Wednesday, 25 February 2015

ペットがいなくなったら…?








出来れば経験したくないことですが、動物を飼っていると、どんなことがあるか分かりません。
そんな時に、焦らず出来る限りのことをしてやりたいと思う気持ちはみんな同じです。

今回私が行ったことに加えて、私の知っている限りの方法を紹介したいと思います。
もし、こんな方法もあるよ、と情報をお持ちの方は、是非お知らせいただければ幸です。



# 逃走した付近に住んでいる犬飼さんたちに連絡。
犬を見つけるのは犬です。ウチの犬も、犬が通りかかるのと、人間が通りかかるのとでは、吠え方も違います。それに、散歩の時にも気を配っていただける。


#  そこに猟地を持っているハンターに連絡。
前にも書きましたが、私、あまり良い関係を築いているとは言えないですが、協力してもらうというより、今回は、”キツネではありません!!”と、報告しておきたかった。


# とにかく知っているご近所さん全員に連絡を入れておく。


# 登録してある団体に届け出る。
私は、TASSO e.V. という犬猫ホットラインに登録しています(無料)。首輪にも番号札が付いているので、見つけた方が連絡する可能性があります。 24時間対応。


# 管轄になりそうな、動物保護センターに届け出る。
マイクロチップの番号など、直ぐに答えられる様にしてから電話しましょう。


# インターネットの掲示板を利用。
色々と種類もあるので、どこまで人の目に届くかわかりません。
ebay-kleinanzeigen Vermisste Tiere in Deutschland

なので、今はやはりこちら↓


# facebookで情報の拡散。
私は普段あまり使わないのですが、今回ほど、この拡散威力に感動したことはありません。
近所に住む数名に流しただけで、一瞬でほぼ町全体に行き渡る感じ。

分かりやすく情報を流すために、詳しい内容を上記の掲示板で作っておいてから、fbでシェアすると、受け取った人も拡散させやすい。

近所に知り合いなどいない人は、こちらを利用してみてはいかがでしょう。

Hunde-Suchmeldungen

fb上のもの。場所を指定すれば、その近くに住んでいる人達に情報が流れるようになっています。


そんなものは、若い人しか見ないと思いがちですが、情報を受け取ったある人なんかは、実家のお母さんに電話してくれて、そのお母さんがご近所さんにおしゃべり拡散、という方式もなり得るので、とにかく情報ばら撒きが重要だとつくづく思いました。


#  警察、市町村役場に連絡。
これは、最悪の事態を考えての行動。事故にあった場合は、こちらに連絡が入ります。






この写真、アカ生後5ヶ月くらいの時。

かわいいでしょ? こんなの庭に入ってきたら、貰っとこう♪ と思いますよね。

実は、思われてしまった事件がありまして、、、

数ヶ月滞在した、土地勘も知り合いもないところで、わんぱく盛りのアカが逃走。

運良く(?)ある犬飼さんに保護されました。この方、瞬時に猟犬だと察知(当時はチョコラブだと思われることが殆どでした。)早速掛かりつけの獣医を呼んで、マイクロチップをスキャン。

猟犬でも、一般人から譲ってもらったばかりだったので、まだチップが入っていませんでした。

犬飼さんは直ぐにハンターでもある旦那さまに連絡。
旦那は電話口で、俺が帰るまで、取っておけ!と叫んだそうです。


もちろんその後、私達とその家族が親交を深めたのは言うまでもありません。
アカに猟犬の第一歩の貴重な訓練を教えてくれたご家族です。


なんて、ほのぼのしたお話に落ち着いて良かったのですが、

現実では、ペットが盗まれる事件もちらほらあるようです。

特に多いのは、スーパーなど店の前に繋いでおいた犬を故意に持って帰ってしまうケース。

こうなると、見つけるのもかなり苦労が強いられます。絶対やめて欲しい行為ですね。


とにかく、普段から出来ることとして、上記の団体などに登録すること、首輪には出来るだけ分かりやすい情報を付けておくなど、危機管理をしっかりしていきたい所です。


昔、首輪に直接マジックペンで、電話番号と漢字で名字が書かれた犬が近所に居ましたが、
あれはあれで、とーっても効果的だと思いますね。

恰好悪くても。飼い主のおじいさんの愛が伝わってきました。


300ー4352 田中。という犬^^






4 comments:

  1. マイちゃん失踪事件 ハッピーエンドで本当に良かったです。
    病気中のAkaさんの心と体の辛さは想像以上だったとお察しします。
    こういう事態では人間社会と犬社会の繋がりが支えとなり助けとなりますね。

    マイちゃんのケースとは違いますが、我が家の初代犬パッチーは庭から脱走したり散歩中居なくなってしまう事が何度かありました。
    つい 最悪の事態、、、交通事故と誘拐を考えてしまい心臓パクパクになります。
    散歩中の近所の人が連れて来てくれた事もあり Tierheimに保護されていた事もあり。
    今でも信じられないのですが 臆病だったパッチーがフェリーに乗り湖の反対側に行ってしまった事です。
    幸運だったのは車に轢かれなかった事と反対側のTierheimでは無く、又フェリーで戻され こちら側のTierheimに連れて行かれた事です。

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    1. コメントありがとうございます!
      そんなお話が先々代犬さんにおありでしたか。。犬が自分自身で船に乗るのは考えにくいことですが、実際は何がどうなるか分からないこともあるものだと、つくづく想いに耽ってしまいました。

      いつか、もに香さんが、フラフラと一匹で歩いている犬を無視できなくて、保護された記事を書かれていましたよね。本当に、そういう気を配って下さる方のおかげで、無事飼い主のもとに帰ってくる犬や猫がたくさんいることも、今回色々調べていて分かりました。

      助け合い”という言葉を噛み締めた日々でもありました。

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  2. 大変だったんですね!見つかって本当によかったです!!
    昔私の犬が家から10キロ以上離れたところで父の都合で迷子になったことがあります。それも車で連れて行ったところでした。
    1ヶ月近く張り紙をしたり歩き回ったりして探し続けました。
    で、帰ってきたんです、多分帰巣本能で自力で・・・・
    野生化し変わり果てた姿で私めがけて走ってきて聞いたこともないような泣き声で鳴いてた。1ヶ月辛かったんだろうな(涙)
    いろいろ方法はあるけれど犬もちゃんと自分で帰ってくる気持ちもスキルもあるんだと思います。だからあまりパニックにならずに犬を信じてあげることも大切かも。
    でも早く見つけたいよね~!

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    1. ありがとうございます!
      Naokozoさんの一ヶ月を思えば、一晩だけで帰ってきたのですから、心配の度合いもまったく違うかと思いますが、なにしろ、パニックに陥るタイプの犬なので、冷静にならなければ自分で帰ってくることは無理だろうなと思っていました。
      でも、昔飼っていた犬も一週間後に帰ってきたり、犬の本能は信じてはいましたが、キツネに間違われるのが一番不安でもありましたね。(誰に聞いても、キツネにしか見えない!と言われてまして、、)

      ううう、、そんな鳴き声で走ってきてくれたなんて、想像しただけで目頭が熱くなります。。野生化しても、人間のことは覚えていてくれたんですねー。南極物語を中国語でも観れるくらい、ストーリーを丸覚えしている私達です。。

      ドイツはほぼ野良犬が居ないし、登録義務もあるので、見つかる確率は多いみたいですが、逆にフリーの犬がいると、ラッキーだと思う人も居るみたいですね(苦笑)。

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