Wednesday, 25 January 2017

うわさの村のディスコへ! 











小さな村も華やかな12月が終わると、なんだか暗くて寒いだけの季節が到来。

春まで、、、、、、、、、長そう。


さて、時は遡り、大晦日、ニューイヤーカウントダウンに誘われ、行ってきたのは、
25年以上も前からある噂のディスコ。クラブではなく、ディスコ。

犬を飼っているのに、大晦日(花火大会)に家を空けるなんてダメな飼い主ですが、うちのお嬢さんは爆発音には一切反応しない犬でして。それでも一応、家中の電気を付けっぱなしにしてラジオをかけて出掛けました。


11時くらいに着くと、人がどんどん入ってきて、噂通り、17歳~70歳が入り混じる
不思議な光景。

曲が変わる度に、その年齢層の変化がダンスフロアに現れるという。

例えば懐かしのロックみたいなのがかかると、白髪軍団がドドーっとフロアになだれ込み、それはそれは踊り狂う。全く若者には負けてない。それどころか、上を行く感じで、遊び慣れた格好良さ。


それに、ニナ・ハーゲンがかかるなんていうのも意外で、選曲もかなりおもしろかった。





DJブースより。

でも、ディスコの佇まいは、この辺りに多い、下の写真のような木組みに赤煉瓦の古民家風。
なので、フロアの所々に木の柱が立っていて、天井の木組みの作りに照明やらがぶら下がっている。

友達の家の物置小屋でパーティーみたいな雰囲気。


それに、こんなに長く続いているディスコというのも珍しい。

東西ドイツの壁崩壊前に、西ベルリン人の保養地となっていたこの地方で、誰かが始めたのがきっかけだと聞いている。

その後、ポツポツとここに移住してくる人たちによって支えられてきたらしい。


何というか、全くつまらない新しいのではなく、古くさいのでもなく、独自っぽさが感じられるディスコでした!




ふと気づいたんですが、入り口に大きく、
「ラシズム反対、ラシストお断り!」の張り紙があった。

昔はそういうことを言う必要があったのか、
それとも、今そういうことを言う必要に迫られるようになったのか、

どうでしょうねー。







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6 comments:

  1. これは、いい!!70歳になっても、ノリノリになれる場所があるって素敵!みんなが楽しんでいる雰囲気伝わってきていいですねぇ~。

    70歳で、10代の時付き合っていた人とここで会うかもっていう期待もあったりして、ワクワクします。

    中国で行ったディスコをちょっと思い出しました。家族旅行でどうしてディスコが選ばれたのか不明ですが、家族3代そろって踊ってました。

    向かいのレストラン、オーナーが変わったのか土曜日にDJナイトを始めたんですが、不評だったのかすぐになくなって助かりました。(苦笑)

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    1. 本当に楽しんでいて、入っていけないくらい盛り上がっていました(笑)
      70歳前後と言えば、60ー70年代に本格的なヒッピーとかパンクやっていた人達ですよね。いやぁ、ノリが違うわ~。

      中国のディスコも楽しそう!どんな音楽が流れているんだろう。MTVヒットパレードとかじゃないといいなぁ。
      家族三代なんて素敵ですね!うちの亡き祖母も、家族の中で一番不良少女(?)だったので、私たちより先を行く感じでした(^^;)

      確かにどんな音楽でも家の近くはイヤかも。。その点、田舎は田んぼの真ん中にどデカいクラブを作るのが主流みたいです。レーザー光線に、虫が集るように夜な夜な若者が集まっています(笑)。

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  2. ティモール島クパンでも、こういうディスコあります。
    街角にあんちゃんがスピーカー持ち寄ってディスプレイした、簡易ディスコがずらりと。
    そして狂ったように花火を打ち上げながら踊るスタイルですねえ。
    私はめんどくさいので生きませんがw

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    1. あはは、なんとなく想像出来ます!
      でも、リゾート客がたくさん来そうなところは、地元ディスコとは別なんでしょうかね。
      うーん、、花火を打ち上げながら踊るスタイル、なんと過激な。私は花火が苦手なので近づけませんね、、。

      でも、入ってしまえば、楽しかったりするかも!

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  3. あ、ここ前に帰り道で通ったかもしれない。
    その「差別反対」とか「原発反対」のプラカードがやけに張ってあった
    建物が多い通りがあって、そこかなぁ。

    ともあれ、村のディスコ。
    こちらでも、「ここ、よく昔行ってたディスコだよ」といわれても、「こんなとこに!!」と目を疑うことがあります。
    あまりにもディスコのイメージとかけ離れてて。
    クラブじゃなくて、あくまでもディスコらしいですけど。

    こっちの人はいいですよね、年とってもなんだかんだで踊る機会があって。
    私の母を連れていってあげたい!

    そいうえばÜ40とかÜ50のイベントってないですよね。
    (Ü30とかも行ったことないけど)
    私もいつか村のディスコで発散したりする日が。。。来るのかなぁ。

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    1. あ、そうかもしれませんねー。
      でもこの辺、そういうプラカードがやたらと多いんですよ。民家でも、原発反対の大きな黄色い”X”を立てていたり。多分通られた道も、昔原発ゴミのトラックが通る道路だったと思います。

      村のディスコ発掘、楽しいかもしれないです!
      最近は大型のクラブが進出して、若者はそっちに流れているみたいですが、個性がないというか、、、。
      それに、あのÜ30とかっていうの、なんか全然おもしろくなさそうですよね。同じ年代の人を集めて、その人たちに合わせた音楽を流すなんて、ぜったい嫌!(笑)

      その点、ごちゃ混ぜだと、人のことは気にせず楽しめる気がします。
      そうそう、年をとったからこそ、楽しみ方を多く知ってる人になりたいですよね!私は70まで踊るぞー。

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