Tuesday 24 December 2013

冬眠前のハリネズミ Igel retten








以前に”ハリネズミに出会ったら…”というのを書きました。

その時にもご紹介した便利サイト。ハリネズミに出会ったら、まずチェックすること、その後の対処法が

詳しく載っています。(英語、ドイツ語)→  Pro Igel



さて、またまた庭でハリネズミを見かけたのですが、

今回は見た目にも小さく、時期的にそろそろ冬眠してもいいはず。なぜ、まだうろうろしているのか

心配になり、体重を測ってみることにしました。



 



350g.

冬眠前の理想は450g、500gあれば尚良し、とのこと。

300g以下であれば直ぐに医者に連れていかなければならないそうです。

この子の場合はギリギリですね。


庭に小さな穴を掘って、雨避けの板を敷き、上から枯葉を掛けて簡易寝床を作りました。

猫缶も添えて。

これでしばらく様子を見ることにします。

それでもまだうろうろ庭を徘徊しているようなら、専門家の所に持っていこう。






初めて触ったハリネズミの足の裏。

プニップニ。

飼ってみたい衝動にかられます。


Frohe Weihnachten!



 







Friday 20 December 2013

犬ホテル、始まる Dackel-Olga






ずいぶん前に、新しい犬小屋が届きました。



右側にあるのが旧、左が新で、これ、暖房付きなんです。


そして今年の夏に設置したドッグラン。


昔、山羊とか豚とか鶏とかいろいろな家畜を飼っていた庭なので、至る所にフェンスの名残りがあり

一部を修復して、犬小屋から自由に行き来できるドッグランを作ってみました。



で、肝心のアカ姫はどこに居るかと申しますと、



ソファーの上…

今年、家中の戸という戸を(内開きであろうが外開きであろうが)開ける技を取得致しました。

ソファーは私達が許すまでは上がってはいけないことにしていますが、2階にあるアカお気に入りの

子供用マットレスへの道を克服したわけです。目撃情報(私も見た)によると、乱暴にドアノブを

叩くのではなく、片前足を壁にもたせ掛け、そしてもう片足で優雅にドアノブを下げる。

でも、その要領で他の部屋に入ったり、裏口から抜け出したりしないんですよね。不思議だ。


まぁ、そんな無駄とも言える努力をしている私達なんですが、たまたまそんな話をしていたら

そんなに場所があるなら、休暇中、犬を預かって欲しいと友達に頼まれまして。

アカも顔見知りだし、なんとかなるのではと、まずは一晩お試しで預かることに。



ダックスフント(Dackel)と、ラブラドール+グレートデーン(Deutsche Dogge)のMix。

この二匹のうち一匹は、すぐに預かってもらえるところが見つかったと聞いていたので、

うちにはてっきり大きい方の犬が来るんだろうと決めつけていたのです。

でも、どうやらダックスが残ってしまったらしい。



こちら、誰にも預かってもらえなかったワイヤーヘアード ダックス:オルガちゃん(♀1歳)。

まぁ、ダックスらしく気が強いのは承知でしたが、

左にある自分の寝床を数秒で譲ってしまい、オルガちゃん用に用意したマットに引き下がるアカ。



オレが一番じゃないと絶対嫌なオルガちゃん。躾はあんまりしてないよ、とのことでしたが

ここまでドミナントとは。。



おやつでお座りだけは出来る。お店の看板娘だから。


一瞬だけ、同じマットに落ち着こうかというところ。


が、数秒でおりゃー。

飼い主さんからは特に注意もなかったから、これはうちでの規則を躾させてもらうよ。

まずは、”私たちが上でオルガちゃんは従う側”という基本を身につけていただかないと。

ダックスはとても頭の回転が早いので、理解も早いが、次の手を打つのも早い。

私も直ぐに、オルガちゃんの”甘えてもいい存在=リスペクトなしでOK”に入れられそうになり、

必死で抵抗するはめに。人慣れはしているけど、対話が苦手みたい。


