Sunday 31 July 2016

人工芝生には、要注意 







森住民の悩み、空間を遮らない野原がない!


ということで、友達や近所の犬と遊ばせたいときは、こんな人工的なところを使わせてもらっています。


やっほーい!


森の中にある、サッカー&陸上競技場。

緑色に見える部分は、人工芝で、その細かい芝の間にゴムのような米粒ほどの物がぎっしりと散りばめられている。


今までそこを利用していて、犬が嫌がったり走りにくそうにしたり、特に問題は感じなかった。

ところが先日、近所の犬と遊んだ後、夏の日課の”ダニ探し”をしていると、肉球の一部の皮が剥がれているではないか。



ビューーーンと走って、

走って、、


今までそんなことはなかったのに、なぜなんだろうと考えてみると、
そう言えば、雨の日にしか使っていなかった。

晴れていると、子供たちが遊んでいることも多いので、待ち合わせをする時は、決まって雨の日だったんだ。

先日は夏休みということもあって、気にせず天気の良い日に遊ばせたのがいけなかった。


後日、他の飼い主さんにそのことを話してみると、やはり同じような事を言っていた。

多分、この人工芝、特にゴムが乾いてしまうと、触れ合う部分に摩擦熱が生じるのではないか、と。

だから、雨の日や雨の降った後では、熱自体もなくなるし、水が間に入ることで摩擦も少なくなるのかもしれない。


思いっきり”コケる”。吉本新喜劇にスカウトされるぞ!!


と言うわけで、雨の日以外は禁止となったのですが、



今度は、頭を倒して、でんぐり返し。新ギャグ。


この様に、コケまくる犬さん。

帰る頃には、そのゴムのような粒粒が全身に纏わりついて、なかなかとれない。

もうちょっとの我慢、秋の収穫が終わったら、また畑を使わせてもらおう。
まぁ、そこではネズミ探しに忙しくて、あんまり走ったりしないんだけど、、、。


兎に角、この素材は動物には却下です!








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Wednesday 27 July 2016

迷子の犬を助けられなかった 









釣りにも散歩にもよく通っている川の麓。
何kmにも渡って、大草原が広がっていて、特に夕暮れになると数分ごとに色彩が変化して、いとおかし。

今週末もぶらっと犬の散歩&釣りに出掛けたのです。

草原の間の一本道をゆっくり車で走っていると、目の前に犬が一匹で歩いているではないですか。

チワワミックスっぽい白地に黒のブチの小型犬。

夕方になると、人気のない道なので、不審に思って助手席に座っていた相方が車から飛び降り、近づこうとすると、一目散に逃げて行った。


参考写真。

逃げて行った方向に、二台の車が停まっていたので、きっと釣りにきている人の犬に違いないだろうと、その時は思ってしまったんです。

私達も、釣りに犬を連れていくことがあるし、釣り友達も夜釣には絶対犬同伴という人もいます。

犬にとっては退屈なので、その辺をうろうろしたりしていることもよくある。


釣れないねー。
お、釣れたか!?

ところが、その犬と遭遇した数km離れたところに車を停めて、マイと散歩をしていたのですが、
ちょうど草原から森に差し掛かるところで、目の前を一匹の小さな動物がもの凄い勢いで横切ったのです。

もちろんマイは追い掛けようとしたので、それを制止してリードに繋ぎ、私だけ後を追ってみたら、
先程の小型犬。何かに取り憑かれたかのように、猛スピードで森の中へ入っていく。

やっぱり迷子になった犬だったんだ!

大急ぎでマイをロングリードに繋ぎなおして、後を追わせました。




1時間くらい探したでしょうか。

マイの追跡によると、よっぽどパニックに陥っていたのか、右往左往に動き回っていたみたいです。

探している間にも、初めに車から見たあの犬の表情が蘇ってきて、大きく見開いた目がきょろきょろと怯えているかのように動いていた。

あの時気づいてやれば、森とは違って探しやすかったのに、
あの時相方(男性)ではなく、私が近づいていれば、
また、直ぐにマイをオトリに使っていれば、、、

川沿いは、自然保護地域に指定されていて、週末になると遠くから車でやって来る方も多いところです。もちろん近くに民家などはありません。

そんなところではぐれてしまうと、自力で帰りたくても帰れない。

森の中はすっかり暗くなってしまった頃、
マイの追い掛け方もペースダウンしてきて、最終的には道の真ん中にポツンと突っ立って、私達の方を振り向いて、「これ以上は無理。」と呟いているように見えたところで、捜索を打ちきりました。



暑いよ~。けど、釣りたてのお刺身は止められないの。


私達の経験不足で助けられなかったと思うと、悔やんでも悔やみきれない。

あの表情、絶対忘れない。






帰り道、

またしても一匹で走る犬を発見。

懐中電灯で照らしてみると、あ、、猟犬。

その後を、ジープで追い掛けているおじさん。
この、ハンターの散歩?の仕方、、、慣れないなぁ。









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Friday 22 July 2016

珍しいドイツの犬種と動物園な家 







最近よく通っているお宅の犬たち。




真っ赤に輝く毛並み、ピーンと立った耳、
オウオウオウッと気持ちよく吠えて迎えてくれる。

何の犬種だと思いますか?



