Friday, 9 September 2016

喜ぶ犬、喜ばない犬 








今週始め、しばらく出掛けていた私。

家に着いて、「ただいま~」


ワンワンワン、キャンキャンキャン、

耳ペタで飛びかかってきて、シッポは千切れんばかりにブルンブルン、
私の回りをぐるぐる廻って、体いっぱいで喜びを表現する犬。


それが猟犬アカでした。



おっかえり~


まぁ、この野犬さんも喜びはするんですが、

ちょっと買い物から帰ってきたくらいの喜びと変わりがない。


ハローと足元に纏わりついてきて、よしよし、もっと撫でてあげよう!と思っているうちに、
スッと歩いて行ってしまって、定位置に戻ったり、その前に寝ていた場合は、寝に戻る。





飼い主は、「え、それだけ?」と、ちょっと悲しくなる。


以前からそうだったので、今はもう気にしないけれど、最初のうちは、怒ってるのかなぁとか考えたものだ。

でも、観察しているうちに、奇妙なことに気がついた。






帰ってきた日は、そっけなくというか、普段通り。
私の方が寂しかったのもあって、散歩に連れ出したりしても、いつもと変わらないのに、

一晩眠って、次の日目覚めると、
くりっくりの目で私の顔をじーーーっと見て、

小躍りを始めたり、へそ天になって、ぐるんぐるんと嬉しクシャミをしながら舞い上がっている。



遅っ!






気付くのが遅いのか、群れから一度離れて戻ってきた仲間は、一定期間の距離を置くのか。


いずれにせよ、居なくなっていることには気付いているはずなんです。

相方が出掛けている時は、暫く落ち着きがなくなったり、
屋外の決まった位置でお座りをして、何時間も待っているようなことをします。

その度に、やっぱり秋田犬が入っているのかしら、、なんて空想に耽るんですが、
いざ帰ってくると、せいぜい数秒ほどの喜びで、、、。



クカ~


でも、常に言えることは、どちらかが出掛けていて帰って来ると、

よく寝ることでしょうか。


それなりに、お留守番をしていてくれた、と言うことかな。

ありがとうさん。









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8 comments:

  1. マイちゃんの控えめなお出迎え、ちょっと遅れての反応、かわいいなぁ。

    ココには興奮させないようにしたので、あっさりです。おっさんには小躍りするように出迎えています。

    あとで、ちょっぴり後悔したので、ジェイクには好きにさせようと思いましたが、あまりにも激しいので(車に傷はつけられました・・・)、軽い挨拶で終わるようにしています。

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    1. 前はもっとひどかったんですよ。
      ちらっと見るだけで、終わり(^^;)

      興奮させないほうが本当は良いのですよね。
      アカも興奮しすぎて、シッポが傷つくくらい振り回すので、止めさせたかったくらいです。

      はは、ジェイク君、車にも飛びついていくタイプですか!
      どの程度に抑えればいいのか、決めておいた方が良いのかなぁ。まったく犬を興奮させない方法というのも読んだことがあって、なるほどなぁと思ったんですが、散歩中でも嬉しくなって小躍りする姿とか可愛くって、止められません、、。

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  2. オモもあっさりタイプです。時々熟睡していて、私たちが帰ったのにはすぐに気づかないことも。(番犬にはなりそうにない?)

    あんまり恋しく思われていないのかな、とも思ったけれど、犬によって違うものなのですね。ちょっと安心しました。

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    1. そこまで安心しきって熟睡しながらお留守番出来るなんて、ある意味凄いのでは、と思ってしまいます(^^)
      確かに頻繁に出たり入ったりしている日は、首だけでこっちを見たり、目を開けるだけで終わることもありますね、、。

      そうそう、日頃の感情の表し方も大げさなタイプとそうじゃないタイプがあるみたいですし、それぞれということかな。
      ただ、、、人間には反応薄くっても、野生動物にそこまで大げさに反応するか?というのは、また別の問題なのかな(^^;)。

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  3. マイ嬢、お腹の調子は戻りました?

    うちも淡白です。特に家族相手は、お義理感がにじみ出ています。昔はゲストにだけはしつこく挨拶したがりましたが、5歳ともなるとこみ上げる激情の渦(?)が薄くなったような(野生動物相手は別ですが)。

    でも家族が揃うと途端に熟睡しますので、それを見てこちらも和んでます。

    喜びの表現としての、へそ天グルグル嬉しクシャミ、うちも同じです(^^)

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    1. お陰様で、お医者さんにかかることもなく、自力で治りました。体だけはもの凄く丈夫だとつくづく思います、、。

      やはりテリア種はそんな感じなんでしょうか(笑)。
      アカとその前の犬と、ヨーロッパのコテコテの猟犬でしたので、その差が激しいですね。とことん自分アピールに余念がないですから。

      はは、野生動物相手には、歳を重ねてもパッションは衰えないというのは、うちも同じです(最大の悩みでもある)。
      家族を纏めようとするのもよく似た性質ですし、やっぱりテリアかなぁ。1対1の犬かなとも思っていたんですけど、最近ちょっと違うな、と思い始めました。おもしろいですね、色々見えてくると!

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  4. 我が家も(最近は)一緒のベッドで寝たりしますね。
    猫とも慣れて一緒に寝ています(笑)。

    和犬はクールな一面もありますが、忠義心に厚い感じがします♪

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    1. ええ!生粋の日本猟犬がベットで!!
      でも考えてみればそうですよね、昔は何日も一緒に狩りに出て、寒い時は暖を取っていたのですから、自然な行為だとつくづく思います。
      一時期のものだったのか、古いハンター家では、家族と言うより仕事の仲間?家畜?扱いで、馬小屋で寝ている犬も見ましたよ。

      その和犬のクールさが好きという人もこちらにはちらほら居るんですよ(^^)
      キャラクターが濃いというか、自立しているというか、私もそんな犬に惹かれますね。ま、飼うのはちょっと難しいけど、、。

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