Saturday, 24 August 2013

Hagebutte ローズヒップの季節









ローズヒップ、ドイツ語でハーゲブッテ(Hagebutte)

日本語に置き換えると、いろんな可笑しな意味を想像してしまう響きで、

これがローズヒップのことだと気づくまで随分と時間を要しました。


道沿いや森の脇、庭の片隅、あちらこちらで簡単に見つけられるこの植物。



赤い実を見つけると食べてみたくなるけど、食べられないものも多いし、加熱や乾燥しないと

食べられないものもあったり、赤い実には慎重でして。




この大きな実のタイプも活用できると知ったのは、随分経ってから。

水につけて煮込んでジャムにしたり、

半分に切って、種を取り除き、乾燥させてお茶にしたりします。

この種が曲者で、素手で触れると痒みを引き起こすので、作業中は手袋を着用。

ドイツの子供たちは、この作用を使って、種を友達の首元に突っ込んだり、お父さんのお風呂場用の

スリッパに擦りつけたりして遊んでいたそう。 ←真似しちゃダメですよ。





ウチの前の道沿いにも何百本と自生している。

なんで誰も採らないのー?と思ってましたが、

こんな面倒くさいこと、今時、誰もやりたくないでしょ。 という近所のおばさんは正解。


でも、せっかくこの時期たわわに実っているから活用したい。

真っ赤に熟した実だけを採りましょう。

薔薇なので刺にも注意。

wau wau









4 comments:

  1. ハーゲブッテ・・・面白い(笑)

    この赤い実なんか不思議な形!
    しかも種にそんな特殊作用が隠されているとは。
    akaさんの好奇心・・・好きだなぁ。

    ポチッと♪

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    1. 日本でも、ハーゲぶってみては?
      なんて(笑)

      そちらもそろそろ秋の兆し。
      それでも太陽が燦々と輝いていて羨ましいなぁ。
      この期に及んで、昨日は最後の種蒔きをしましたよ。
      記事になかなか出来ていないのですが、今年の畑は
      なかなかうまくいったように思います。

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  2. 初めてドイツを旅行で訪れた時、このHagebutteのお茶を発見。
    ローマ字読みして「この世にこんな言葉があるとは!」と、
    ウケ狙いで10箱ほど買い込んでお土産に。
    期待通りの反応が得られて、満足でした(笑)

    うちの周りにもたくさんなってますが、利用法は全然知りませんでした。
    あと、採ってかじってみたりもしてました。
    迂闊にしない方がいいんですね。気をつけます。。。

    気分、回復しましたー。コメントありがとうございました^^

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    1. おお、
      ここまでウケられるのは日本人だけでしょうねー
      もっと流行ってもいいのになぁ。

      木の実でお腹を壊すものもあるそうで、
      私も採ってみては口に運ぶタイプでして、この頃は慎重になりました。

      研ぎ澄まされた臭覚の持ち主さまもお帰りの様で、、
      ここはハーブの匂いで太刀打ちするのも悪くないですね。
      ミントとかレモンバームとか効きますよー。

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