手前がオスで奥はメス。

Harzer Fuchs(ハルツァーフクス:直訳するとハルツ山地のキツネ)という犬です。


聞いたことはあったのですが、出会ったのは私も初めて。
今では珍しい犬種のようですが、昔は人間の片腕となって働いていた古い犬種なんだそう。

他にも何種類かの牧羊犬が存在していたようで、それらをまとめて
Old German Herding Dogs(→wikiリンク)と呼ばれているようです。



きりっとした目が素敵!でも甘えん坊なお茶目さん。


存在していた、というのは、今や飼う人も減少し、絶滅の危機に瀕しているのだとか。

日本犬も昔からある犬種が姿を消しているのと同じことで、今の生活習慣に合わなくなったということなんでしょう。


この子たちを見ていると、一日中働いている感じ。


というのも、このお宅には犬だけではなく、、、



馬二頭はもちろん(この辺りは馬が普通に飼われているので。)



ロバ二頭。




子育て中。

ニワトリやらカモやらアヒルは何羽いるのか分からないくらいで、





この子は、ドイツでよく見かける大きなウサギ。




上の写真にも写っていたこの白い鳥、何か分かります?これはメスで、



後方に見えるのは、



オス。




放し飼いをしている孔雀なんて、初めて見ました!

飛んで逃げたりしないの?と聞いてみましたが、
たまにお隣の屋根にとまって、雄叫びをあげて苦情がくるから、躾けているのだそう。



その他にも、何という種類か忘れてしまいましたが、
牛さん。(オスは違う場所に放牧されています。)



この子牛が人懐っこくてかわいかった~。


という訳で、
全ての動物を朝夕小屋から出したり入れたり、近くの牧場に放牧しに行ったり、
それはそれはよく働く犬なんです。


仲良く猫の餌を食べるキツネと孔雀。


でもまぁ、この数の動物を共働きのご夫婦二人で飼っているのもすごいなぁと思うんですがね。。

ペットはこれ以上増やさないぞ、と思っていたけれど、こういうの、いいなぁ。(ダメダメ!)












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Tuesday 19 July 2016

蜂に刺されないようにする 






以前にこんな記事を書いたのだけれど、この時期になると虫さされには注意したい。


夏のレジャー ドイツの噛む虫に注意: このところの夏日和と午後の夕立で、暖かくて程よい湿り気を保っているせいか、 虫が増殖、活発になっている気がします。 例えば、この虫。 Pferdebremse ( Tabanus sudeticus ) アブの仲間。 日本のアブより体...


随分前に、日本で蜂の大群に襲われたことがあり、警戒心が強かった私ですが、
ミツバチを飼うことになり、荒修行のように(?)毎日蜂の中に居ることで、トラウマを克服することが出来ました。(かなり荒治療だと自分でも思うんだけど、今は素手で蜂を撫で撫で出来ます。)


