Friday, 16 August 2013
湿地帯 (Moor) で子供と遊ぶ
我らがニーダーザクセン州には湿地帯がたくさんあります。
湿地帯に興味がない人も、この地に足を踏み入れるとどこかで沼に足を突っ込むことになります。
調べてみると、他の州で20足らずのところ、ニーダーザクセンには269ヶ所の湿地帯があるとか。
凄くないですか?沼だらけ。。道理でローマ軍さえ攻めて来られなかったのか。
こんな感じの風景。
木も生えず、枯れ木が横たわる沼の風景に、始めは恐ろしくも感じたものです。
前にも書きましたが、冬になるとここに鶴が冬越しにやって来ます。
さぁ、夏は何があるかな?
ベリー類!
ラズベリーに、ブラックベリーに、ブルーベリー。
なぜ湿地帯にベリー類が繁殖し易いのかはよくわかりませんが、泥炭、ピート(ドイツ語でTorf)
100%の土地なので、普段見るものとは違った植物や動物に出会えます。
うちの庭にもあるけど、実の大きさが全然違う。
ブルーベリーは刺がないので、子供と一緒に摘むのはとても簡単。
若い実はなかなか採れ辛く、熟しているものはすぐに採れるところも、子供でも簡単に見分けられて
自分でホイホイ採れてしまう。虫がほとんど付いていないのも良いところかな。
湿地帯を廻る観光用のトロッコ列車みたいなものもあるけど、
これじゃ、木の実は探せない。
がんばって歩こう。
ドロドロ体験も出来るよ。
泥土浴療法という言葉もあるくらいだから、体にもいいのかもしれない。
ドイツの湿地帯:http://de.wikipedia.org/wiki/Kategorie:Moor_in_Deutschland
ニーダーザクセンの湿地帯:
http://de.wikipedia.org/wiki/Kategorie:Moor_in_Niedersachsen
追伸:
夏の湿地帯に半ズボンで挑んだ私達。見事に足が水玉模様になりましたとさ。
日中でも蚊が凄いです。 誰か、虫に注意なんて書いてなかったっけ?
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湿地帯269!
ReplyDeleteすごい数ですよ、それ。
ニーダーザクセン、沼地にちなんだキャッチフレーズ的なものとかないんですか?
この辺では、まったく見たことがありません。
沼にはまって、抜けないーとかいうのもやってみたいけど、鶴。
これは1度でいいから見てみたいなー。
ちなみに前の記事の原生林のことだけど、
ここからそう遠くないとこにチューリンゲンの森というのがあって
まー、マイナーなんですが、一部原生林で自然遺産にも登録されて
いますよ。
夏の来客ピークも、うちも今月いっぱいかなー
もう、冬の足音がうっすら聞こえてますもんね。
良い週末を!!!
泥ってニーダーザクセン!とかどうでしょう(笑)
Delete昔は、はまって抜けなくなった人が多かったみたいで、
この特有の泥によって、いい感じでミイラ化されるみたいです。
Moorleiche 湿地帯ミイラはここではみんなの人気者!
東の方は足を踏み入れたことがなく、本当に憧れなんです!
チューリンゲンの森に比べたら、この辺の森は小指くらいですよ。
いいなぁ、こんな森がお近くなんて。。
今日も寒いなー、もう一踏ん張り夏がやって来ないかな。
ご無沙汰しちゃいました~!
ReplyDelete夏休みエンジョイしすぎて訪問もできずゴメンナサイ。
湿地帯がそんなに・・・。
ローマ軍も攻めてこれなかったなんてスゴイ所ですね。
でも確かに蚊が多そうな環境。
半ズボンは・・・勇気あるな~(笑)
ポチッと♪
楽しい夏休みもあっという間ですね。。
Deleteそれに、日本はとても暑そう。
この涼しさ&寒さ分けてあげたい!
こちらの夏野菜はそろそろ終わりかなぁ。
へえ~、ドイツも湿地帯ってあるんですね。
ReplyDelete黒い森のイメージが強くて。
私の住んでいる島はあんまりありません。
平地と降水量が少ないので。
でも、海岸べりにはマングローブと泥地がひろがっておるところもあります。
ただし、安易に泥遊びなんぞしていると大変なことも。
足は抜けないし、ごくたまにイリエワニが居ついていることも。
私は見たことないんですが。
この辺オランダも含め、本当に湿地帯だらけですよ。
Deleteというか起伏のない土地なので、川はゆっくり、
海は遠浅、あんまり釣りには向いているとは言えません。。
イリエワニ。。。
抜けないどころか、無くなるじゃないですか!