Monday, 25 March 2013

ヴィザの更新とか





正確には、滞在許可と労働許可の延長をしたところ。

もちろん近くの村に外国人局などあるはずもなく、県庁所在地みたいな町まで出向かねば

なりません。どこの町でもそうでしたが、なぜ外国人局って雰囲気がよくないのか。悪いことをした

わけでもないのに、なんとなくびくびくしてしまう。

で、今回も憂鬱な面持ちで出かけることに。

私は個人で細々と仕事をしている部類で、ドイツ語では自由業という枠組みに当てはまる。

田舎では、そんなことをしている外国人は稀だろうとは思っていたけど、前回初めてこちらで

申請した時はひどかった。まず最初の反応は、

????(審査官の顔)

で、退散。そんなこと聞いたことも見たこともない、だそうで。

会社に雇われているか、年収何千万の自営業者にしか出せないと言われる。

それから何度通っただろう。交通費もバカにならないし、その期間中精神的にも参ってしまって

ああ、ここの人達は私なんか受け入れてくれないんだー泣き崩れるーということはなかったけれど、

こんなOO田舎引っ越してやるーとかなりふて腐れていました。

田舎生活にこんな落とし穴があったとは。

最終的にドイツ人にも付き添ってもらい、今まで一人で出来ていたことがなぜ通らないのかと

本当に情けなくって。

それで今回も揉めるだろうと思っていたら、

これとこれが必要ね、はいこれもねーと、書類らしき書類をすべて持参作戦で行った私の紙切れを

選り分けてあっさりと終了。

勉強してらっしゃる。

前回は向こう側も初めての事で、戸惑っていただけだったんだ。

”私はアラブの魔法が使えます。一晩泊めてください。”

と言われても、まぁ最初は断るわな。


ヴィザ関係で困っている方、まったく同じ状況で同じ担当者ということでなければ、審査の流れは

人それぞれ。あまり情報に流されず、何度でも通って担当者とよく相談する事をお勧めします。

また、審査が長引き、ヴィザが手元に届くまでに国外へ行くなど、パスポート提示が必要な場合は

Vorläufige Bescheinigung という仮ヴィザを申請することも出来ます。

海外生活で一番面倒くさいことですが、お互いがんばりましょう。




仕事場からの眺め。と、



森からの仕事場の光。

誰かに見られている気もしないではない。。







4 comments:

  1. 無事、延長許可がおりて、よかったですね!
    日本にいる外国人が「入管」でいい思いをしたことがない、とよく言っていましたが、今は、私もそれがよくわかります。

    森からの仕事場の光の写真、映画のシーンみたいです。
    Fargoとか。。。(怖い映画でスミマセン)

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    1. 映画のように木を切り刻む機械があったりするので
      怖いです。。迷い込んでうちに辿り着いた人は警戒するだろうなぁ。
      ドイツー日本間でヴィザが必要というのも考えればおかしいものですよね。
      ワタシなにも悪いことしないよ、と言いたい。
      もっと自由に行き来出来れば、両国ともに利点があるように
      私は思うのですが、、。

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  2. 外国に住んでいると必ずこの問題に何度か遭遇しますね
    相手も次回にきちんと勉強しているあたり、さすがドイツ
    担当者とはいえ人のつながりが感じられるのはやはり田舎の良さでは?
    こっちの移民局では担当者を焦らせる、不備がある書類を提出すると、
    書類が後回しにされるらしいという都市伝説があります
    書類を完璧にして焦らず待つのが一番いいってことでしょうか?

    眺めのいい仕事場、うらやましい!

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    1. こんにちは!そちらもまだ寒いのでしょうか。こっちは今日も雪です、、。
      こちらの担当はアルファベットで振り分けられるので
      引越し、もしくは名字を変えるまで一生付き合わなくてはなりません。
      なので、第一印象も付き合っていく中でも良い印象を持ってもらわないと
      いけないので、短気はタブーですね。。
      書類は自分では重要でないと思う物まで取っておく癖がつきました。
      フォルダーの数が増える増える(笑)。
      仕事場の窓、夏になると雑草で覆い隠されるんですよ。
      今は想像も出来ないですが。。。

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