあんただよ!









にほんブログ村 犬ブログ 犬 海外生活へ





Friday 26 August 2016

ミツバチがやって来た日 







そう言えば、ミツバチのことを全然書いていなかったことを思い出しました。



それは、ある日のこと。
相方がいきなり「ミツバチ、一家族、欲しい?」と、満面の笑みで聞いてきたので、
あ、これはもう貰うことになってるんだろうな、と察知しました。


何年前だったか、釣り協会とハンター協会、養蜂協会が協賛して開かれた、”自然を考える会”という講演に参加したことがありました。

その中でも、蜂の居場所が次々に崩壊されていく現在の農業システムについての講演が印象に残っていて、いつかは蜂を飼ってみたいと思っていたのです。

でも私、知識もなければ経験もないと、既に忘れかけていたのです。



デザインまでしてみました。


そうと決まれば、本を買い漁り、ビデオを毎晩見まくり、
肝心のミツバチの住まいや、道具類を買い揃える。

蜂箱は、自分で作りたかったのだけど、ここ北ドイツでは、木箱では冬越しし辛いとのことで、上記のような強化発砲スチロールの既製品を買いました。初心者なので、まずは、師匠の言う通りに。



さて、準備もそろそろ整ってきて、ミツバチの引越の日程を考えていた頃、
ミツバチを譲ってくれる養蜂の師匠Aさんから連絡が入り、


「君たちに譲るつもりだった蜂家族が巣分かれしたぞー。蜂箱を持って来てー!!」
*巣分かれとは、新しい女王蜂が誕生しかけると、元の女王蜂が群れを連れて巣から離れます。






慌てて持っていくと、既に巣分かれした群れが、新しい巣箱にお引越しし始めていました。
1日くらい待てば、引越しも完了するそうなので、しばらく待つことに。


ということは、、、一家族ではなく、二家族うちに来るの?


ああ大変、その足で、養蜂屋さんまで駆けつけて、二つ目の巣箱を用意。


そんなこんなをしている時、近くに住む養蜂の師匠Jさんから電話がかかってきて、

「うちのが巣分かれしたんだけど、見にくる?」と。




このたわわに木にぶら下がっている塊は全て蜂。




中に女王蜂が居て、その回りに働き蜂やオスの蜂が群がっている。




まずは、霧吹きで水を吹き付け、蜂の動きを静めます。




木をわっさわっさ揺らして、バケツの中へ蜂を落とします。





こんな感じ。




それを、新しい蜂箱に注ぎ入れ、




残りは自然に巣箱に入っていくのを待つ。




女王様が入っていれば、その他の蜂は女王様の匂いを求めて自然に入っていきます。




全体図はこんな感じ。
左の木に巣分かれしてぶら下がっていた群れが、右の巣箱に移動。

バケツに入らなかった蜂や、その辺を飛び回っていた蜂も、数時間後には新しい巣箱へ自ら入居を始めます。



さぁ、翌日の夜、私たちのミツバチを取りにいく準備が整いました!

なんだか一日中わくわくそわそわして、犬を貰いにいく時のような気分。






ぎっしり詰まった蜂箱を二箱積んで、なるべく早く移動させなければと、ドキドキしながら運転した帰路の風景。蜂が一緒に居ると、すべて神秘的に見える。


家に着き、二人で抱えるにはかなりハードだった巣箱をベランダへ運ぶ。


そう、巣箱の置き場所を色々と検討した結果、森に設置する許可も頂いたし、近くの果樹園に設置する許可もいただいたのだけれど、

「ペットとして飼いたい」

という私たちの希望から、色々な方に設置場所を考慮して貰い、最適と思える場所が、





私たちの寝室の窓際。



貰ってきた日は蜂も私達も興奮していて、眠れなかったのだけど、
蜂の羽音を聞きながら眠るのも今ではなくてはならない習慣となりました。


でもね、、、

「ミツバチのささやき」なんて素敵な映画タイトルにもあるけれど、

どっちかというと、、、


「ミツバチのざわめき」













にほんブログ村 犬ブログ 犬 海外生活へ


Monday 22 August 2016

ペットと一緒に寝る派? 寝ない派? 






