Friday 30 December 2016

笑う門には福来たる 








暮れゆく年の最後に、クスッと微笑んでしまう作品を紹介します。






子供が描いてくれた絵。





本人は、パグ犬を描いたつもり。












どー見ても、


湯船に浸かったおじいちゃんにしか見えない。。。




擦れたクレヨンが、湯気に見えて、この何とも言えない表情が、、、

笑っちゃいけないけど、笑っちゃう。
そんでもって、君は天才だよ、いい味出してる!





今年も気まぐれなブログにお付き合いいただき、ありがとうございました!
皆様におかれましては穏やかで心豊かな新年をお迎えください。










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Tuesday 27 December 2016

飼いたい犬、好きな犬、自分に合った犬、 






って、なんだろう?と、ふと思うことがありまして。
 


よっ!久しぶりに登場のアカ姉さん!最近出来た猫の家族とも仲良しだぞ。


成り行きでベテランの猟犬を預かることになり、また成り行きで子犬から猟犬アカを育てることになり、そして二頭飼をしてみたくて、アカに合う犬を探してマイを飼うことになり(結果は全然合っていなかったのだけど。)

ふと考えると、「こんな犬が飼ってみたい!」と思ったことがないんです。

そして今も、もしもう一頭飼うなら、絶対マイとの相性が必須で、、。

犬を探している人のお手伝いをしていると、必ずどんな犬を飼いたいかのイメージを聞いて、自分なりに彼、彼女との相性をシュミレーションして、合っているかどうかを考える。

でも、そんなことをしている当の本人は、成り行きで犬を飼ってきた訳で、初めから合う合わないなどと人様に口出しできる身分ではまったくない。



この子はイタリアからの保護犬。

この写真の犬さんもそうだけど、最近犬の遊び場によく来ているレトリバーミックスや、その他の猟犬ミックスと触れ合っていると、自分がすんなり会話出来ることを発見した。

私のちょっとした体の動きや態度を面白いように理解してくれる。

犬には共通語があって全ての犬はそれを理解する?

いいえ、私は犬によると思います。

犬の遊び場に来る犬で、誰が何をしようと、ドッカーンと体当たりしてくる犬がいる。

飼い主さんも頑張っているし、トレーナーも付いているし、その犬だって悪気がある訳ではないけど、とにかく誰にも止められない。 ぶつかられないように、自分の身は自分で守るしかない。

人間の場合、こういうタイプは薬をどんどん投与されてしまう”タイプ”というのが、犬のなかにもいるということを学んだ。


少し話がずれた、、、。

で、マイを飼い始めてからも、
どうやったらこっちを向いてくれる?どうやったら止めてくれる?どうやったら一緒に休憩してくれる?何通りのやり方を試したか分からないくらいで、今も試行錯誤の日々。


じゃあ、私に合っている犬とは、猟犬タイプなのか?

でもそれって、単に、猟犬と過ごしてきた日々が長いから、慣れているだけかもしれない。

この前散歩中に出会った犬は、直ぐにガウガウと言ってきたので、とっさにマイを止める方法が出てしまったのだけど、それでピタッと止めてくれた。

ということは、もっと長くマイと接していると、こういうタイプの犬とのやり取りにも慣れていくのかもしれない?





そんなことを悶々と(と言うほどではないけど)考えている時期に、何が発端だったかは忘れたけど、相方が私のやり方が気に入らなかったらしく、

「君には、アカみたいな犬が合ってるんだ!」
みたいなことを言い放ったのが、妙にタイミング悪く突き刺さってしまって、ドッカーンと爆発してしまった。

私に合う犬、私の理想の犬、人生を共にしたい犬、

それって一体何なんだー!と。





パートナー探し?

初めから全てうまくいく算段で動物を探すことって意味あることなのか?

