Monday, 22 October 2012

Überwintern 冬に備える保存食



毎朝、庭が忙しくなってきた。


木の節の上にリス。

今年はクルミがどうも少ないと思っていたら、リスが大量発生中。

にわとり小屋の屋根を取り払った時、何万個というクルミの殻が降ってきたのはこの子たちの

仕業だったのね。


リスに見習って、保存食作りを。。


ドイツではお馴染みのどこにでもなっているHolunderbeere(ニワトコの実)でシロップとジャム。

神経痛や風邪予防に効くというのでがんばって6kg採ってきましたが、この実をフォークでがしがし

取る作業が結構面倒。飲む前に関節痛になりそうでした。



マルメロもジャムに。匂いが強烈なので、只今家中この匂い。

そこで気づいた。私あんまり甘いものを食べないんだった。。

朝食はハム派だし。


次は畑に移動。

最後のズッキーニ → 輪切りにして、両面を焼いて冷凍保存。

乾燥させてみたけど、やっぱり湿地帯では無理だった。。しなっとしたまま数日寝そべっていたかと

思うとカビを纏っていました。機嫌の悪いときの私みたいに。

最後の西洋パセリ → クルミと一緒にペースト作り。ここで気づいた、クルミ泥棒の実態。

北海道かぼちゃ → 軽く煮込んで冷凍保存。

ハーブ類はそのまま冷凍。

って、冷凍庫がいっぱいになってしまうが、ここは猟師さんの貯蔵庫。私の背丈以上ある冷凍庫が

設置されています。友達が遊びにきたとき、怖くて近寄らなかったこの冷凍庫。

まるまる動物が冷凍庫にぶら下がっていると思ったみたいです。

”そんなわけないよ、全部切り刻まれているから。”と、慰める気持ちで言った言い方が悪かった

みたいで、余計気持ち悪がっていた。


一気に作業したら結構疲れる。

初めは楽しいし、後々楽しませてくれるものだろうけど、 たぶん私はあまり好きじゃないかも。

どちらかというと、南国で毎日その辺にあるものを探して生活していくタイプだな。

でも、郷に入れば、の教えを習って、貯蓄ー安定の精神を覚えておけばどこかで役立つときが

来る?



まだあるかぼちゃ。。。有り難い。





4 comments:

  1. うわぁ、おつかれさまです~。
    捨てたくないと思って、私も色々保存食を作りますが、
    手間はかかるし、作ったものの消費にも追われるしで、
    何か「振り回されてる」感が・・・。
    貯蓄-安定、私も早くその域に達したいです。

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    1. 私の場合、慣れていないので余計
      振り回されています。。
      今年は本気で乾燥器を買おうかと思いました。
      乾燥するのはなぜか好きなんですよね。
      ドイツ人の好きな(?)瓶詰作業がおっくうで。。
      でも栗なんか採れたら、うきうきしてしまいます!

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  2. やってきましたね、この季節。
    もう、うちなんか窓辺という窓辺全部物干し状態になってます。
    でも楽なのが、棺おけばりにデカイ冷凍庫。
    うちも去年買いましたよ。
    ドイツ人てなんでこんなデカイ冷凍庫を持ってるんだろう、、、
    湿地帯の乾燥は大変そうですね。

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    1. 家で貯蓄するのが伝統なんでしょうかね。
      今や一年中スーパーが開いているというのに。。
      でも田舎では重宝しますね。頻繁に買い物に出なくていいので。
      街に住んでいたときは冷蔵庫すら持っていなかったですから。
      家の中の窓辺に干すのは良いアイデアですね。
      かわいく干せばインテリアにもなりそう?

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