よくある議題かと思うのですが、


私は寝る派です。




体質なのかな、とも思うのですが、
犬を飼い始めて、何の躊躇もなく、犬とは一緒に寝るものだと思っていました。


体質と書いたのは、そうでない人がいる、犬や猫を飼っていて、愛しているのだけれど、一緒に寝るのは嫌。愛情が欠けているわけではないから、体質の問題なのではないかと。


ハグが好きな人と嫌いな人がいるように。





ところが、野犬を飼い始めて驚いたことに、
この犬はソファやベットに上がろうとしない。

こちらが誘っても、胡散臭そうな顔をして、どこかへ行ってしまう。

猟犬アカなんて、子犬の時から”どんなところへも取り敢えず登ってみる”タイプだったので、これはこれで困ったのだけれど。。


さて、このマイの行動は何を意味していたのか?と考えることがよくあった。

単に知らない物への猜疑心か。
ふわふわした物は気持ちいいと知らなかっただけか。


いつだったかテレビ番組で、「うちの犬はなぜソファに上がりたがるんでしょうか?上位に立ちたいのでしょうか?」という質問をドッグトレーナーに投げかけていた。

トレーナーは、「ソファは気持ちいいから!」と即答していて、笑ってしまった。





それとはまた別に、随分前なので、ソース元は忘れてしまったけれど、
アメリカで、”寝る派と寝ない派”とを調査した人がいて、面白い内容だった。

それによると、人間のベットで一緒に寝るという人は、犬の寝床でも一緒に寝ることが出来るそうで、

一緒に寝ないという人では、犬の寝床で寝ようとすると、犬が嫌がって離れてしまったり、数%の確率で、唸られたり、噛まれたりしたそうだ。


調査元の専門家の意見によると、
”場所を共有出来るか出来ないかの問題。”となっていた。


今まったり中なの。邪魔しないで。


なるほどなぁ、そういう考え方もあるかもしれない。

アカもマイも、始めはどうしていいか分からなかったので、入ってよい部屋と、そうではない部屋などを決めていた。

次第に信頼関係が出来てくると、どこでも一緒に居られるようになった。

危ない工具が置いてある部屋でも、「それは触らないでね。」と言えばいいだけで、キッチンでも、火を使っている時は入って来ないよう伝えればいい。


全ての空間を共有出来るようになった時、本当の信頼関係が築きあげられるのかもしれない。


ということは、一緒に寝る寝ないは問題ではないのかもしれない。

でも、それが共有の第一歩に成り得る可能性もあるかもしれない。


どうすればいいかは、犬さんと睨めっこするしかないのかな。










にほんブログ村 犬ブログ 犬 海外生活へ

Friday 19 August 2016

ユダヤ人墓地と人骨 







昔から探検ごっこが好きだった私。

車で走っている途中に、この辺歩いてみたいと思って、車を停めて散歩することがあります。



この日はこんな道?を見つけて、




歩いてみることに。


薮の中のけもの道。

すると、少し拓けたところが前方に見えてきて、
よく見ると、柵で仕切られている。





「僕達ここで待ってるから、ちょっと見て来てよ。」と、いつものごとく私が偵察に送られる。




お墓?

よーく見ると、全ての墓石が同じ方向を向いていて、墓石の上に小石が乗せられていて、うーん、これは何の文字?


ユダヤ人墓地だったようです。

過去形にしたのは、随分と長い間、手を入れられていない様子だったから。
墓地に続く道もなくなってしまって、後日近くに住んでいる人に聞いても、誰も存在すら知らなかった。

ドイツ各地にはこういったユダヤ人墓地がたくさん残っていて、私も何か所か遭遇したことがある。そういった墓地は、ユダヤ人協会で今も管理されているのだそうだけれど、ここはもう忘れ去られてしまったのか。