ま、数時間この小さなオルガに手こずっていたのですが、アカの様子がおかしいことに気づく。

オルガちゃんが禁止コマンドをバシバシ受けていると、アカは自分のことのようにビクビクして

挙句の果てには部屋の隅っこで丸まってしまった。

これはオルガちゃんの躾より大変かも。

それで、夜だったけれど外に出て状況を変えてみることに。

二匹を少し歩かせてから、犬だけで遊ばせてみる。

すると、見る見るうちに元気になるアカ。そして自ら遊びをリードして、指導的ツッコミもいい感じで

入れている。(オルガちゃんは噛みつく癖もあります。)


家の中では、私たち人間2人、犬2匹という構成で、新しい状況の中それぞれの位置づけを

素早く解決しなければならなくて、アカはパニックに陥ってしまった様子。

犬だけでの間ではスムーズに問題解決できることも、人間のややこしい立場(どっち付かずの態度とか不安定な精神状態)

が絡んでくると、混乱してしまう犬の集団心理というのがあるそうです。

今回の場合、人間の私たちがあまりにも新しい犬に神経質になりすぎて、それがアカにも伝染して

しまったようだ。

ここでまた一つ、私たち人間が学んだのでありました。犬の躾は人間の躾と言うべき。



でも、、、オルガちゃんが来る予定の日程、私居ないんだよなー

アカ姉さん、ご指導宜しく!










Saturday 14 December 2013

ぼやき






風邪をひいている方が多いようですね。

私も貰ってきてしまいました。そして先程、週末の仕事をキャンセルしたところです。

そして一人もやもやしているところ。

日本にいた頃なら、これくらいの風邪なら抗生物質飲んで、マスクして、這ってでも行っただろう

大事な仕事だったから。

私は出掛けるつもりだったんだけど、ドイツ人に説き伏せられました。

出掛けたところで、悪化して何もできなかったらどうする?

他の人に伝染したらどうする?

自力で帰って来られないようなことになったらどうする?

確かにね、全部納得できる口実論拠なんだけど、頭では分かっていても、なんとなくまだ踏ん切りがつかない。

去年一緒に働いていた子がひどいインフルエンザに罹り、それでも頑張って仕事をやり遂げようと

した結果、私を含め何人かが同じインフルエンザに倒れてしまったことがあった。

その子を責める気持ちはまったくないけれど、後から考えれば避けられたのかなとも思う。

とは言え、この時期風邪ウィルスなんか至る所に飛びまくっているわけで、ある程度健康な大人の

間なら、そこまで気にしなくてもいいのではないか?とも思ってしまう。

普通のドイツの会社で働いたことがないから、その辺ドイツ人の感覚とかが分からないのだけど、

風邪をひいていてもマスクしない人が多いし、その辺、人に伝染すのは絶対タブーなのかどうか

よく分からない。


とかなんとか、自分を落ち着かせようと考えを巡らせているだけなんですけどね。

そしてこんな時、ブログを書いて、気持ちを切り替えさせてもらえる。

結論、健康管理を怠った自己責任ということ。

皆様もお大事に!







Thursday 12 December 2013

まだまだ釣れるーカワメンタイ wieder Quappen!








タイトル通り、まだ釣れています。しかも今回は55cm、体格良しの大物。


雪も降って、気温も下降を辿る勢いかと思いきや、今週摂氏8度くらいまで上がった北ドイツ。

ま、夜は0度くらいになるんですが、この時期では暖かいーと思える範囲内です。

でも、釣りは難航してきましたね。なにしろ、冬の増水で流れが早くなり、落ち葉や枯れ木が

流れ放題。今年はこれでもう最後かな、という感じです。

竿に付けてある鈴の音もこれで聞き納め、最後に良い音鳴らせてくれました。


今回のお腹の中身。
15cmもある魚を2匹も丸飲みしていました。 。


メスだったので、肝に加え、卵も。

前にも書きましたが、クヴァッペはタラの仲間。

そう、クヴァッペの子ータラの子、たらこでございます。



これで厳しい冬も越せそうだ。

ありがとよ、クヴァッペ!







