今年の菜園は時間があまり持てなくて、どうなるかと心配してましたが、育ってくれました。
バターナッツかぼちゃとホッカイドウかぼちゃ。
バターナッツかぼちゃは今年初めての栽培でしたが、(種はこちらで買いました。)
成長はホッカイドウかぼちゃに比べて、スタートはのんびり目。
でも、成長し始めると、育つ育つ。
Die riesige Blätter von Butternut-kürbis |
葉も2倍くらい大きく、子づるもどんどん増える。整枝作業が追いつかないくらい。
そしてあらゆる方向に占領し始め、終には隣の花壇にまで足を伸ばして、どこもかしこも一時通行止めになってしまったくらい。(うちのように小さな畑では栽培数を熟慮したほうがいいかも。)
授粉は蜂に任せっきり |
今年の畑は野性動物の被害が続いたのですが、(犬君たち、どうした!)
特に酷かったのは鼻のとんがった小さな野鼠(その名もSpitzmausーとんがり鼠)の仕業。
ブロッコリー、コールラビ、芽キャベツといったアブラナ科は全てやられてしまった。
20cmくらいに育つと、一晩のうちにハサミで切ったように刈り取られてしまう。
去年の北ドイツ地方は、Mastjahr と言って、木の実、特にドングリが大量に実りをつける年だったんです。そして因果に依って次の年は猪や鼠などの野生動物が大繁殖する。
聞いてはいたけど、これ程までとは、、、腹立たしいよりも驚きの方が大きかったです。
そんな状況のなかで、ひたすら実を付け続けるバターナッツ。大丈夫なのか?と思いつつも、
ほぼ放置したままで、どんどん立派なカボチャに育ってくれました。
そして、なんと今もまだ畑で成長を続けているのです。
Die nachdenkliche Hokkaido-kürbisse |
かぼちゃといえば、スープ。
うちはショウガとガラムマサラたっぷりのスパイシーなものが定番。
Feuerbohnen(Phaseolus coccineus) ベニバナインゲン
というのも初めて育ててみて、その活発さに呆れてしまったくらい。
畑がジャングルの様になります。
それに、食用価値があるのかどうかも不明なまま。
食べたことがある方、是非ご感想を!
すごいなー、いいなー、クレソンもかぼちゃも食べ放題!
ReplyDeleteクレソンなんてドイツに来てから食べたことないような・・・。自生のを発見だなんて、さすがの五感の持ち主ですねー。私、食いしん坊のくせに、そういうアンテナが欠けてるので、何かコツを教えていただきたいです。
ベニバナインゲン、私も食べたことないんですけど、チリコンカン風はどうでしょう。
クレソンを見つけた時、ちょうど不摂生が続いていたんです。
Delete私というより、体が見つけてくれた感じでしょうか(苦笑)。
きのこシーズンともあって、散歩の間は地面を観る癖があるのも、もう一つの理由かも。見た目はあまり良くないですがね。下を向いてキョロキョロ。
今年はウリ科が特に良かったと思いませんか?そのせいか、スーパーのかぼちゃの安価を見てびっくり。
なるほど!チリコンカンなら大きなお豆も食べやすそうですね。
この柄がなんともおいしそうに見えないのです。。
nachdenklichなカボチャたち、みんな並んでかわいいですね(転がり落ちるべきか、留まるべきか、それが問題って顔つきですね)。
ReplyDelete質問です。実は日本のサツマイモが忘れられず、この間こちらで買ったサツマイモを食べていたら「これ、カボチャっぽい味がする」という娘の発言に、どきり。もしかしてakaさんなら食感がサツマイモに良く似たカボチャをご存知かと思ったのですが、思い当たる品種などありますでしょうか?
あはは、転がり落ちるべき、なんて思っているとは!
Deleteサツマイモにもホクホクしたものとべちゃっとしたものがありますよね。
私はあまり好きではなかったのですが、祖母の大好物で、色々と注文が
多かったのを思い出しました。
と言うわけで、サツマイモの味覚があまり敏感ではない私ですが、
このバターナッツかぼちゃはかなり甘いです。スープにすると、甘すぎるくらい。
レシピを検索するとお菓子によく使われているみたいですね。スイートポテト風とか、プリンなんかに合いそうな感じです。
あのベチャッとしたサツマイモに似ていると私も思いますが、ホクホクした焼き芋に合いそうなカボチャは出会ったことはないですね。