普段はまったく考えないことなのだけれど、お墓という文化と自分の死後どうやって土に還っていくのかしんみり考えてしまった。



というのも、少し前に近所の方からこんな話を聞いたもので、、


うちの裏の森で子供が人間の頭蓋骨を発見。


なぜもっと早く言ってくれないんでしょうね。。。
そこ、私の毎日の散歩コース。




物が物だけに、警察を呼んだらしいですが、
長い調査の結果、何もはっきりしたことは見つけられなかったのだそう。

分かっているのは4、50年以上前の物というだけ。

それに発見されたところには、その他の骨は見つからず、頭蓋骨だけがポツンと横たわっていたそうです。

警察の人が言うには、よくあることで、イノシシが餌を探すために土を掘り起こし、たまたま出てきた骨をどこかへ運んでしまうと。

そしてそれが繰り替えされ、元に埋まっていたところから遥遠くで発見されることもあるのだとか。



マッサージ中


お墓に固執はしないけど、

イノシシの玉転がしのおもちゃにされるのは、なんか嫌。。


最近、犬が骨を運んでくると、ちょっとぎょっとする日々です。










にほんブログ村 犬ブログ 犬 海外生活へ


Tuesday 16 August 2016

あなたは私のヒーロー、保護犬DK 







こんにちは。
また仕事が忙しくなってきたので、スローペースになっています。


さて、そんな中、
先日のチャリティで素敵な出会いがあり、秋田犬が好きだというトレーナーさんにお願いして、散歩デートをすることに。




トレーナーさんの愛犬、ちょっとマイよりお姉さんと一緒に散歩に出掛けました。
マイはまだ引きずり紐を付けた状態ですが、ちゃんとお姉さんに寄り添って(私よりも他の犬の言うことをよく聞く!)穏やかに2時間ほど散歩を楽しむ。


お姉さんが匂いを嗅いだところは必ず真似る。


一緒にネズミ探し。
マイよ、必死すぎ。。

そんなこんなで、また犬を通しての輪が広がり、
今回、私に保護犬の仲介人という役目が回って来ました。


ドイツには、国内のティアハイム(動物保護施設)に収容されている動物を、一般の方に仲介するだけではなく、国外の未だ殺処分のある国や保護犬が飽和状態の国、

主に東欧諸国(ブルガリア、ルーマニア、ポーランドなど)、南欧諸国(イタリア、スペイン、ギリシャなど)の保護犬をドイツに連れてくるという活動が近年盛んになってきました。


今回、私が仲介することになったDK君も、イタリアからやってきた元野良犬。


「この犬なら間違いなく、飼い主が直ぐに見つかるだろう」と、一時預りの家族の元へやってきたのですが、その家族に予期せぬ出来事が起こってしまい、次の預かり家族、もしくは一生の飼い主を探しているという。

ドイツの預かり家族の元へ来て、僅か二ヶ月というのに、新しいことを吸収する能力が非常に優れていて、今やハンブルグの街を悠々と歩いているのだと言う。

そんな犬をまたティアハイムに戻してしまうのは、非常に残念、

始めはうちで預かってもらえないか、という話だったのですが、犬の特徴や性格を聞いているうちに、、、これは!!!という閃きが。

以前に子犬探しをしていた同僚にぴったりではないか!


あれからも、あーだこーだとなかなか踏みきれなかった彼。
私たちも、自分で決めることだし、それ以来あまり感化していなかった。

ところが、マイのトレーナーさんとの散歩に付き合わせた時に、言われた一言がずっと気になっていた様子。

”子犬からは育てやすい”ということは確かだけれど、性格は子犬の段階では分からない。
もし、子犬が自分と思っていた犬ではなかったら?
もし、育て方を失敗したら?


飼えなくなったとか、問題犬となって、ティアハイムに送られてくる”元家庭犬”の姿を長年見てきた彼の意見に私もグッとこみ上げるものがありました。


それに引き換え、成犬を迎え入れるということは、問題が生じにくい。
大体の性格や問題点が始めから分かっているのだから、自分の対処の仕方も前もって覚悟が出来る。



それ以来、保護犬サイトを隈なく見続けていた同僚。

一度会ってみないと相性なんて分からないわよ~と、軽くジャブを入れていた私たちですが、今回は「会うだけ会ってみなさい!」と、背中を押してみることにしました。

彼だけだと、ちょっと不安もあったので、私の方で興味あるかなぁと思う二人にも声をかけて、うちの近くの森で散歩をセッティングしてみました。


もう、私は前の日からワクワク(自分も会いたかったのよねー。)







かなり画像は悪いですが、森の中でゆったり呼吸するこの貫禄が伝われば幸いです。


ジャーマンシェパードとマレンマとかマレンマーノと言われるイタリア原産の犬とのMix。
ですので、とーっても大きいです!


推定年齢は5歳で、3、4年イタリアの保護施設で暮らしてきたことになるそうですが、そんな様子は微塵にも感じられない。

これ程、生まれ持った性質を施設での偏った生活で掻き消されることなく、守り続けた芯の強さ。だからこそ、是非ドイツで家族を見つけて欲しいと送られてきたのだと聞きました。


うん、間違いなく、君はヒーローだ。


そんな性格に感動してウルウルしてしまう私でしたが、そうだ、仲介人だった。

みんなを超長い散歩に付き合わせたうえ(私のいつものコースは長過ぎた、、)その後も立ち話で永遠と話をし(コーヒーくらいご馳走しよーよ!)みんなへとへとになって分かれたのに、誰一人嫌な顔すらせず、犬トークに3時間。


