Sunday, 19 January 2014

あか犬日記と、早春の森トレッキング





これはもう、異常気象と言っても過言ではないですね。

こんなに暖かい冬は初めてです。

北ドイツで、日中の気温が5ー8°c、最低気温は氷点下にもならず。 既に顔を出している松雪草

(スノードロップ)をあちこちに見かけます。


と言うわけで、冬には難しい森のトレッキングもまだまだ楽しめる。

冬は地面が氷結するし、雪に覆われると湿地帯だらけの森は危険、というのが常識なんですが。



 樹木の殆どが空洞になっているのにまだ立っているオーク。



 双子の巨木。こんなに大きな木が残ってくれていただけでとても嬉しい。思わず二礼二拍手一礼。



雷に打たれた残骸も格好いいね。


そうそう、そしてこんなに暖かくて、戸惑っているのは人間だけではないみたいで、、

Wildgans ハイイロガン

近くの湿地帯公園では、越冬に来ている鶴の数が新記録を出したそうです。

普通なら、ドイツに一時滞在した後、もっと南に飛んでいくはずなんですが、年々暖冬が進んで

ドイツでまるまる冬を越す渡り鳥が増えています。 暖かくて過ごしやすいからって手放しに喜べないですね。



さてさて、私の留守中に、お預かりしたオルガちゃんと共同生活していたアカの様子などを。



 天気の良い日はやっと日の目を見たドッグランで… しかし、フェンスの下を共同で掘って脱出を試みた二匹。でも失敗(失敗した穴が至る所に残っている。)



 近所に住んでいるいつも遊んでくれる子供が、鍵をかけ忘れた日、ついに脱出成功。

近所の家に出かけて、わざわざ裏口に廻り(裏口の戸は開けやすいのをアカは知っている)遊べと騒ぎ立てたらしい。



 それなのに、一気に人気者になったこのコンビ。

アカだけでは”大きくて怖い”と思っていた人達も、オルガと一緒に居ることで安心感を与えたのは
事実。



最後には一緒に就寝するまでに。 アカ姉さん、オルガを枕にしてません?

オルガちゃん、またおいでよ。








2 comments:

  1. アカさんとオルガさんの仲睦まじい写真、いいですねー。
    日本の実家で犬を飼ってた時は、友だちを作ってやることなど考えたこともなかったですが、
    たまに一緒に遊べる友だちがいたら良かったのかなあ、なんて考えました。

    村のコウノトリも、去年の冬はずっと教会の屋根の上にいて、それはそれは村人の心配の種で。。。
    気候が暖かめだとはいっても、たまには氷点下になったりもしますし。
    渡り鳥の越冬の状況も変化しているんですね。調べてみたくなりました。

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    1. オルガさんのおかげで、只今、二頭飼いを検討中でして、、
      そもそもの初まりは私が日本から柴犬を連れてくる、
      という話だったのが延期。
      毎日近場のTierheimのサイトを隈なく覗いています。
      犬だけじゃなくて、いろんな動物がいるんですよー

      そちらはコウノトリが来るんでしたね!
      こちらの鶴は、殆どの人に喜ばれているものの、徐々に騒音の苦情も
      出てきています。滞在が長引いているからなんでしょうね。
      昨日は白鳥の群れを見ました。犬もびっくりしてましたよ。

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