前回の続きです。
Malinois |
出来れば近場で探そうと思っていたのに、どんどん範囲が広がっていくんですよね。
2頭目ということで、選択肢は絞られているとはいえ、毎日毎日次々に新しい犬の紹介が出てきて、
世の中、こんなにたくさんの犬がいるのか?と驚くくらいです。
そんな、何百頭もの犬の中から、これはうちの犬ともやっていけるんじゃないかと思える犬に逢いに行ってきました。
旧東ドイツシェパード。7ヶ月。メス。 真っ黒。
うちの相方、物心ついた時から猟犬と一緒に大きくなり、中高生の時には子犬を一から猟犬に
育て上げた経歴があり、そして今もアカが手元に。そんなことで、出来れば違った犬も飼ってみたい
という願望があります。そして憧れの犬は、マリノア(ベルジアンシェパード↑写真)。
わたくしはというと、会う前はやや消極的でした。
知り合いでシェパードを飼っている人は何人か知っていますが、既にきちんと躾けられて、飼い主様
の足元をノーリードで歩いているところしか知りません。
大型と中型の間のアカでさえ、躾の段階で、体力的な限界を感じたので、果たして私が対応できる
犬なのか?と。それに、躾を怠ると、危険だということも引っ掛かっていました。
でも、会ってみると(この犬が自分の犬となることを前提とした上で)、そんな心配を吹っ飛ばし、
惚れました。惚れますね、この犬。
何とも言えない洗練された従順な姿勢。まっすぐと伸びた視線。この犬を訓練出来れば、
無限大に広がる可能性を瞬間に感じられる犬。
あ、ちなみに、またうんちくみたいになりますが、旧東シェパードを選んだ理由は、健康体にあります。
よくドッグショーなんかで見かけるドイツシェパードは腰の部分が下がっているタイプ(それが良と
されている)、そのせいで関節の病気に罹りやすい傾向にあります。
なぜそんなもの(見かけ)が良とされているのか意味不明ですね。
しかも、ドイツの警察犬も今や殆どがマリノアらしいですし。
その理由として、あまりにも見かけ重視、ドッグショー重視で繁殖され続け、折角持ち合わせていた
特徴的な性格の部分が欠けてきた、うんぬん、、と言われています。
というわけで、じゃぁ次はアカとご対面という運びになりました。
初めはなかなかいいんじゃないの?という出だしでありました。
まだまだ7ヶ月ということもあって、アカが教育的指導を出したり、興味の持ち合いも好感的。
でも、ちょっと気になっていたのが、
二匹から醸し出されるハイパーエネルギーなオーラ。
すごーく良い相棒になるか、すごーく大きな問題になるか。
だいたい、ご対面させてもらった後、一晩寝てから返事をするのが普通のようで、
朝目覚めて、良い印象で目覚めれば良し、少しでも迷いがあれば止めた方がいいと。
今回は残念ながら、諦めることに致しました。
いつか、シェパードを子犬から育てることを夢見て。
今週もまたお見合いがあります。
アカにはやはりのんびりタイプかなと、また選択肢が絞られてきました。
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