この後は、お試し週末お泊まり、それでうまくいけば、始めは預かりとしての数週間~数ヶ月の里親トライアルと続きます。


本人同士のことなので、まわりは何も言えませんが、


うまくいくといいな。













にほんブログ村 犬ブログ 犬 海外生活へ



Saturday 6 August 2016

ドイツ版、保護犬チャリティーに参加してみる 






すっかり涼しくなった、というか、夏はあったのか?という北ドイツです。


とにかく雨続きで、晴れた日でも、これは夕方には雨がくるかも?と思わせる愚図ついた天気が続いた夏でした。それに寒い。夏に二度もヒーターを入れたのは初めてかも。


そんな中、保護犬のチャリティーに参加してきました。

毎週通っている監督付きのドッグランで、小耳に挟み、一度会ってみたかったドッグトレーナーが主催しているというので、電話番号を教えてもらい、直接電話をして飛び入り参加となりました。
(犬関係だけではなく、ドイツでは電話番号を簡単に教えてくれて、自分で電話をする、というのは普通です。初めはドキドキしていましたが、別に悪いことをしているわけではないですしね、、相手の対応も至って普通なので慣れました。 )





この日も曇り空が広がる天気。

それでも、雨天決行となっていたので、合羽と防水スプレーをたっぷり吹きかけたトレッキングシューズを持参。


チャリティーの内容は、”みんなで散歩をしよう”

集まった飼い主から寄付金を徴収して、動物保護団体に受け渡す企画です。

上にも書きましたが、トレーナーさんが主催ということで、散歩をしながら、ちょっとした工夫をアドバイスしてもらったり、まったく関係のないことでも、歩きながらの自然な会話で犬を飼うことでのヒントをもらったり、

また、今回はこんな天候にも関わらず、20頭+30人くらいの人が参加し、こんな大人数(パック)で散歩する経験も滅多にない勉強の機会でした。



犬ではなく毛を刈り取られたばかりの羊の大群。

あれ?よく見ると、君だけ刈り取られてないね。


 散歩コースはというと、川沿いは川沿いでも、
多種多様のアトラクション(=難関)が待ち構えていて、、



この子、マイじゃないですよ。でも顔もそっくりで、大きさだけ違う。


 第一難関の羊さんと歩こう♪ とか、




 野生動物が生息していますよ地帯とか、(何度も鹿が飛び跳ねていった。)

馬の顔が飼い主たちの顔にスリスリする距離の道とか、

細い草のトンネルを一列になって歩かなければならないところとか、

なかなかスリルのあるコース選択でして、、
でも、その度に、注意勧告をしてくれるので、前もってリードに繋げたり、一番肝心な心の準備を整えたり出来て、まぁ何頭かそれでも突っ走ってしまっていましたが、それも勉強。

それに、これだけたくさんの犬+人がいるので、先頭を歩いてみたり、真ん中を歩いてみたり、後ろを歩いてみたり、

うちの犬は、どんな犬と一緒に歩くのが好きなんだろうと観察するのも楽しかった。


水色ハーネスは生後数ヶ月の子犬。半分位は抱っこされていましたけどね。

 そして、クールダウンも何ヶ所か。





その前はずーっと歩いているので、クールダウンというか、ヒートアップというか、
遊びタイムですね、、。


そう、この散歩、ずーーーーーっと歩くんです。
散歩なので歩くのは当然なんですが、何時間歩いたと思います?


3時間(休憩なし)


ちょっと腰を降ろす、どころか、立ち止まることさえなく… 永遠と行進。

始めに集合場所に着いたとき、なんでリュックサックを背負っている人が多いんだろう?と不思議に思っていたんですよね。


そうだ、ここはドイツだった。。。


ドイツ人たち、歩きながらリュックに手を突っ込んで、バナナやらリンゴやら人参やらを取り出して、歩きながら体力補給するんです。

それ以外は機関銃のように喋りながら、ただただ前進し続ける。お見事!
(ドイツ人に散歩に誘われたら、山登りの覚悟をしていったほうがいいです。)


でも、、、
一番疲れたのは、




一緒に参加していた飼い主さんの後日談でも、次の日はうちの犬さん同様、
一日中寝ていたとか。



チャリティー活動でよく見かけるのは、バーベキュー大会だったり、フリーマーケットだったり、
人をより多く集めるには、”人間のための”イベントになってしまうのは仕方がないのですが、

こんな風に、犬を助けるためのチャリティー、犬にとって楽しいことを提供する”犬のための”イベントこそ、もっとも趣旨に沿っているように思います。









にほんブログ村 犬ブログ 犬 海外生活へ