自分のエゴに沸々と怒りが沸いてくる年の暮れ。
ここは一つ、自分を立て直すいい機会なのかもしれないなー。










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Friday 23 December 2016

オオカミ公園で、犬の立入禁止 






休みに入っても、前もって何の計画もしていなかった私たち。いつものことか、、、


どこか、犬さんと一緒に行けるところはないかと探していて、前々から行ってみたかった”オオカミ公園”に行ってみようかという話になり。

オオカミ公園とは、広大な敷地内にオオカミの群れを住まわせて、動物行動学の研究をしているところで、ドイツには私が知っているだけでも幾つかある。

動物園とは違って、狭い檻の中の見せ物ではなく、森一体を囲って群れでの生活が行えるようになっている。とは言え、柵があるし、餌も与えられるから、自然とはまったく違うけど。





そんなところでは、家庭犬も一緒に飼われていて、犬とオオカミとの違いを研究していることもあって、犬連れ歓迎!と謳っているところもある。

うちからそれほど遠くないところも、そんな犬同伴OKのところだった。


ところが、さぁ、明日にでも言ってみようとHPを開いてみると、
来年から犬の立ち入りを禁止しました!との文字が。


なんでなんで?と、詳しく調べてみると、唖然とする内容が出てきました。


注意書きもしてあり、口頭でも注意を促しているにも関わらず、

オオカミに対して、犬が吠え立てる。飼い主はそれを笑って見ている。

柵を噛む犬。

見えないようにバリケードをしているところで、犬を抱きかかえてオオカミと対面させようとする。


挙句の果てには、入ってはいけないエリアに、犬を放す!(驚愕)



おいおい、大丈夫か、犬の飼い主さんよ。


今年中なら犬同伴で行けるらしいけど、そんな犬というか、 
そんな飼い主がうろうろしているところには行きたくない!




ワオーーーン

オオカミ繋がりで。


仕事先に来ている清掃を担当しているポーランド人女性。

うちの犬を見て、「ああ、この犬は私に近づけさせないでね。」と優しく言われた。
「ほら、こういう犬って、予想がつかないでしょ。怖いのよ。」と。

犬が怖い人もいるから、そんなにも気にしてなかった。


ある日、その方が近寄ってきて、「昨日その犬、眠れたの?」
なんのことだか分からず、「この犬、私より長く寝ているんですよ~。」なんて答えたら、

「違うのよ、昨日はほら、満月だったでしょ。曇っていて見えなかったけど、こういう動物は感じるもんじゃない。だからきっと眠れなかったんじゃないかと思って。」

は?

変なことを言うなぁと、家に帰って相方にそのことを話すと、

「あの人、どこ出身か知ってる?」と。

カルパティア山脈。


そりゃーオオカミだの熊だの何でも居るわな!


でも、、、
うちの犬のこと、なんだと思ってるんでしょうかね?


一応犬なんですけど、そちらの方面から来られた方々にとっては、何かの血を感じさせるみたいです。。








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Tuesday 20 December 2016

こんなクリスマスって、、、 








少しですが、引っ越してから、子供と接する仕事をしています。

子供といっても、私が接しているのは青少年の年齢で、日頃の生活態度や意見の仕方は大人顔負けで、「しっかりしているなぁ~」と感心することが、とても多い。

でも、この時期になると、なんとなくみんなそわそわしている。

先週のクリスマス会でも、マナーは重視しているものの(パーティーのような社交場での振る舞いも、こんな歳からきっちりされてるんですね、、)クリスマスにどれだけ楽しい思い出が詰まっているかが、ひしひしと伝わってくる。やっぱり子供なんだなー。


一年に一度の、キラキラしていて、暖かくて、甘ーいチョコレートがいっぱいで、家族みんなが笑っているのがクリスマス。







それが、昨日のベルリンでのテロのニュースで、無残に叩きつけられた気分。


昨年の同じ時期、パリでの多発テロが起きたとき、ベルリンにいたことをこちらでも書いた。
「明日は我が身」というのが、ベルリナーから感じたこと。

まさかそれが現実に起こるとは。



今日で学校もクリスマス休暇に入る。
一部だったけれど、子供たちにも会えた。

みんなの様子が心配だったのだけれど、休みに入る興奮と、やっぱりクリスマスの楽しみでいっぱいだった。

そうだよね。子供を見ていて、いつも思うのだけど、あのたくましさ!
生きて生きていっぱい夢を見る、どんどん前に向かう。まぁ、それが止まらなくなる時もあって、回りが困ったりもするけど、それでいいんだと思う。

