Tuesday, 27 December 2016

飼いたい犬、好きな犬、自分に合った犬、 






って、なんだろう?と、ふと思うことがありまして。
 


よっ!久しぶりに登場のアカ姉さん!最近出来た猫の家族とも仲良しだぞ。


成り行きでベテランの猟犬を預かることになり、また成り行きで子犬から猟犬アカを育てることになり、そして二頭飼をしてみたくて、アカに合う犬を探してマイを飼うことになり(結果は全然合っていなかったのだけど。)

ふと考えると、「こんな犬が飼ってみたい!」と思ったことがないんです。

そして今も、もしもう一頭飼うなら、絶対マイとの相性が必須で、、。

犬を探している人のお手伝いをしていると、必ずどんな犬を飼いたいかのイメージを聞いて、自分なりに彼、彼女との相性をシュミレーションして、合っているかどうかを考える。

でも、そんなことをしている当の本人は、成り行きで犬を飼ってきた訳で、初めから合う合わないなどと人様に口出しできる身分ではまったくない。



この子はイタリアからの保護犬。

この写真の犬さんもそうだけど、最近犬の遊び場によく来ているレトリバーミックスや、その他の猟犬ミックスと触れ合っていると、自分がすんなり会話出来ることを発見した。

私のちょっとした体の動きや態度を面白いように理解してくれる。

犬には共通語があって全ての犬はそれを理解する?

いいえ、私は犬によると思います。

犬の遊び場に来る犬で、誰が何をしようと、ドッカーンと体当たりしてくる犬がいる。

飼い主さんも頑張っているし、トレーナーも付いているし、その犬だって悪気がある訳ではないけど、とにかく誰にも止められない。 ぶつかられないように、自分の身は自分で守るしかない。

人間の場合、こういうタイプは薬をどんどん投与されてしまう”タイプ”というのが、犬のなかにもいるということを学んだ。


少し話がずれた、、、。

で、マイを飼い始めてからも、
どうやったらこっちを向いてくれる?どうやったら止めてくれる?どうやったら一緒に休憩してくれる?何通りのやり方を試したか分からないくらいで、今も試行錯誤の日々。


じゃあ、私に合っている犬とは、猟犬タイプなのか?

でもそれって、単に、猟犬と過ごしてきた日々が長いから、慣れているだけかもしれない。

この前散歩中に出会った犬は、直ぐにガウガウと言ってきたので、とっさにマイを止める方法が出てしまったのだけど、それでピタッと止めてくれた。

ということは、もっと長くマイと接していると、こういうタイプの犬とのやり取りにも慣れていくのかもしれない?





そんなことを悶々と(と言うほどではないけど)考えている時期に、何が発端だったかは忘れたけど、相方が私のやり方が気に入らなかったらしく、

「君には、アカみたいな犬が合ってるんだ!」
みたいなことを言い放ったのが、妙にタイミング悪く突き刺さってしまって、ドッカーンと爆発してしまった。

私に合う犬、私の理想の犬、人生を共にしたい犬、

それって一体何なんだー!と。





パートナー探し?

初めから全てうまくいく算段で動物を探すことって意味あることなのか?

自分のエゴに沸々と怒りが沸いてくる年の暮れ。
ここは一つ、自分を立て直すいい機会なのかもしれないなー。










にほんブログ村 犬ブログ 犬 海外生活へ
にほんブログ村






8 comments:

  1. タイトルみて、同僚くん、いよいよと期待してしまいました。苦笑
    でも、マイちゃんとの強い縁を感じますよ。

    私もよくこのトピックは考えます。ディスクドックにめぐり合いたいとか。特定の犬種も好きだし。ココは、犬探しに疲れて、何でもよい状態のときに、たまたまシェルターにいたので、決めました。

    シーザーの言葉なんですが、欲しい犬ではなく、自分に必要な犬のほうがいいってよく言っています。ドッカーンと体当たりしてくる犬の飼い主が、落ち着くことを学ぶ必要があるみたいに。自分が必要としている人生の教訓を学ばせてくれる犬が自分にとって特別な犬になって、絆ができるようなこといっていました。

    自分を成長させてくれる犬ってやっぱり特別だなぁと思います。

    でも、おっさんみたいに動物的直感で生きている人をまじかで見ていると、こういう哲学的なものは必要ないみたいだと思わないでもないです。

    ReplyDelete
    Replies
    1. 同僚くん、それもちょっと考え始めています(^^)自分でも意外なことに、アカの方が一人っ子タイプ、犬より人間に寄り添うタイプだと気づきました。一方マイは、プレイグループでも、決まった犬にとことん惚れ込んで、友情をがっちり築くタイプだと分かってきたので、パートナー探しも見当しています!

