予定変更で、きのこネタを。
というのも、昨日森に入ってびっくり。 きのこが旬です!
緑の絨毯。苔が湿ってつやつやしている。 |
先週から雨がたっぷり降った北ドイツは、朝夕の気温もぐっと下がって秋深くなってきました。
ラジオからも”今週はきのこ狩りウィークですよー”という呼びかけも。
かといって、初めてのきのこ狩りって何をどう探していいのか分からないし、やはり怖い、というのが
あるのではないでしょうか?私も初めは、殆ど家に持って帰らず、眺めるだけでした。
でも、気になるんですよね。かわいい頭がぴょこぴょこ出てきているのを見かけると…
そこで、きのこの事を教えてくれる人がいればいいなぁ、と探すことに。
Pilzsachverständiger 又は Pilzberater+自分の住んでいる街の名前で検索。
近くに住んでいるきのこ名人が見つかったら、連絡を取り合い、集めたきのこを持って行けば
鑑定してもらえるそうです。値段は一定ではないかも知れませんが、私が調べた限りでは
15ユーロ程度でした。
その他、どこの森に行っていいのか分からない、一人で森に入るのは怖いなど、まずは誰かと
一緒にきのこの探し方を勉強したい場合は、
Pilzkurse, Pilzseminar +自分の住んでいる街、お気に入りの森の名前で検索してみて下さい。
ちょっと時期的に少なくなっていますが、まだ幾つかのコースは残っていると思います。
どちらも、実際にきのこを見ながら説明を受けられるので、見分け方の重要なポイントが分かり易い。
私は自分できのこ辞典二冊を見比べながら鑑定するのですが、根気が要る割に、最後にはやっぱり
分からなくて食べるのはやめとこう、となるのがオチです。。
Krause Glucke(sparassis crispa) ハナビラタケ。
お気に入り3本の指に入るかも。針葉樹の森に生えていて、口に入れた瞬間、ふわっと針葉樹の
香りが口いっぱいに広がる。歯触りもコリコリしていて好み。
Ziegenlippe (Boletus subtomentosus) アワタケ。
Gemeine Birkenpilz (Leccinum scabrum) イグチ属。
Steinpilz (Boletus edulis) ヤマドリタケ、ポルチーニ。
Fliegenpilz (Amanita muscaria) ベニテングタケ。
毒キノコで有名だけど、これが生えている所に上記の3つ、イグチ属のキノコが並んでいること多し。
それに今や毒だと言われているけど、昔はシャーマン儀式に欠かせない重要なきのこだったそうで
ほら、誰かが齧った跡があるでしょ? 野性動物はお薬にしているのかも。
きのこ探しの途中、野性の白鳥の住処を見つける。
Maronen-Röhrling (Boletus badius) |
というわけで、今週はきのこ探しに出かけてみませんか?
ただ、取り過ぎにはご注意を!
動けなくて行ってませんが、大伯母がきのことりの名人でした。
ReplyDeleteあれって条件によってかわるきのこマップをグーグル以上の精度で脳内印刷し、
さらに脳内きのこ図鑑も必要な大変な作業なんですよね。
何回か連れていかれましたが、どうみてもおんなじなのに、片や食えて片や毒キノコ。そんな大伯母を育てたフィールドが原発事故の影響受けちゃって。
ベニテングタケってかじってバーサーカーになるやつでしたっけ?
確かに大変な作業ですが、釣りも一緒ですよね。
Delete脳内マップに釣りの場合、魚の性格まで記入されていたりして。
楽しい作業でもありますよね。
この辺は運良くチェルノブイリの雲から逃れることが出来たので
きのこ狩りなど出来るのですが、ドイツにもまだポツポツと危ない所が
あるそうです。もう何年経った?って感じですが、、、
あ、そうです。バーサーカーです!
ドラッグ食べて暴れまくるってすごい発想ですよね。。
待ってました、きのこ狩りレポート!
ReplyDelete私もそろそろ森へ出動と思いつつ、連日の内装工事で思うように
時間が取れず、今年は行けないかなー。
なんですが、うちのお二階さんがきのこハンターなので、ここのところ
毎週末早朝に偵察に出かけてます。
収穫が多ければ分けてくれるんですが、いまのところこっちではまだ
旬じゃないのかな??
ハナビラダケが食べてみたい。。。
こちらも今土砂降りの雨です。
今週末あたりが狙い時だけど行けそうにないので、お二階さんのおこぼれを
期待しているところです。
どうも!やっとこ木の子レポートです。
Deleteひえ。そんなに工事大変なんですか!
確かに一度出ちゃうと、なかなか戻れないし
体力も使ってしまうから、暴走する親方(これ、気に入りました!)
についていけなくなりますね。
いいですねーそんな近くにきのこ博士がいるなんて!
私は上の方法で探したら、結局何十kmも離れた所に一人見つけただけ。
わざわざそこまで出かけるのもなぁと。時間が合えばきのこコースを
受けてみようと思ってます。
きのこは逃げないですから(!)時期以外でも”良い森”を探しておくと
いいかも。
去年、黒い森で撮ったきのこの写真をakaさんに、鑑定していただきまして、
ReplyDeleteその節はお世話になりました(笑)
きのこBeraterを探すというのは、とても有益な情報!
きのこコースなんてのもあるんですね。
きのこ狩りに行く、叔父とその友人(元Forstaemter)が身近にいますが、
もういいお年なので、お元気なうちに何が何でも一緒に森に行きたい。
黒い森のきのこ情報が手に入った折には、こっそりお伝えします^^
わぁ!是非その折はお願い致します!!(笑)
Delete私の回りでは年配の方でキノコを探す人がいないので
とても羨ましいです。
知識も重要ですが、やっぱり経験と長年鍛えた勘が
物を言うんですよね。
キノコ探しではなくても、そちらの森は歩くだけで楽しそう。
いつか訪れたいものです。
あ、それと、きのこはきちんと昨年と同じ所に生えてきてくれます。
Deleteほんと、デジャヴゥみたいに。
なので取りすぎないことが大切ですね。
でも、森林伐採ですっかりなくなってしまうことも多いのが悲しいです。。