どんどんやれ!って、応援したくなる。



これも、同じ時期に書いた、難民の子供たちのこと。”難民の方と一緒に、クリスマス ”

あれから一年、その一部の子供たちにも会う機会があり、
みんな元気にしっかり生きている。

ドイツ語もスラングが使えるくらい流暢になって、髪型なんて、細い金髪のドイツ人では真似できないような、南国の鳥のようなスタイルを披露している。


態度だって、しっかりしたものだ。たった一年、と私なんかは思ってしまうけど、長い充実した一年だったんだろうなぁと思わせる。




ハノーファー市の植物園にて。



大人には見えない、子供だけのワンダーランドというものが、本当にあるのかもしれない。





犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り致します。







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Thursday 15 December 2016

ドイツにあった、PPAP 







初めて誰かにPPAPを見せてもらった時、
あのおじさんの奇抜さとか、言ってることはまぁ、って感じだったんだけど、音が気になって。


そんなに悪くないサウンド。


どっかで、聞いたことがあるような、、、


あ、これか!








ファンの方には比べたりして申し訳ないけど、


インパクトのある安っぽい斬新な音。(Pの方はコンピューター音だけど)


バンド名はTrio(トリオ)、全員薬物?という表情をしているけど、パフォーマンスの一環で、
なんといってもこのちっちゃなカシオの音と、繰り返すDaDaDa,AhaAhaAhaと、全ての組み合わせが面白すぎて、初めて聞いたときは衝撃的だった。


60ー70年代にかけて、クラウトロックとか、ジャーマンプログレとか、ジャーマンエレクトロとかと呼ばれる”ドイツ産”の音楽が出始めて、自分たちの音を追求するようになってきたところに、世界的にヒットした曲なのだそう。


私はこの世代ではないけれど、クラウトロックの新鮮さは何度聞いても薄れることはない。








長~い冬、クラウトロックの夜もいいですね~♪







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Saturday 10 December 2016

無駄吠え対策法2ー家の中  









以前に書いたこちらの記事ー

引越しと犬(情緒不安定な犬)



では、不安からくる吠えについて書いていました。


基本的に犬が吠えることについては、許容範囲ならばOKだという考え方なのですが、

引越から一年が過ぎたころから、なんとなく気になるんですよね。


以前は、何か変わった音、知らない人の声がすると、「なんだ、なんだ?」という表情で、ワオワオしながら歩き回っていました。

それで私が「なんでもないよ~万事順調だから!」と、宥めていたのです。


ところが、ある時から、「コヤツ、調子にのっておるな!」という吠え方に変わってきた。

ベッドに飛び上がって、ヤッホーイという感じで、上を向いてワオワオワオオオー。
私を見ると、「ヤッベー。」と横目で語ります。


考え&お利口モード

それが、耳ピキーン!

近くを犬が通りすぎると、遠吠えするのは分かります。
でも、退屈しのぎのように、なんでもないこと(日常的な音)に吠えるのは意味がない。

そうか、これを無駄吠えと言うのか、と改めて確信したわけです。


無駄吠えを止めさせるには、色々な方法があるみたいですが、びっくりさせる方法が多いみたいですね。
だから、不安だったり、怖がって吠えている犬には絶対やってはいけない。

後は、怒鳴ったりするのも逆効果。
犬は、飼い主も一緒に吠えてくれていると、ますます元気に吠え続ける。



そこで、いつもお世話になっているトレーナーさんから教えてもらった方法が、こちら、





プラスチックのジョウロ。

水をかけるのではありません。

水鉄砲とかで水をかける躾なんていうのもありますが、それだと遅かれ早かれ、飼い主と水鉄砲という因果関係が出来てしまい、飼い主がいないところではやってもいいと犬は学んでしまう。

