知らない犬への過剰反応があるというのは、ずっと前に書きましたが、犬の学校の隅っこで、
慣れる練習をして、少しは改善されつつあったのだけど、
これまた引越しで、どうなるかなぁと心配していました。
うちの回りの森は、動物天国でもあるのですが、犬天国でもあります。(ハンターもいないし。)
わざわざ車で来て、散歩させている人も居る。
ある夏の昼下がり、森の中を散歩させていたら、薮の中からセントバーナードが二匹出てきた。(突然すぎて、びっくりしたけど、薮からセントバーナードは超珍しいんじゃないか。。。)
初めての犬は、なるべく回避しているのだけれど、気づいた時にはもう鼻先にーーー
以前に紹介した本に書いてあった”回避の仕様がない場合、最終手段として、無理に人間が間に入らず、犬同士に任せれば、なんとかなることも多い”と。
正にその状況で(セントバーナード二頭は、私も無理。)リードを手から離して、「マイ、ガンバレ!」と、胸の中で唱えるしかなかった。
どうする野犬?
ゆーーーっくり体を低くして、伸びをするような姿勢になった瞬間に、
コテンと、ひっくり返った。
し、死んだふり?
もうどうにでもして下さいなーとでも言わんばかりに、二頭に思う存分クンクンさせて、
自分の番の時は、そろーっと背伸びして「すみませんが、ちょっと匂いを嗅がせていただきます。」
なんだ、出来るんじゃないか!しかも敬語まで使って!!
その後は、遊ぼうぜっと生意気に戻って、プレイバウ。
そこで、遠くの方から合図(!?)が鳴って、二頭は瞬く間に薮の中に戻って行った。
マイはもちろん、私達も、一体何だったのかと、ポカーンとしてしまった。
後日、この子達にまた遭遇。
今度は、数頭の群れ+人間数人で歩いていた。
遠目で見ただけでも、全員(犬)なんとも堂々とゆったりと歩いている。
好奇心を抑えきれなくて、追いかけて、話しかけてみることに。
すると、その中に相方の同僚さんがいて、ずっと噂だけは聞いていたことが頭の中でピキピキと繋がって、
あああーー、救助犬の方だ!
そして、話を色々しているうちに、
ああ、あの子達(セントバーナード)は、救助犬の世界選手権の練習をしていたのよー。
マイ、あなたは正しい。
あの貫禄は只者じゃないって、すぐに分かったのね。
| 歩いてるときにお尻はちょっと、、、 |
うちの犬は問題が多くって、、と話していたら、そのトレーナー兼飼い主の方が、わざわざうちに来てくれた。
何の躊躇もなく、うちの野犬さんと言葉を交わし、マイの様子をじっくり観察して、
”いい子じゃない。彼女なりに、世界を一生懸命理解しようとしているわ。”
犬バカですから、涙ですよ。。
そうだ、そうだ、マイはマイなりの世界観で理解できないことも多いけど、懸命に私達との生活に慣れようとしているのだね、、。
あと、マイの全身全霊を人間に捧げんばかりの行為(:頭を下げて、頭部を人の体にぴったりつけて、撫でてもらっている間、目を閉じるーを数分やり続ける)を見て、「これは、ラブラドールが入ってるんじゃない?」と。初ラブ意見をいただいた。
その後、たくさんの助言も頂き、彼女の犬ゴールデン2頭と定期的に散歩をすることを提案してくれた。(今回の写真)
| 他の犬が遊びだすと、ストレスで口元つっぱる。 |
上の写真の子は、まだまだ幼犬ですが、この落ち着き様。
お兄ちゃんの方は、もう貫禄たっぷりで、マイの匂いをさっと取って、あとは知らん顔。これくらいが、マイにとってはいいのかも。
あと、マイは他の犬にぴったり体を沿わせて歩きたがるんですが、これはどういうことなんだろう?
とにかく、今回の写真は第一回目で、リードも張りっぱなしでしたが、少しは慣れてきたかなぁ。
落ち着いた犬と歩く貴重な時間を大切に。
ゆっくり少しずつ。