ドッグパークというようなところへは、わざわざ街へ出掛けなければならない田舎暮らしです。
先日、トレーナーさんから教えてもらったこちらのドッグパークは、地区の住民が共同で運営しているそうです。
もともと市の持ち物であった空き地を、管理をするという約束の元、犬飼いさんたちが共同で簡単な柵を立てて、誰でも自由に使えるようにしているそう。
管理といっても、犬を飼っていれば、散歩コースに取り入れるなど、自分も使用するので、わざわざ見回り当番なんていらないのでしょう。良い考えですね。
さて、今回は、このお二方。
う~なんだか迫力があります。。 |
尻尾がふさふさのコは、スペインからの野良だそうで、大きなコは、飼い主曰く、リッジバックMixだそうですが、体が一回り大きい。。そして顔はボクサー。&O付き。
飼い主同士の予想とは、だいたい50%当たっていれば良い方、自分の犬がどの犬に興味を持つかなんて、あまり当てにならないなぁと思う今日この頃です。
この日も、私も二頭の飼い主のおじ様も、走り回るのが大好きなスペイン君と若いマイは、良い遊び友達になるだろうと推測していました。
そこで、おじさん、マイとスペイン君を呼んで、ボール遊びを始めました。
「こうやってねー最初は伏せをさせてからねー」と説明するおじ様。(リッジバックで見えないけど) |
さぁ、とってこい!と、何度もボールを投げるのですが、マイは一緒に走りはするものの、顔は「…?」で、ボールを取ろうとしない。
「マヤ!(マイですけど、、)ダメじゃないか~今度はそっちに投げるから、ボールを取ってくるんだよ!」「さぁ、行け!マヤ~、走れーマヤ~」
と、煽られ、一応ボールの方向には走るけれど、スペイン君が辿り着くのを待って、ボールには触らない。
それもそのはず。初めて会った犬で、おもちゃ(ボール)は彼のものだと分かっているのに、それを取り上げるなんて、ルール違反だと思っているのだろう。
そのうち、ボールを投げるのに、もたもたしたおじ様に、イライラし始めたスペイン君。ギャンギャンとおじ様に吠えまくる。
今度は、そのスペイン君にギャンギャン吠えるマイ。
ダメだ。。
アカとの喧嘩の始まりもそうでしたが、何かにとり憑かれたように(今回はボール)正気を失っている犬に、「何やってるのよ!たかがボールじゃない!!」と、抗議する傾向がある。
静かに私の方に引き寄せて、「もうボール遊びはしなくていいからね。」と言うと、ホッとしたかのように走り去り、リッジバック君に付いて歩くことにしたらしい。
このタマタマのついてるゴツいおじさんと、匂いを嗅いでる方が楽しいー。 |
その後はずっと楽しそうに二匹で、あっちを嗅ぎこっちを嗅ぎ。穏やかな時間を過ごしましたとさ。
下のビデオは、挨拶したくないというか、挨拶もさせない犬さんのテクニック。
お尻の匂いを直接嗅ごうとして、怒られたマイ。その後の様子です。
のっしのっしと歩いていき、明らさまにオシッコをして、「さぁ、これをお嗅ぎなさい。」とでも言っているよう。(さすが女王様!)
一方マイは、真剣に匂いを嗅いで「おお!これは凄いですーお見逸れ致しましたー」とでも言わんばかりに目を細ーくしている。
犬の挨拶(お知り合い)というのは、本当は時間が掛かるものなんだなぁとつくづく思います。
あわてないあわてない、一休み一休み♪