北ドイツから、デンマークを越えて2時間足らずで辿り着くスウェーデン。
この水だらけな風景、身体がブルブル震えてくるくらい誘われます。
しかし、釣り道具も持たずにやって来た駄目アングラー。 時間も余裕もなかったの。許して。。
でも、タダでは帰りたくはなかったので、噂の歴史ある釣り具屋へ!
ガムラスタンという観光には欠かせない旧市街にあります。
お土産屋さんの並ぶ細い路地を通り抜け、王宮の脇に差しかかると、
おおーーー巨大なノーザンパイクが!
ショーウィンドーに釣り少年 |
店内に入る前からドキドキわくわく。
ドイツの釣り情報サイトで見つけたこのお店。1892年創業、1900年から本格的に釣り道具を扱うようになったという本当に歴史ある佇まい。ショーウインドウに飾られている漁に使われた網やコロバシなんかがその長い年月を物語っています。
そして徐々にスポーツフィッシング用の商品を増やし、今ではルアーの品揃えの良さに定評がある。
と、事前調査しておいたので、そりゃーワクワクする。
hej!(ヘイ)とか、 hejhej!(ヘイヘイ)と、
なんとも馴れ馴れしい響きのする挨拶で入って行こう。
店内で飛び上がって喜びたくなるくらいの美しいルアーたちが所狭しと吊り下がっております。
普通の大型釣り具店のほうが、品数多いって?
いやいや、このルアーたち、その辺の大量生産のルアーとは違います。
ドイツでは見たことのない小さなメーカーのものや、もちろんここはスウェーデン、手作りルアーが並んでいます!
私、何十分この店に居たんでしょうね。
一つずつ手に取って、撫で撫でして、、、手作りなんで、少ーしずつ違うから、決められない。
そんな時は、店員のお兄さんたちに聞いてみてください。
皆さんとても親切で、始めにどういうものが欲しいかをだいたい伝えると、いろいろと助言してくれます。
そして、もちろんスウェーデンなんでね、ルアーがデカい!
何を釣るの?とまず聞かれたので、
ドイツのショボい川でパーチとパイクを釣ってます。と答えたら、
ああ、パイクならこの辺がお勧めだよ!
と、連れていかれたコーナーには、30cmくらいのルアーが並んでいて、、、
ドイツのパイクはせいぜい1m以下、正しく言えば70cmくらいが普通で、スウェーデンの1m以上が普通な感覚とはちょっと違うのよ。
お兄さん、ちょっと困惑して、一番小さな手作りルアーを出してきてくれました。
でも、私の持っているルアーの中で一番大きいのですがね。。
そして、遂に選びに選んだ自分へのご褒美ルアー(ハンドメイド品はご褒美くらいの値段もする)、
後々実践リポートしたいと思います。乞うご期待!
最後は、やっぱり水辺の風景が素敵なストックホルムの街並みと、お店の情報を。
たぶん、釣りのカードが必要と書かれているのだと思う。低地ドイツ語と少し似ているスウェーデン語。 |
お店の情報:
Lundgrens Fiskeredskap AB
Storkyrkobrinken 12
SE-11128 Stockholm
Tel.: +46 (0)8 102122
Fax: +46 (0)8 201022
E-Mail: sport@lundgrensfiske.com
http://www.lundgrensfiske.com
ストックホルムの老舗釣具店ですか。レアな記事、面白く拝見しました!
ReplyDeleteこのウィンドウ、雰囲気ありますね~。
ルアーの手作りが趣味だという人の作品を見せてもらったことがありますが、
ホントに美しい。釣りをしない私でも欲しくなるほどでした。
ではでは、お買い上げルアーのレポート、楽しみにしてますね^^
北は涼しいと思っていましたが、意外と太陽光線がキツく、暑い!
Deleteなので、ウインドウの写真も光線が強くてうまく撮れませんでした。。
もっと雰囲気良かったのですが、、、
日本は手作りルアー大国?なので、本当にプロ級の方々がごろごろ。
(やはりコケシの国だからかな^^)
そんなハイテクな(ステレオタイプの日本の印象)ルアーも好きですが、
わざとプリミティブに作られたゴツゴツしたものも大好きです。
うわ、これは楽しそうです!
ReplyDeleteスウェーデンは人も大きいけど魚も大きいんですか。
大きいルアーだと大きいのが釣れる可能性が増えたりして・・・
釣りの成果が楽しみです。川の「主」を釣ってしまうかも。
釣具店をみればその国の魚との関わりがわかって面白いですね。
私の住んでるエリアでは魚専門ってところはあんまりありません。
どちらかというと魚、狩り、アウトドアが一緒になっていることが殆ど。
フライ専門のところがあったかな?かなりの高級嗜好のお店で
なんでもかんでも$$$
水の占める規模が大きいですからねー。大きな湖には大きな魚!
Deleteそれに飛距離がないと、あの規模での河や湖では難しいというのも
あると思います。(だって、うちなんて向こう岸に届かないようにブレーキを
かけないと直ぐに飛んで行ってしまいますから。。。)
そうですね、見本市とかになると、釣りと狩りが一緒になっていることが多いですね。
なので、おっさん率が高く、あまり訪れる気がしないのですが、日本なんかだと家族連れ、カップルで、なんて感覚ですよね。
フライはこちらでも高級感をどんどんアピールしているイメージがあります。
フライ用の雑誌なんかには、釣りに関係のない高級品広告が載っていたり、
釣り用ホテルも$$$もんばかり(笑)