それに、水をかけたり、鉄のチェーンを床に投げつけたりという方法は、私もやったことがありますが、ビックリさせ過ぎのような気がしていました。

そんな意地悪をしたくてしているわけではない、という自省の念が起きてしまう。


で、プラスチックのジョウロ。
これを、犬とは別のところにそっと投げると、ボヨヨーンとなんともマヌケな音がします。

コツは、自分が投げたということを見破られないこと。
投げた後は知らん顔。

すなわち、空飛ぶジョウロがどこからか降ってきたを演じてもらうのです。

無駄吠えしたら、あの変な物体が空から降ってくるかも?と、犬が思うのかどうか分かりませんが、そこまで怯えさせることなく、効き目はありました。

それに、これならフローリングの床を傷つけることもないですし、どこの家にもあるものなので、手に届くところに置きやすいかも。

ただ、ちょっと丈夫なもののほうがいいですね。
犬のためではなく、植物のためにあるものですから!(割れちゃうと困る。)








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Monday 5 December 2016

散歩の極意 








他の犬と遊ばせるのもいいけれど、
”一緒に散歩に行く”効果って、大きいと思うんです。

犬同士だけではなく、家の中では警戒してしまう人でも、一緒に散歩に出掛ければ、仲間意識も芽生えて、その後も受け入れやすくなるというか。

と言うわけで、一緒に散歩してくれる犬大募集中のマイ。


今週のお相手は、ご近所に住む大先輩BB君。




飼い主さんとは少し前から知り合いだった相方ですが、WhatsApp(日本で言うLINEみたいなもの)のプロフィール写真を私に持ってきて、
「この犬なら、マイに合うんじゃない?」というのが始まり。

私もだけど、ペットの写真を使っている人が多いから、こんなことで繋がりが出来てくることも面白い。


霧雨&霧の中、13歳のBB君と近所をゆっくり2時間ほど散歩。

これくらいどっしりした犬さんとの散歩はまた味があっていいなぁと、犬だけじゃなくて私も癒されモードでした。





その前の週は、プレイグループと犬ペンションでお馴染みの仲間との散歩。


おんなボス。宜しくっす!

ところが、散歩の最初の段階で、おんなボスが消え、それに続いておとこボスも消え、、、

みんな一度そっちに走って行ってしまうけど、大体の犬がすぐに戻って来た。

犬に集合をかけて(総勢8匹)暫く待っていると、おんなボスが何かを咥えて戻って来た。
湯たんぽくらいの大きさのものに、ぶらぶらと長い棒がぶら下がっている。

あああ、蹄(ひづめ)が見える~

鹿の腿だったんです。


トレーナーでもある飼い主さんなので、どうされるのかしら、、と思っているうちに、
「みんな先に行って!」と。





仕様がなく、残りのメンバーで散歩を続け、家に戻ってもまだ帰ってきていない。

散歩の後のお茶会の準備が整っていたので、取り敢えずコーヒーだけでも飲むことにしたんですが、20分経ち、40分経ち、、、。

もう外が真っ暗になった頃に、これは懐中電灯を持って、探しにいかなければと立ち上がった時に、やっと帰ってきた。


「あー寒かった~。」と、飼い主さん。何があったんだろうとドキドキしていた私は、ちょっと拍子抜け。

何でもなかったかのように、「食べ終わるまで待ってたんだけど、その後も次々に鹿の死骸が見つかってね。だから長くかかったのよ。」と。


確かこの犬たちも、ポーランドから来た野犬で、普段見ている限り、落ち着いていて、家庭犬以上の聞き分けの良い犬たちですが、そんな新鮮で豪華な獲物を取り上げるというのは、無意味な行為のようです。どの道、絶対渡さないし。