      私たちも犬探しに疲れてしまった部類で、森の中からひょろっと犬が現れてくれたら、それを飼うのに、、、と思っていたところに、ロシアの森からマイがやって来ました。

      なんでしょうか、昔はふらふらと生きていたのに、年齢のせいか、エゴが強くなってきたように思います。でも犬の前では、特にうちの犬のようなタイプでは、自分を真っ裸にされるじゃないですか。自分が頑なに守っているものとかを、「そんなもんは通用せんよ!」プイッみたいな。(笑)
      そう言う意味では、必要な時に私に必要な犬がやって来たということなのかもしれません。そろそろ固めていこうとしている時期に、もう一回ばらばらにしてくれる犬さん。ちょっと皮肉な気もするけど、私の人生にはそれが合っているなら受け止めるしかないですね!

      動物的直感、それも分かる気がします(笑)。特に男性に多いのですが、この犬にこの飼い主、ぴったり過ぎると思っていたら、出会いは直感で決めたという話が出てきます。面白いですね。

      Delete
  2. 私も飼いたい犬は絶対こんな犬!と具体的に話す事は出来ないですが、好みとしては小型犬では無く、テリア系では無い犬でしょうか。
    犬を飼いたいから色々な犬と会いお試しの散歩をしたり相性がいいかよく考えてから決めた事ってありません。
    3頭全て 行って初めて会って連れて来た犬達です。

    ナナが来た当初はナナが我が家に慣れてきたら2頭目を捜す気充分あったのですが、だんだんとその気持ちが薄れてきてしまいました。
    我が家に来るゲスト犬との関係を見ていてもナナは一人っ子の状態がいいんじゃないか、と。
    もしかしたら 違うのかもしれないけれど、夫との二人暮らしの中でナナがとっても私達に合っている理想な犬のような感じがします。
    正直 ナナに出会えて本当に良かったと心から思いますが、
    ナナを可愛がってくれる友人は 「自分の犬としてはちょっとナナは物足りず もっと活発な犬がいい」そうです。
    色々ですね。

    akaさん、あまり思いつめないで今一緒にいるマイちゃんとの生活を楽しんで下さい。
    大変なトレーニング等、試行錯誤でしょうが、それをストレスに感じたらマイちゃんに伝わってしまいますからね。

    よい新年を!!

    ReplyDelete
    Replies
    1. 私もどちらかというと苦手、という犬はいます。そう考えると、好みはあるということですよね、、でも、もに香さんと同じく、具体的に好みの犬を言えないです。

      3頭全て、即決されたのですか。すごいですね!
      比べるわけではないですが、子育てを経験された方は、犬に対しても許容範囲が広いな、と感じることがよくあります。想像を高めすぎても、1対1の関係を築くのは難しい、本番勝負!というところが、子育てには毎日あるのと似ている気がするのですよ。
      ナナちゃんもちょっとアカと似ているのかなぁ。どんな犬とも仲良くしますが、一緒に住むというのは、少しですが負担になるような気がします。
      マイの場合は、もう少し様子を観察してから、とは思っています。もう失敗はしないように、、、。

      励ましのお言葉をありがとうございます!
      回りから見ると、大変そうな犬だなーという犬ですが、毎日奇妙な(?)行動で、私たちをとことん楽しませてくれる犬でもあるので、どんどん惹きつけられる不思議な存在です(^^;)

      もに香さんも、よいお年をお迎えください!!

      Delete
  3. akaさん

    新年あけましておめでとうございます!

    わかります・・うちも犬の教育論で、ケンカすることが度々です 苦笑)
    私は犬を飼ったことがなかったし、子供頃の怖かった野犬の記憶があるので、犬を飼いたい・・と言う希望も意見もな~んにもなかったです。なのに当時、働いてなかった私が24時間デイジーの教育担当になってしまい、本当に全然わからなくて、ある日akaさんみたいに、どっか~んっ!・・ってキレてしまいました 笑)その時に「犬を飼うのに疲れたら、保犬所に持って行くって方法もあるんだ。だけど、デイジーが幸せな犬になるのか、そうじゃないかは、僕たちに掛かってるんだ。」と言われ、さらに、怒鳴り合っている2人の間で、子犬のデイジーがオロオロしながらも、私の膝に上がって、一生懸命守ろうとしてくれている姿をみて、やっぱりデイジーを幸せにしなければ・・と思い、踏みとどまりましたね。今でもやっぱり、教育の違いが出て来た時は、デイジーのことを1番に考えて話し合います。お陰で、目いっぱい甘えん坊の子犬様になりましたけどねー 笑)

    マイちゃんも保護されて、家族が出来たその時点で、充分幸せだとは思うんですが、まだまだもっともっと幸せになれたらいいですね!今年も、そんな素敵なブログを楽しみにしています♪

    ReplyDelete
    Replies
    1. KAOさん、

      あけましておめでとうございます!
      そして、そして、大事にならなくて、本当に良かったですねー(あ、十分大事なんですけど、、、無事お蕎麦も頂けたご様子で(^^;)

