ロングリード、ドイツ語ではSchleppleine(シュレップライネ)。
上の写真は、アカ用。最近人気のBiothaneという素材のもの。
乗馬用に使われているポリエステル素材で、とても丈夫な材質だと評判があります。(防水、UV加工、低温下でも柔らかい、切れにくい、などなど。)
でも、うちのチビには重すぎるので、ホームセンターで簡単に手に入る荷造り用ベルトを使っています。
色は目立つものがいいかと。 |
ロングリードの使い方は、それぞれですが、うちの場合はあくまでも”補助”的役割。
フリーで歩かせるトレーニングのために使用しています。
なので、”リードが付いていることを気づかせないこと”が重要。
そのためには、
+ リードは手で持たない。
+ 首輪に付けずに、ハーネスに付ける。(これは、万が一暴走した時に、首を痛めないためでもあります。)
+ リードは単なる一本の紐で、持ち手など摩擦になるものは付いていないこと。
+ リードは引っ張らないこと。
+ 呼び寄せるときは、声を掛けてから足でリードを踏む。犬自らこちらに来ることを促す。
+ リードの長さは、5ー10m。
その他、おやつ使用の有無、おもちゃ使用の有無は、私が思うには、その犬に合わせて行えば良いのかなと。
頭の中は自分の妄想のみでいっぱいの図。Das ganze Feld ist meins! |
さぁ実践となると、場所選び。
いつもの散歩道では、知っている度が高いせいか、遊ぶ。
アカと一緒に歩かせようとすると、興奮が2頭分、二乗されて、遊ぶ遊ぶ。
それに、アカは遠くに行っても(行き過ぎる場合もある)、呼び寄せが出来るけど、一緒に着いて行ってしまったマイはそのまま…という事態も発生するので、却下。
森の中では、コースを外れてしまうと、木の下やヤブの中に入り込んでしまう可能性があるので、
なるべく見晴らしの良い”線に沿って歩けるところ”が良いかと。
という訳で、川沿いを選択。
飼い主の側を一定の距離を保ちながら歩いています。
リードもまっすぐに延びて、いい感じですね。
ところが、
虹色リードが、虹のごとく弧を描いたり、
犬が消えてしまったり、
ああーー、入ってしまったのね。
他のことに夢中になってしまったり、
と、一筋縄では行かないのが現実です。
それに、マイの場合、外に出るとおやつでの呼び寄せはまったく効果がないので、いかに自分の体だけで犬を呼び寄せられるかに掛かっています。
しゃがんだり、大げさな動きで注意を引きつけたり、犬の3倍くらいエネルギー&体力を使っている感じ。
集中力を使った後は、くったり眠り込んでいる犬の図。
というか、この寒さで汗びっしょりになる私が眠り込みたいんですけど!
今日のところは、100点中、25点を頂きました。合格への道は限りなく遠いぞ!
中大型犬用のロングリード装着で、一度思いっきり脱走されまして(野うさぎ追跡。10分後捕獲)、それ以来使ったことはないのですが、どうですか? こちらの記事にいろいろ気をつけることなどが書いてあり、なるほどと思いながら、熟読させていただきました。
ReplyDeleteうちはこの3年、とにかくご褒美のおやつを頼りに「言うことを聞けばおやつ」の刷り込みを続けた結果、たぶん、また逃げ出しても30分以内には自発的に戻ってくるのではないか、と(理想は2分くらい)。
ただし、状況により、犬がアイコンタクトをとってくれるタイミングに大きな差がありまして。「行っちゃおうかな〜」という直前の様子は見極められるので、そこでうまくストップがかけられればいいのですが、この瞬間を逃していたらどうなるかと思うと、うう、やっぱりオフリードはためらわれます。でもオフリードの訓練をしないことには、オフリードにもできませんし。ああ、悩みます。
というわけで、マイ嬢の今後の訓練内容や、彼女の様子なども、またアップしていただけたら、とても参考になります。
ちなみに、虹色リード、きれいですね。この時期、こういう軽やかな色は目の保養になります〜。
思いっきり脱走” フフフと笑ってしまいましたが、分かりますよ、その行動。
Deleteそして、”行っちゃおうかなー” という雰囲気も!うちも何度もやられています。。
自発的に帰ってくる保証は100%なんですが、自由になると”食べ物”を探すので、数分たりともフリーは禁物が現状です。
なので、ロングリード=フリーの練習の時は、散歩の時以上に飼い主の側、後ろを歩くことを強制させています。私も犬も集中力が続かないので、散歩の途中の5分間だけ、とか嫌にならない程度に留めていますよ。(まだまだこれで散歩に出掛ける段階ではないです。)
それと最近始めたのですが、聞く耳を持つ状態になったときは、FLEXIリードで自由に歩かせてみる、また他所に気が持っていかれそうになったときは、訓練用のリードに、と、散歩中に色々と交換しています。
結果、犬の散歩に行くのに、リードの詰まったカバンを持ち歩く毎日!!