お疲れの様子。マイが毛を逆立てる度に、なになに?ってキョロキョロしていた。若い子に付き合うのは疲れるぜ。



私がおもしろいなと思ったのは、他の犬には分け与えなかったこと。
そして、マイも含め、殆どの犬が直ぐにそれを悟って、あっさりと戻ってきたこと。

一匹だけ、いつまでも欲しそうに付き纏っている犬が居ましたが、結局最後まで貰えなかったそうです。


気持ち良いくらいはっきりしている。


小さな職場なんかで、ちょっとした立場の差を大げさに正当化したり、不平等にやたらと敏感になったりしている人間社会に比べると、スカッとした気分になるのは私だけでしょうか(笑)。



そんな不条理のような、それでいて筋が通っているような世界に想いを馳せられるのも、散歩の醍醐味かな。








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Friday 2 December 2016

今年のキノコと、キノコ中毒 





タイトル: きのことわたし

今年のキノコは、まったく残念な結果でした。

夏は大雨、でもスコールのようなザーーーっと流れてしまうタイプの雨で、地下には溜まらず。
秋は天気だったものの、雨が全然降らず、乾燥続き。

そして10月に一気に寒くなってしまって、キノコも出てくるタイミングを逃したようです。


それでも、私が日本帰省から帰ってくると、ちょっと天気が良くなって、2、3日に間に今まで我慢していた勢いで、ニョキニョキと顔を出してくれました。


ある日の収穫。

またある日の収穫。

カボチャのスープとキノコパスタ。秋の味覚~

またある日。

この日はナラタケ(奥)とハナビラタケ(手前)。

それが、10日ほど続いたのかなぁ。

毎日せっせと犬の散歩の度に、森を歩き回って、キノコ狩りを楽しんでいたんですが、

次はこれですよ。




予想外の大雪&寒波。

昨日までキノコが毎日新しく顔を覗かせてくれていたのに、一晩で真っ白ーーー。


はい、終了!って感じで、いきなり終わりを告げました。。。


そしてその後、また暖かくなって(なんなんでしょーこれ。)、雪も溶け、散歩道にキノコがちらほら見えている。でも、これ、今出てきたのか、雪の下に隠れていただけなのか。

そして、最近聞いたのが、キノコで食中毒になったという人の話。

どうやら、雪の下でいい感じに保存されていたキノコを新鮮なものだと思って食べてしまったらしい。

古くなったキノコはふにゃふにゃとしていて、指で押して弾力がなければ止めておくのが基本なのですが、私もそんなキノコに触ってみると、意外と固い。

どういう具合か、うまく保存されてしまったために、新鮮に感じてしまったのだろう。

古いキノコは危険だと、改めて思いました。


主張しないキクラゲも好き。(ある中華屋にて)


あと、こちらのスーパーでよく見かけるのですが、保存状態が悪いキノコ。

キノコは生鮮食品なので、せめて冷蔵保存して欲しいところ、暖房の効いた暖かいところで堂々と販売していらっしゃる。。

そういうところのキノコは、古くなっているのもそうですが、最悪な場合はカビが繁殖していたりする。

キノコも菌なのだから一緒、とかではないですよー。

鍋の季節、キノコ選びに気をつけたいですね!って、土鍋欲しいーーー







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Monday 28 November 2016

保護犬のうわさー嘘、本当? 








私の通っているトレーナー付きのドッグラン。
ティアハイム(動物保護施設)主催ということもあってか、3分の2は保護犬。その中でも殆どがドイツ国外からやってきた犬ばかり。


みんな見た目も性格も個性豊かな犬たち。


保護犬だと分かると、「どこから?」「ロシアです。」「ああ、うちはルーマニア。近いわね。」「あ、うちのは南方系、スペインよ。」という会話が飛び交う。

今では、ドイツ国外からの保護犬のほうが多くなっている事実から、こういった質問が必ず出てくるのだと思う。

地続きのヨーロッパ、人も犬も自由に行き交う姿は見ていて面白い。
でも、そこにはしっかりと違った価値観や習慣、そして法律も国によってまったく違うという現実も見えてくる。