      なぜ教育論って、あんなにヒートアップしてしまうんでしょうね、、、(ホント、苦笑)
      たぶん、私が猟犬アカの世話をしていた時に、KAOさんの状況が似ていたように思います。猟犬のことなど、右も左も分からない私が、24時間世話するというプレッシャーで潰れそうでしたもん、、。アカを連れて出て行こうと思ったこともありました。(そしたらもっと一人で世話することになって、大変になるという考えはなかったのね。。)
      子犬のデイジーがオロオロする姿もすごく想像出来ます。私たちもよくやってしまって、尻尾を足の間に引っ込めたりしているのを見て、ハッと我に返ることもあります。すると、あれ?私何に腹を立ててたんだっけ??なんて、今までの怒りも飛んで行ってしまったりして。。

      そうですねーアカも随分甘えん坊に育てましたが、性格もそれに合っていてうまくいったんだと思っています。でも、マイの場合、「弱いヤツは嫌い!」っていう性格なので、強くならなきゃと、毎日犬に鍛えられています。そう、マイの場合、こちらが教育されているような気がしてならないのですー(笑)

      こちらこそ、今年も楽しいアイダホ大自然ライフ、楽しみにしています!どうぞ、宜しくお願いします!

      Delete
  4. 飼いたい犬、好きな犬、自分に合った犬。。。
    我が家もよく話題に出ます。

    カツと出会う前から大型犬が欲しくて(欧米だと中型サイズになるのかも。)
    ジャイアントシュナウザーとか、ワイヤーポインターとか。
    ところが、へんてこりんなぐりんぐりんな目の怖がり犬(カツ)と出会ってしまい、、、

    更に私たちの好みが一致して、次は絶対猟犬だ!猟犬のトレーニングするぞっ!
    ポインターは大変だから、フレンチスパニエルにしよう。
    …って言ってたのに、また来た、小型雑種。苦笑)

    見かけだけではなくて、ドッグスポーツをしていると、うちの犬はおとなしすぎるのです。
    カツはシャイだし…。プレイドライブがない…。
    おもちゃを見て興奮して吠えるなんて夢のまた夢…
    ドッグスポーツのために、興奮しやすい犬と暮らすんだ!
    など話していたのですが、新入りもじょがまさにそれ…。
    もういいおっさん(8才)なので普段はおとなしいですが、スイッチ入るとものすごい!
    が、私は、そんな犬を希望していたのに、「うるさーい!」と思ってしまう事があるのです。(鍋ヲ君は喜んでいる)

    それで思ったのは、欲しいと思っている犬と、潜在的に求めている犬・合っている犬って、実は違うのかも、、、と。

    だけど、出会いは必然。
    出会って戸惑いを感じつつも、犬も人間も一緒に暮らす事で絶対寄り添っていくと思うんですよね。お互いに学ぶというか、学ぶのは人間側の方がずっと多いのでしょうけど、犬は人間に合わせてくれる…。

    あーでも欲しい、ふれんちすぱにえる~。笑)

    イタリアからの保護犬の子なんて、もうまさに好みです。笑)

    今年も記事楽しみにしております。

    ReplyDelete
    Replies
    1. >欲しいと思っている犬と、潜在的に求めている犬・合っている犬って、実は違うのかも、、、と。

      深いですね~。
      犬だけじゃなくて、友達とか物質的なものとかも、意外とそうなのかもしれません。ずっと欲しいと思っていたものより、偶然めぐり逢ったものや頂きものが生活の中でずっと寄り添っているということ多いですもん。

      使役犬やある特定の競技をする犬となると、選択の仕方が変わってくるのも分かります。でも、鍋家さんのところのように、それでも出会いで犬を飼われていて、なんとも面白いです。
      毎週会っている保護犬の飼い主さんたちも、初めは不安や疑問ばかりだったという人が多いですが、今となると、彼、彼女にこの犬はぴったりではないか!と思わせるカップルばかりです。

      私は犬としたいことってそんなにないんです。楽しく散歩に行ければそれで十分で、、それが出来ないとなると、考えだすんですよね。この犬に合った特技ってなんだろうって。そうすると、鍋コさんが書かれているように、人間側の学ぶ部分が必須で。
      今年は、救助犬トレーリングを始めようと、申し込んでみたのです。
      いや、ホントにこんなこと自分がやるとは、思ってもみなかった(笑)。

      このイタリアの子は純粋なセターなんですよ。猟犬は、使えないと捨てられることが多いので、悲しいかな保護犬にも多いです。
      フレンチスパニエル、私も好きですー。その預かっていた犬が、エパニョールブルトンMixだったのもあり、愛おしさが今も冷めません。

      こちらこそ、今年もブログを通して、たくさんおしゃべり出来ること、楽しみにしています!宜しくお願いします!

      Delete