Sunday, 28 December 2014

クリスマスの事件簿ー1







北ドイツ地方は雪は降らず、雨の降る暖かいクリスマスでした。
皆さまも一大イベントが終わって、ホッとされていることと思います。



うちは田舎だからか、ツリーの下に必ずクリッペという、イエス生誕の場面を模した置物を飾ります。

今年は私が担当。

そう、キリスト教のキの字も知らない私が演出。



ストーリーは、なんとなくどこかで聞いたことがあるような、、、(当たり前)

でも、実際に人形を手に取っても 、コレ誰?状態。
お雛様で鍛えた技を披露したくても、図解されている訳ではなく、かなりアドリブが必要。

それに、信仰深くないうちのドイツ人たちは、質問しても、
えーっと、誰だったっけ? 箱に書いてなかった?

とりえあえず、三聖者(?)のおじさんと、ラクダを連れたおじさんは、まだ旅の途中ということで、
段違いで、距離を表現。

近所のおばさんも、良く出来てる、と言うだけで、合っているか尋ねても、まぁこんな感じよーと。

どなたか、お詳しい方、ダメ出しを宜しくお願いします。



さて、クリスマスと言えば、家族集合、日本の年末年始の雰囲気です。

大きい家族なら、わいわいがやがや楽しいひと時。それと同時に、人が集まる=問題が起きるのも常。

どこかで読んだのですが、ドイツ人をやっつけたい時は、ドイツ人だけを狭い空間に集めて、放置しておけば、自ら戦い合い始めると。

なるほど、すごーく解る気がする。。


クリスマスも同様。

一日目は久しぶりに会った喜びで、お互い興奮気味にはしゃぎまわり、
二日目になると、昨晩の騒ぎすぎた因果で、二日酔い=機嫌が悪くなる。そして、その夕方あたりには
嫌なところばかり目についてきて、夜に爆発。
三日目は、もう二度と顔も見たくない気分で別れる。

これを、イースターにも繰り替えしてやる。

ここのウチも、そんな感じ。
一番下の妹が喧嘩の種をせっせと蒔いて、それに三男兄弟どもがまんまと引っ掛かっていく。

私としては、学校や普通の友達関係では絶対に習うことのない"新しいボキャブラリー”を習得出来るので、心配そうにしながらも、ちょっと楽しい。
ふぅーん、こういう時にそういうことを言えば、こういう反応が得られるのかーと。
殆ど使えない(使ってはいけない)ですけどね。映画を観るときに役立ちます。




でも、時は過ぎ、そんな兄弟妹も、ここ2、3年のうちに、結婚、出産とばたばた生活環境が変わり、
性格もすっかり別人になってきた。
家庭を持つことで、こんなに変わるんだなぁと、一生変わりそうにない自分を、反省の眼差しで見直して見たりもするのだけれど。。

まぁ、彼らは、実家で過ごせる”ことの、気楽さを学んだ様子。

というわけで、人間同士の諍いは起こらなくなった(少なくなった)アカ家でありますが、
今年のビックファイトは、


そう、このお二方。





長くなりそうなので、

つづく。









2 comments:

  1. はじめまして、こんにちは。
    カナダ、ケベック州で犬と暮らしている者です。
    我が家には猟犬はいないのですが、猟犬が欲しい、猟犬の訓練をしたい、Munsterlander、スタンダードシュナウザー、パドルポインター etcと調べていたらこちらのブログに辿りつきました。
    猟犬訓練の記事にたどり着いたのですが、他の記事もお邪魔させて頂くと・・・なんて興味深いブログなのでしょう!
    私も田舎大好き、できれば将来は田舎で暮らしたい・・・と今は郊外に暮らしているのですが(※モントリオールの人間から見ると、私が住む市は「田舎」らしい…)夏は自宅から4時間、内舗装されていない山道60KMの場所にある超田舎のコテージに休みが取れる度に通っています。
    大自然、ド田舎カナダのイメージですが、大自然を求めるのであれば、「都市」からやはり4時間程は行かねばなりません。
    こちらは(州によっても異なりますが)国営、州営の公園には犬は「野生動物の保護の為」立ち入り禁止な為、犬とオフリードで山歩きなど、なかなか難しいです。
    ハンターvs犬の散歩。これも興味深く読ませていただきました。
    コテージでもハンティングのシーズンはハンターがピリピリしています。ですので、間違って犬達が撃たれないように(!)ハンターがいる場所&季節をチェックしておかねばなりません。

    長々と失礼致しました。
    またちょくちょくお邪魔させていただきます。
    アカ&マイさん録も楽しみにしております。

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    1. 鍋コさま、こちらこそ初めまして。
      コメントありがとうございます!
      実は私、ちょくちょくそちらにお邪魔させていただいていました。
      アジリティーを検索していた時だったと思います。それ以来、3頭の様子を覗きに行っていたのですが、足跡も残さず、すみません、、。

      なるほど、カナダは大自然のイメージが大きすぎて、実際の都市環境は、私も知らなかったです。
      こちらドイツはその逆というか、数十分も走れば、森や自然が隣接しています。でも、言い換えれば、大自然だと思っていても、すぐ民家の立ち並ぶ住宅街もしくは集落に辿り着いてしまいます。平らなので、まんべんなく人口が分布しているというか、、、それはそれで、せっかく田舎に越してきたのに、人工的な自然環境にガッカリすることも多いです。

      あまり為にならない猟犬の訓練で、恥ずかしい、、、。それに問題多発のウチ、、。これからも犬飼い同士、色々とご相談させていただければ嬉しいです。

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