そんな違いが、犬の環境からもちょっと垣間見えたりして。



泥の中の石を掘りあてる楽しみ。潮干狩りのつもりなのかな。


よく言われているのは、南ヨーロッパから来た犬は、育てやすいと。

野良犬だったとは言え、元飼い犬だったこともよくあるらしく、人に慣れている、もしくは人慣れしている犬種だったりする。

たまに、こんな純血種のかっこいい犬が野良犬だったの?と驚くこともあるけれど、
捨てられたんだろうな、、、と思うと、ここまでやって来た経緯がとてつもなく悲しい。

特に、猟犬種が多いのも目につく。

使えなくなったから、捨てられたタイプ。

私も好きな国なので、ここでは敢えて国名は伏せておきますが、ある国では、いらなくなったら捨てられるだけではなく、残酷な虐待が行われている。

ドイツに住んでいる方なら、一度は耳にしたことはあるかと思いますが、私は始めて聞いたときは、そんなの噂に過ぎないと思っていました。

でも、実際に現場を見てきた人に話を聞くと、信じざるを得ない。

せっかく高いお金を出して、”使える”と思って買ったのに、使えないから、その腹いせに犬を痛みつける。これって、そういう習慣があるというより、その人の人格を疑ってしまう。

そしてそんな犬は、人間に対する恐怖心を一生抱え続けることになり、保護されてからは、専門家のセラピーが必要だったり、飼い主の多大な努力が必要とされる。


うまくいく場合ばかりでもないのが本当に悲しい。





さて、今度は東ヨーロッパから来た保護犬の噂。

最近お話しした女性の方で、二人のお子さんがいて、もう一人、里親として引き取って育てている子供もいる。

その上、というか、犬も二頭飼われていて、両方共、元保護犬。
そのうちの一頭はセラピー犬として、自分で育て上げ、ご自身もハンドラーとして活動しているという。

世の中にはどこまでパワフルな人がいるんだ、、、。


その方のお話によると、東欧から来た犬は育てにくいと言う。

田舎に行けば行くほど、人との接触が殆どないほぼ野性化している犬が多いそうで、保護したとしても、なかなか人間社会に慣れないところから、育てにくいと言われているそう。


そして、そんな犬は、オオカミと頻繁に交雑している場合がある、と。







ホントか!?



ホントなのか!?



まぁ、噂に過ぎないということで、、。

でも、まったく知らないマイの出生ですが、うちに来た当初、お腹の虫との戦いがあったことから(しつこかったなぁ)、母犬も野良犬だったことは明確な事実。

そう思えば、家庭犬として頑張っているなぁと感心しています。


お腹の虫と言えば、保護犬あるあるで、

「うちは、排泄物を集めなくてもいいのよ~排泄物が自分で歩いていくからね~。」


うげ~~~


すみません、、締めくくりに汚い話で。









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Tuesday 22 November 2016

鳥インフルエンザで勧告ーペットを飼っているみなさんへ 








またこの季節がやって来た!という感じでしょうか。

週末から月曜日にかけて、また新たな疑惑事例が発見されたそうです。
その中の3羽からは、鳥インフルエンザのウイルスが検出されたとのこと。

これを踏まえてハンブルグは、猫は外へ出さない、犬はリード着用の勧告を出しました。


守らずに感染した鳥に接触し、ウイルスの感染経路を拡大させた場合、最高で30000ユーロの過料が科されるということです。



みにくいアヒルの子。ガンバレ!


ニュース元は、こちらです。(Welt.de


でもこれ、なんとなく脅しのように聞こえて、怖いんですけど。。

ペットを飼っている側からすれば、自分の大事なペットが、そんなおそろしいウイルスに感染してほしくないので、近づかないよう自主的に心がけると思うんですが。


それと、もちろん、鶏などの放し飼いも禁止されました。



ペットにとっては、ちょっと窮屈な生活になりそうです。


これからヨーロッパ全土に広がる可能性もあるので、ペットを飼っているものとしては、情報収集ですね。



余談ですが、先週スーパーで、鴨が大特価だったので、思わず購入したんです、、、

売れなくなる前の叩き売り??