知人や友人に蜂を飼うことを話すと、まず「刺されたりしないの?」というのが気になるらしい。

こんな素人の私ですが、はっきり言えることは、
ミツバチはよっぽどのことがない限り刺しません。

ミツバチは刺すことで、自分も死んでしまうので、生命の危機を感じた時にしか刺さないのです。

厄介なのは、上記のリンク記事の虫たちでしょうか。


もちろん作業中は、こういう↑ 宇宙服のような防護服を着ています。

とは言え、うちはミツバチの巣箱を、観察したいが為にベランダに置いているので、常にベランダに蜂が居る状態。

どうやれば共存出来るのか、犬さんも一緒に(!)勉強してみました。

# 一番重要なのは、静かにすること。
特に、地響きを招くような音が嫌いです。

# 早い動きに反応する。
手で追い払おうとしたり、逃げ回ったりすると、逆効果。

# 派手な色の服装は避ける。特に黄色は信号色だそう。

# 香水や整髪剤は虫一般を引き寄せます。
こちらで売っている匂いのきつい日焼け止めは、最悪らしい。


とにかく目立つことはしないということでしょうか。




そう、私も始めはビクビクしていましたが、問題は状況がつかめない犬さん。

蜂箱には近づかせないようにしていましたが、
ちょっとした隙に、蜂を追いかけまくって、鼻の頭をプスリと刺されてしまった。。。


いや、可哀想ではあるのだけれど、それからというもの、虫にも尊敬の気持ちを持ってくれたようで、上記の決まりを自分から実行してくれるようになりました。


人間も犬も、蜂が近づいてきたら、耳をペタッと下げて能楽師のように摺り足でゆっくりとその場から離れる。これに限ります。


最初の日は紐を付けていたけど、それも必要なくなった。

それでも、一回私も刺されてしまいました。

寝ぼけ眼で、植木鉢を持ち上げたときに、蜂が止まっているのを知らずに、思いっきり掴んでしまったのです。

ミツバチに刺されると、刺されたところに針が残ったままになります。

針の根元(刺さったところではない方)には、毒素が入った袋があるので、
針は指で摘んだりせず、刺さっている所の皮膚を爪で押して、自然に針が抜けるよう抑え続けると、後遺症も最小限で抑えられるそうです。


手乗りミツバチ。

真っ赤な花粉を集めてきたのね。

ただ、4ー5%の人は、蜂に対するアレルギー反応がみられるそうで、
蜂刺されに対する民間療法はいろいろありますが、そういった方は医師による指示に従うべき。



後方に見えるのは、巨大蟻塚。近づかないように教え込む。


肉眼では見えにくいけど、何万という蟻がうじゃうじゃ。


自然の中に入ったら、なるべく邪魔にならないように自分達も楽しみたいものです。










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Thursday 14 July 2016

それでも待ってる 夏休み 








もともと計画性のない私たちですが、
今年はいつになく、ぼーーーっと夏休みを過ごしています。




それでも、
第一回目のハチミツを収穫したり。




また魚くんが釣れて、大喜びしたり。



もぎたてでおいしかったものだからつい。。。

チェリーを食べ過ぎて、お腹を壊したり。


*左はマイ。行儀悪くてすみません。

大きなパグと添い寝したり。


それはそれで楽しんでいるのですが、
実は、夏に引越しを予定していまして、何も予定を立てていなかったのです。

今住んでいるところもそれなりに気に入っているので、引越など考えてもいなかったのですが、
知り合いから物件情報の話を持ち込まれて、訪れてみると、、、




どどーんと構えたドイツの古民家、木組みの家のバウアーンホフ(Bauernhof)、昔の大農家の屋敷です。今では、長期滞在型ペンションとして使われているところも多いですね。

初め訪れた時は、その大きさと広さに足がすくみました。


大木が立ち並ぶ前庭だけでも、その辺の公園より広い。。

敷地の総面積は忘れてしまったけれど、軽く野球場くらいはある。

持ち主の方は現在別の場所に住んでいて、ちょくちょく管理の為に帰ってくるのは面倒、でも手放したくない、賃貸にしてしまうと、リノベーションなどの問題が出てきて厄介。

誰かこのままの状態で住んでくれて、庭の草刈りだけしてくれる人はいないものか、という条件が私達にぴったりではないかと言う話でした。




かなり野放しにされた感のある庭。


さっぱりした貸主の女性とも意気投合して、今よりももっとひっそりした田舎になるけれど、こんな家に住める機会は一生ないだろうと、ほぼ決めてしまうところだったんです。

細かいお金の計算や、もっと馬力のある車の検討、この広さじゃ、羊を飼うしかないなぁとか、
それなりに計画を進めていたんですが、話を詰めていくうちに、ん?と気になることが出てきて、、

どうも、家族の中で、この屋敷を維持していくのに反対の人がいるらしいと。

うーん、それはなんか後々面倒なことが起こりそうだと、直前でお断りした次第です。


裏庭は続くよどこまでもー

そうなると、一度夢を見てしまったせいか、

一日中日の当たる庭とか、(森の中はやっぱり日陰気味)
畑が出来る土とか、(この辺は砂地の森で、花すら育たない)

何といっても、ちょっと特徴のある家とか土地っていいなぁ(森の中というのも特徴なんだけど)


少し気が抜けてしまった感があります。



麦わら帽子は もうきえた~

姉さん先生 もういない~


口ずさんでしまいます。→ 夏休み(Live)by吉田拓郎
(ジーンズの腰回りについてるシャラシャラが渋すぎる)



で、只今おもしろ物件探し中。やっぱりそうなる。









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