Friday 6 December 2013

嵐の後の吹雪と、黒いニコラウス






ハリケーンは予想よりも被害が少なく治まってきました。ハンブルグはまだまだ水の被害が続きそうですが。

それでも昨日の夜は強風が吹き荒れ、近くに立っている風力発電の風車が何とも言えない重低音

を響かせていました。

そして、今日起きてみると、

大雪

吹雪。


そして、今日はニコラウス。

平たく言えば、ドイツのサンタクロースみたいなおじさんが夜にお菓子を持ってきてくれる。


私たちにも、もれなく届いた。(わたしたちは子供か?)


まぁそんな子供にも大人にも大人気のニコラウスおじさんなのですが、

そのお供の Knecht Ruprechtクネヒト・ループレヒト)というおじさんが、私には気になって仕様がない。

良い子にはニコラウスがプレゼントを持ってきて、悪い子にはこのクネヒト・ループレヒトがやって来て

鞭で叩いたりするらしい。ドイツでも地方によって呼び名が違っていたり、様相も様々で、

また、ちょいとお隣の国、オランダでは Zwarte Piet (Schwarzer Peter, 黒いペーター)という

クネヒト・ループレヒトによく似た役割の人物?が存在する。

たぶん、ここからクネヒト・ループレヒトも黒塗りの顔だったり、黒いニコラウスと呼ばれたりしている

のかもしれない。そして、余談ですが、近年はこの黒い悪者というのが差別的と捉えられて問題に

なっているらしいです。日本でもそういうの、ありましたね。

ま、そんな怖いおじさんがやって来るなんて、ドイツのお祭りも変わっているな、と思ったのですが、

日本でもあるかなと思いを巡らせ、あ、いた。 

なまはげ

いろんなドイツ人になまはげについて話したり、ビデオを見せたりしてみたら、皆さん揃って

これは怖すぎる。こんなのトラウマになる。大人でもちびる。 とおっしゃる。

私なんかは、他の子供がニコラウスにお菓子を貰っているのに、私にはその陰気なおじさんが

長い鞭を持ってやって来て、自分だけ叩かれたりした方が嫌だ。

それに、誰一人としてこの クネヒト・ループレヒトを見たことがない。

ということは、子供への精神的プレッシャーをかけるための道具みたいじゃない?

そんなの嫌だ、絶対出て来て欲しい。そして堂々となまはげさんみたいに、家家を廻って欲しい。













Thursday 5 December 2013

ハリケーン、接近中






ハリケーン、クザヴァー君(こちらでは嵐に名前がつきます。)が只今北ドイツに接近中です。

前日からニュースになっていますが、1時間くらい前からニュースよりも外の風の音が大変なことに

なってきました。


残りのりんごが落ちてしまう。

ドイツ語ではこんな強力な嵐のことをオルカーンと言うのですが、オカンと聞こえる。ホンマ怖い。



最後の足掻きで、先ほどりんごを集めようとしたけど、風が冷たすぎてすぐに退散。



仕事場の横に立つ、オークの大木。

これが倒れてきたら、私はもうぺちゃんこになる。 なので自宅待機。学校も休講になったし。

こんな時、田舎を車で走るのは危険です。木が倒れてくるし、枝が飛んでくるし。だから外には出掛けられない。


ここんとこ、ずっとpc仕事に追い立てられ、休み時間にpcに向かう気になれないので、ブログが

なかなか書けません。

今日は強制的に自宅待機なので、仕事が進む進む。サボリ癖がありますので、これくらい強制

されないと。。。。っと、ネットの回線が怪しくなってきた?

まさかハリケーンのせいで???



みなさんも、お気をつけて!出来るだけ外出は避けましょう。