ま、おいしかったですけど!











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Saturday 19 November 2016

日本人だからという、偏見 








偏見とまではいかなくても、日常ちょこちょこ出てくるドイツ人の日本に対する先入観を書いてみたいと思います。



ドイツ語ではズシー。ズは分かるとして、シーと伸ばす人がいるのが気になる。


その前に、私の回りだけなのかもしれませんが、猿が温泉に入っている画像
というのは、そんなにドイツ人の間で浸透しているんでしょうか?

日本人を見つけると、ここぞとばかりに、面白いテーマとして話されるんですが、飽きました。

「そうですねー。面白いですよねーはははー。」と、一応愛想笑いはしますが、
もっとバリエーションがあって欲しいなと思う今日この頃です。


さて、先入観の話。


ドイツの公園には、たまにコンクリート製の卓球台が設置されているのですが、
休みの日に友達と卓球しようと言うことになった時の出来事。

私たちが始めようとすると、ドイツ人カップルが遠くからじわじわと近寄ってきて、ヒソヒソと話している。

「ほら、見て!ラケットの持ち方からして違うわよ。」

「うん、これはおもしろい試合が見られるかもしれないね。」


そして、私たちが卓球を始めると、首を横に振って、肩を落として、去って行った。



ちょちょちょ、ちょっとー!

なんかこの流れ、私が期待裏切ったみたいなことになってない?


あんた達が勝手に思い込んでただけでしょー
私は卓球するのが、ほぼ初めてだったから、ラケットの持ち方も知らなかったんだって。


アジア人=卓球が上手い、とは限りません。



次はちょっと嫌だけど、よくあるパターン。


高級な飲み物を出すバイト先でのこと。

その高級な飲み物を入れるグラスの扱いが気に入らなかったボスからの一言で、

「いやー、君は日本人だから、日本人のなんというか几帳面さを期待していたんだがねー。」


知らんがな。生まれて初めての仕事を完璧にやれる人なんて、ほぼいません。


「私もうドイツが長いので、ドイツ人化しちゃったんです。」


イヤミにはイヤミで返すよ。
 



紅葉と雪。変な組み合わせ。


ドイツ人化と言えば、
相方のお母さんが、うちへ遊びに来た時のこと。

何をしていた時だったかは、忘れてしまいましたが、お母さんが感心を込めて、

「あらー、あなたもすっかりドイツ人化しちゃってー。」と。



そこに相方が透かさず、

「ママ、ドイツ人化したなんて、日本人女性にとっては最悪の侮辱だよ。」


相方ナイスつっこみ!


と、心の中でつぶやきましたが、お母様は良い意味で使ったまでで、おろおろし始めたので、テーマを変えて、お茶を濁しておきました。


このドイツ(人)化という言葉は、eindeutschen というドイツ語があるように、よく使われるのですが、私と同じ年代の間では、自虐的にドイツ人が使うことが多いような気がします。

国民性を主張するのがタブーの国だからというよりも、そんなこと自体が馬鹿げている、という感覚でしょうか。





さて次は、犬に関すること。

まぁ、私がアジアっぽい犬を連れているというのが、紛らわしいのでしょうが、
この前会った通りすがりの女性に、


「あら、それ、”INU”っていう犬でしょ?」


突っ込みたいのは山々ですが、言いたいことは大体分かるので、「いいえー、ロシアからの保護犬なんですよ。」と。


こちらではなぜか、SHIBA-INUという呼び方が浸透していて、この方の場合、SHIBAを省略してしまって、残念なことになってしまったのでしょう。



犬の遊び場で一緒のおじ様は、

「ああ、知ってるよ。その犬、TERA_INUって言うんだよね。
大昔から、日本の寺では、犬は大切に扱われていて、その犬は寺の安全を守りつづけているんだ。」

と、私だけではなく、回りの人にも自信満々に語っていました。



そんな話、聞いたことあります?

なんとなく、ありそうな話ですけど。


狛犬?



でも、上記のステレオタイプな概念を押し付けられるより、ちょっと面白い。



こうすれば、ロシア娘って言われるかしら。













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Monday 14 November 2016

預かり以上の、預かり 








今週から少し暖かくなるので、雪も溶け始めた北ドイツ地方。

昨日は、満月に雪景色。寝る前の短い散歩のはずが、あまりにも綺麗なのでうろうろと歩いていたら、湯冷めしそうになりました。

とはいえ、雪景色は素敵ですが、先週は大変でしたね。
森の散歩(家の回り)が出来なかったので、車で平地に出掛けようにも、家の近くにある50mたらずの傾斜でドリフト三昧。

上り坂で、ここで止まったらアウトだと思って、ドリフトしながらハンドルを左右に振りまくるという、一人パリダカをやっていました。(←危ない)



森の中は、こんなに雪深い。


そんな中、仕事で遠出することが決まっていたのですが、車にするか、電車にするか。

車なら、今回は犬同伴ということも考えられる。
それに、一般道は除雪されているので問題もないはず。


以前なら、即決で犬同伴に決めていたのですが、前回に預かってもらったトレーナーさん宅でのマイの様子が印象に残っていたのです。



槍が降ろうが、雪が降ろうが集まる犬バカ飼い主さんたち。
雪効果で犬は大はしゃぎですが、こちらは5分立っているだけで足が凍りそう。。


毎週通っているドッグランの仲間+住人の犬たち、10頭以上での共同生活 +犬好きが集まるシェアハウス。

現在一人っ子のマイにとっては、学ぶべきものが詰まっていたんだと思うのです。


このドッグランでも、「人間の介入を最低限に抑える」方針をとっています。
だからと言って、喧嘩させるという意味ではなく、そのためにプロの人がついていて、行き過ぎた行動に移る前に、ストップをかけるのです。

私もそうですが、普通の飼い主なら、どこまでが許容範囲なのか、見極めるのは非常に難しい。

または、心配性になりすぎて、犬なりのコミュニケーションを行っているのに、いちいち間に入ろうとしてしまったり。

それでは、せっかく他の犬との交流に来ているのに、飼い主の言うことだけを聞く勉強をしているみたいになって、それなら普通に犬のスクールに通えばいいという話になります。

犬が自分の力で学べることって、本当に大事だと。

それに、失敗することで学ぶ重要性が、犬の場合、非常に高いなと感じています。(犬のタイプにもよるのかもしれませんが。)


下のビデオは、夏頃に撮った戯れる犬。
マウント行為は、一般的に性的なものとドミナント行為だと言われているので、私は今まで止めさせるように言い聞かせていましたが、トレーナーさん曰く、「これくらいは遊びの範囲内。楽しませてあげましょう。」

みんなの笑い声も入っているように、見ていても微笑ましい。





そして今や、ドッグランで最強のお笑いコンビになっているのです。


この犬さんの堂々とした貫禄のおかげで、預かり先でもフリーで散歩が出来る程。

今回は夜に寂しそうな顔をしていたそうなんですが、トレーナーさんの計らいで、ゲストルームに二匹っきりで一緒に寝たんだとか。


犬同士の信頼関係が築けるのって、やっぱり大事だと痛感しているのです。



新入り?ではなく、古株さんが戻ってきた。どんな犬が混ざっているんだろうねー。



というわけで、あえて預かり”をお願いしたというわけなんです。

子供をサマースクールなんかに参加させて、一回り大きくなって帰ってくる、みたいな感覚かもしれないな。
 




ただ、一つだけ困ったことが、、

私の作ったご飯を食べなくなる!

前にも書いたように、お泊まり中はヴィーガン食なので、
それがとても気に入った様子なんですね。


おかんの作ったものより、友達とヴィーガンカフェに行きたい年頃の娘みたい。。。








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